新・闘わないプログラマ No.402

UPS買ってきた


以前から家で使ってみようと思っていたUPS(uninterruptible power supply, 無停電電源装置)を、ようやく買いました。最近はだいぶ安くなっているようで、買ったのは1万円くらいの安物ですが。
UPSと言えば仕事ではだいぶ前からお馴染みの機器でして、あまり活躍することがない(というか活躍した記憶が皆無)わりに、以前は結構UPS自体の故障があってそっちのせいでトラブったり、実はあまりいい印象はありません。まあ、最近はそれほど不安定でもないようですが。
と言いつつも、仕事で使うのとは1桁くらい値段の違う安物UPSがどれほど安定して使えるのか、そのあたりの興味(恐いもの見たさ)もあって買ったわけです。

先日、新宿をうろうろしていたとき、ふと「ヨドバシカメラのポイントが結構貯まっていたよなあ」と思い出しました。最近はヨドバシの通販で商品を買うことが多いのですが、通販の場合、ポイントは貯められても使うことができない、という制約があります。要するにポイントを使う場合には店に来て買ってくださいね、というわけです。
わざわざ込んでる電車に乗って、込んでる街を歩いて、込んでる店で品物を探して買ってくる、というのが億劫になってしまっているので、送料な無料になる1万円を越えるような買い物は大抵通販にしているわけです。通販ならクレジットカードを使える(というか、店でも使えるけどポイントが減る)から、そっちのポイントも貯まりますしね。 そんなわけでポイントがかなり貯まっているわけでして、ここは一つ何か買って帰ろうか、というわけで、まずは書籍売り場で何冊か本を買い込みました。以前考察(というほどの代物でもありませんが)したように、「ポイントはポイント還元率の低い商品を買うとき使え」という鉄則に従って、まずは書籍(3%還元)にしたわけです。
本を買い込んだ後、店をうろうろしているとUPSのコーナーを発見。「そういえばUPSも以前から使ってみようと思いつつ、買ってないよなあ」と思い出し、ためしにポイントで買ってみようかなあ、と思ったわけです。ただ、どれがいいやら……UPSと言ったらAPCが真っ先に思い浮かぶわけですが、「あと国内メーカーならオムロンとかが作っていたような」とまあ、売り場を前にこの程度の知識しかありませんでした。
とりあえずUPSにつなぐ予定なのはLinuxのサーバと、ネットワーク関連機器くらいですが、そうなるとLinuxでシャットダウンソフトがちゃんと使える、というのが選択基準になります。店から京ぽん(WillcomのPHS)で情報収集してみたところ、APCの安い製品に付いてくるPowerChute Personal EditionはLinuxには対応していないようでした。しかし、フリーのapcupsdというソフトがあってこれが使えるらしい、ということもわかりました。
まあ値段も安いし、ポイントでまかなえるし、Linuxサーバ用に使えなかったら使えなかったでDVD/HDDレコーダやチューナ等の録画用機器のほうの電源バックアップにでも使えばいいや、ということで、結局、APC ES 500っつーのを買ってきました。

というわけで、買ってきたUPSはいま家で充電中です。メーカのサイトにある商品写真を見ると、テーブルタップに毛が生えた程度の大きさのように見えますが、現物はバカでかくて重いです。なおLinux用のapcupsdのテストなどもこれからです。
しかし、炎天下を、あの重いバッテリを積んでいるUPSを持って帰ってくるのは地獄でした。UPSのほかにも本も買っちゃっていますし。最近は軟弱になったせいか、プリンタ用紙(500枚300円くらいの)でさえヨドバシの通販で買っているくらいですから。もちろん、プリンタ用紙を買うときには他の商品と抱き合わせで1万円以上の買い物にして送料を無料にしています。
というわけで、今回の教訓は「店で衝動買いするときには品物の重量をよく考えましょう」でした。特に夏の暑いときには。

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