新・闘わないプログラマ No.429
詭弁の……
真っ当な意見と見せかけ、実は詭弁で論点をはぐらかす輩が多々おります。皆様も以下の「詭弁の特徴15条」を覚え、そういう輩を排除しましょう。
例:「Winnyははたして違法ソフトか」という議論をしている場合、あなたが「Winnyは違法ソフトとしての条件を満たしている」と言ったのに対して否定論者が……
- 事実に対して仮定を持ち出す
「Winnyは違法ファイルも交換できるが、合法ファイルしか交換していない人がいたらどうだろうか」
- ごくまれな反例をとりあげる
「だが、時として自作ポエムの公開に使っている人もいる」
- 自分に有利な将来像を予想する
「何年か後、Winnyが国民すべてが使うべきソフトにならないという保証は誰にもできない」
- 主観で決め付ける
「Winny自身が違法であることを望むわけがない」
- 資料を示さず自論が支持されていると思わせる
「世界では、Winnyは違法ではないという見方が一般的だ」
- 一見関係ありそうで関係ない話を始める
「ところで、電話も違法行為に使われてるのは知っているか?」
- 陰謀であると力説する
「それは、Winnyで機密情報が漏れてしまうと困る政府が画策した陰謀だ」
- 知能障害を起こす
「何、Winnyごときにマジになってやんの、バーカバーカ」
- 自分の見解を述べずに人格批判をする
「Winnyが違法なんて言う奴は、社会に出てない証拠。2ちゃんねるをみてみろよ」
- ありえない解決策を図る
「結局、Winnyが自作ポエムの交換以外に使われなくなれば良いって事だよね」
- レッテル貼りをする
「Winnyが違法だなんて過去の概念にしがみつくのはイタイね」
- 決着した話を経緯を無視して蒸し返す
「ところで、Winnyがどうやったら違法ソフトの条件をみたすんだ?」
- 勝利宣言をする
「Winnyが違法ソフトだという論はすでに何年も前に論破されてる事なのだが」
- 細かい部分のミスを指摘し相手を無知と認識させる
「Winnyって言ってもバージョン1もバージョン2もある。もっと勉強しろよ」
- 新しい概念が全て正しいのだとミスリードする
「Winnyが違法ではないと認めない限りインターネットに進歩はない」
なんか、かなり、いまいち。ぜんぜん詭弁になってないうえに正論も多かったりしてorz
なお、「Winnyは違法ソフトとしての条件を満たしている」と主張しているわけではないので、念のため ←そのほうが書きやすかっただけです。
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