新・闘わないプログラマ No.344

辞書に載っているか?


先日、電車の中でノートパソコンを開いて文章を書いていたのですが、そこで「ARP(Address Resolution Protocol)」と書いたのですが、これの綴りが正しいかどうか確かめたいなあ、と思ったのです。
これが家でなら、本を見るなり、「いんたーねっとで検索!」なりすればいいのですが、残念ながら電車の中です。電車の中でもインターネット接続が簡単にできればいいのでしょうけど、今の私にはそういう機材は持ち合わせていません。AirH"などを使えば可能なのですが、残念ながらいまのところ月数千円出してまで使うほどの必要性が無かったりしまして、もうちょっと安くできるといいのになあ、と思ったりもします。
しょうがないなあ、家に帰ってから調べようかなあ、でも忘れそうだなあ、と思いつつ、試しにノートPCに入っている英和辞典で「ARP」を引いてみたところ(研究社「リーダーズ英和辞典 第2版」)

ARP
【インターネット】→Address Resolution Protocol; air-raid precautions 空襲警報.

Address Resolution Protocol
【インターネット】アドレス絞り込みプロトコル《インターネットに接続されているLANで, 個々のワークステーションのLAN内でのアドレスとインターネットでのIPアドレスの変換に関する取決め; 略 ARP》.

おお、ちゃんと載っているではないか。“Address Resolution Protocol”の項の解説はなんだかアレだったりしますが、まあ英和辞典にその辺を期待しても仕方ないよなあ、ということで。

いま使っているノートPCには、EPWING版の辞書がいろいろ入っていて、こうやって文章を書くときには便利に使っています(こういうのをいっぱい入れているからディスクの容量を大量に食ってしまうわけですが…)。
そのなかでも、英和辞典の「EPWING版 リーダーズ + プラス V2」と、国語辞典の「広辞苑 第五版」はよく使っています。英和辞典はともかく、国語辞典はあと2つくらいは入れたいのですが、お金が……ディスクの空き容量も……。
「EPWING版 リーダーズ + プラス V2」は、英和辞典として定評のある研究社の「リーダーズ英和辞典」と「リーダーズ・プラス」が一緒になった製品で、結構いい値段するのですが、ヨドバシのポイントが溜まっていたときに思わず買ってしまいました(←そういう時でも無いとなかなか買えない)。でもこれは買ってよかったと思っています。いままで英和辞典と言えば、高校のとき以来使っていた、やはり研究社の「英和中辞典」のぼろぼろのやつしかありませんでしたから。
あと、辞書というか、平凡社の世界大百科事典のCD-ROM版世界大百科事典ToolkitでEPWING化して入れてあります。これオリジナルの検索ソフトがめちゃくちゃ使いづらかったのですが、EPWING化することにより他の辞書と同じように使えるので非常に便利になりました(ただし、変換には結構手間がかかりましたけど)。

話が逸れてしまいましたが、その「リーダーズ英和辞典」には「ARP」などという単語も載っていてびっくりした、ということが言いたかったわけでして、では他にどんな略語が載っているだろうか、と調べて見ることにしました。略語は、「マスタリングTCP/IP 入門編」(オーム社、竹下隆史・村山公保・荒井透・苅田幸雄著)の「TCP/IP基礎用語集」より採りました。

……疲れた。“ARP”が載ってて“ICMP”が載ってないのはどうよ、とかいろいろとあるわけですが、まあこんなもんでしょうかね。他にも“ATM”とか“DHCP”とか“IMAP”とか“IPsec”とか“IPv6”とか……載せておいたほうがよさそうな気もしますけど、どんなもんでしょうか。

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