思ツタコト No.10

ヘリコプター


頭の上の方でヘリコプターがぐるんぐるん飛び回っています。
今、3月4日の夕方、もうすぐ仕事が終わって家に帰ろうか、という時間です。職場のあるあたりの空をヘリコプターが何機か飛んでいるようです。どうも、あそこに見える山一證券(MS-IME95では一発変換したけど、そのうち削除されてしまうのだろうか(^^;))の本社ビルを上空から撮影しているようだ。新聞社のWebサイトを見ると、山一の前会長や前社長が逮捕され、山一本社には家宅捜索が入っているそうで、そのためのTV局かなんかのヘリなんでしょう。

しかし、なんでこんなニュースで、わざわざヘリを飛ばして本社ビルの撮影をする必要があるんでしょう。
そりゃあね、たとえば、海でタンカーが衝突して重油が流れ出しているところとか、山で遭難した人を救助しているところとか、そういうんならヘリコプターを飛ばして映像を撮影することに意義があることも分からないでも無いですよ。他に有効な撮影手段が無いわけですし。
でも、でも、今の撮影対象は山一の本社ビルですよ。東京のど真ん中(ちょっと外れか?)なんですよ。しかも、会社が潰れただけで、ビルが潰れたわけじゃ無いんですよ(そういや私がご幼少のみぎり、そう信じていたような・・・)。

「んなもん、下から撮れよ、下から」
おあつらえむき、というか何というか、山一の本社ビルは隅田川(は〜るのうら〜らの♪)に面していて、そこに架かっている永代橋の上からなら何にも邪魔されずに撮ることができます。こんな日があろうかと、わざわざ八重洲から引っ越してきた山一證券の(以下、ブラックなので自主規制(^^;))

今に始まった事じゃ無い、と言えばそれまでなんですが、マスコミの「正義は我にあり」にはいいかげんうんざりしますね。ヘリコプターを飛ばす、ということが周りにどれだけの迷惑をかけるか、そんなことは考えもしないんでしょうか。特に、今回のように必要性が薄い(というか、私には全く必要性が感じられません)場合。
自主廃業の時は休日だったため、私は職場にいませんでしたから、そのときの状況は知らないのですが、今回よりもっと大変だったでしょうね。周りの住民にとってはいい迷惑です。

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