新・闘わないプログラマ No.235

答える


最近、メールをいただいてもなかなか返事も書いていない私だったりするのですが(ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい)、それはそれとして、たまに技術的な事柄に関する質問のメールが来ることがあります。
なぜ私のところにそういう質問するんだろうなあ、他にもっと適任者がいるんじゃないのかなあ、と思いつつ、基本的には無視しています。というようなことは以前にも何度かここでネタにしているので、いまさら同じ話をしても仕方がないとは思うのですが、それでもあいかわらず「どうして、その質問を私にしてくるの?」と思わせるようなメールが来ます。
まあ、以前よりはそういうメールも減ってるみたいで、これはもしかすると「ネタにされたらかなわん」と思う人が増えたのでしょうか。

さて、メールや、プライベートや、そんなところで質問を受けた場合、いつもいつも無視するか、というと、もちろんそんなことは無いわけでして、じゃあどんな場合に無視せずに答えてるか、というと…

ええっと、あと何があったかなあ。そうだ、重要なことを忘れていた。

さて、なぜこんな下らないことをだらだらと書いているか、というと、最近3通ばかり、私の書いた駄文に関連して、自分にとって有益になるかも知れない質問があったからなんです。
それらの質問はどれも、あるハードウェアやソフトウェアがうまく動作しない、おまえのところではうまく行っているように書いてあるけど、どういう設定にしているんだ、というものでした。で、それぞれ、可能性のありそうな設定上の問題点、間違いやすい点、自分のところの設定の一覧、というのを調べて返事しました。
で、それに対する反応は、1人はまだ返事なし、2人は「うまくいきました、ありがとうございました」という感じの、それだけの返事でした。
そりゃあまあ、私の方も、こういう返事をくれ、という風には書かなかったのが悪いと言えば悪いのですが、「どこをどうしたら、うまく行った/駄目だった」というのが一番知りたいところなのです…それが自分の「利益」になるわけですし。
よく掲示板なんかで「質問者は回答者に感謝の気持ちを、云々」と言う表現を見かけるのですが、感謝の言葉よりも、いま言ったような、解決したとしたらどうやって解決したのか、回答者としてはそこが知りたいんじゃないかなあ、と思うわけです。
掲示板あたりでも「解決しました。もういいです」なんていうだけの質問者の発言があったら、回答を寄せていた人は、がくっとくるんじゃないかな、と。

とまあ、これだけ言いたい放題書いておけば、どうでもいいような質問メールは減るんじゃないかなあ、と期待しているわけですが。
あ、ちなみに女性の場合には上の話には当てはまりませんので、どしどし質問をば…って、またそういうオチかよ。

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