思ツタコト No.15

チラシ


「チラシ」と言っても習志野電車区のことではありません・・・って、それは「千ラシ」(すいません、マイナーなネタでした m(_ _)m)
「チラシ」って「散らし」のことだったんですね、さっき辞書を引いて初めて知りました、いつもカタカナで書くから外来語かな、なんて思っていたのですが、全然違いました。いやぁ、勉強になるなぁ ←おまえが物を知らないだけじゃ?

今住んでいるマンション、オートロックなので、マンションの玄関のところに各部屋の郵便受けが並んでいます。帰ってきたときに、いつもそこを覗くのですが、毎日なんかしらのチラシが入っています。店がオープンしただの、学習塾に通えだの、宗教の勧誘だの、もうそれはそれは種々雑多なチラシが入っているのですが、その中でもひときわ目立つのが、あの手のビデオのチラシです(^^;) 私、そっちの方面は全然詳しく無い(ホントだってば)ので知らないのですが、あれっていわゆる「裏ビデオ」というやつなんですか? そりゃまぁ、注文してみれば分かるかも知れませんが・・・・ねぇ、そこまでは。どなたか、識者の方、いらっしゃいましたら教えてください。別に、それほど興味があるわけではないのです(だから、ホントだってば)が、一応、社会常識として知っておいてもいいかな、なんて。
その日も、いつものように郵便受けを覗くと、その手のチラシが入っている。あいにくその日は、両手が塞がっていたもので、そのチラシをカバンの外側のポケットに入れて、自分の部屋に向かいました。あ、もちろん、その手のチラシを持っていったのは、もちろん捨てるためですよ(ホントだってば、アンタしつこいよ)。
あとは、そのチラシをごみ箱に捨てれば、それはいつものありふれた光景で、特に、ここのネタになるようなことでは無かったのです・・・・ところが。

翌朝、職場に着いた私は、カバンのポケットから何やら白いものがはみ出しているのを見つけました。「あれ、これ何だろう」などと思いながら引っ張り出してみると・・・・そうです、昨晩、カバンのポケットに入れたまま捨てるのを忘れた例のチラシが。
「あわわわわわ」幸いなことに、まだ朝早かったのもで周りには誰もいませんでした。さて、このチラシ、どうしたもんだろうか。カバンの中に入れておけば分からない、とは思うのだけど・・・・中学校じゃあるまいし、持ち物検査があったりするわけでは無いから。でも、なんかの拍子に出てきたりしたら・・・・危険だ。そうだ、シュレッダーだ、シュレッダーで裁断してしまえばいいんだ。
私はそのチラシをこっそり持ってシュレッダーのある場所に向かいました。周りには人はいません。今がチャンス。早速、シュレッダーを動かそうとしますが、どうしても電源が入らない。最近シュレッダーなんか使ってなかったからなぁ、などと思いながら、後ろを振り返ると、庶務の女性が裁断する書類をいっぱい持って立っているではありませんか。

「あれ? Leptonさん、シュレッダーですか、珍しいですね」
「いや、あの、その。ちょっとね(^^;) あ、お先にどうぞ」
「私、沢山あるから。Leptonさん、先使っちゃってください」
「いいよ、いいよ。後にする(^^;)」

結局、裁断することも出来ませんでした。
さて、どうしたもんだろうか。
同僚の女性の引き出しにでも入れておくか ←そりゃ、セクハラだよ。
ヤな上司の机の上に置いておく、という手もあるな。

結局どうなったかと言うと、外出したときに駅のごみ箱に捨てたんですけどね(落ちなくてゴメン)

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