思ツタコト No.3

テレビは見ない


多分、高校に入った頃からだったと思いますが、テレビをほとんど全く見なくなりました。
それまでもあまり真剣に見ていたわけではなかったようで、飲み会とかで同世代の友人たちが、昔のテレビ番組の話で花を咲かせているときでも、私はその中に入っていけません。要するにすっかり忘れてしまっているのです。しっかし、みんなよく覚えていますね、「ウルトラなんとか」に出てきた怪獣の名前とか。私も番組名を聞けば、見たという記憶はあるのですが、内容は全然覚えていません。まぁ、もともと記憶力が無いことで定評がある私ですから、そんなものかも知れませんが(^^;)
とにかく、高校に入って部活動で帰りが遅くなってからというもの、ほんとうに全然テレビを見なくなりました。大学で研究室に配属になってからは、そもそもテレビ放送をやっている時間に家にいない、という生活が続きましたからなおのことです。そうなってやっと気づいたのですが、テレビって無くても特に困らない、ってことです。

一応、家にはテレビがあります。でも、普通はつけませんね。あの、みんながよくやっている、特に意味も無いのにテレビをつけている、っていうのが鬱陶しくてできません。誰に聞いても「テレビ番組なんて下らない」と言いつつ、どうしてみんな見て(ないのかも知れませんが)いるんでしょう。

そんな私でも、テレビをつけることがたまにはあります。まず、大事件が発生したとき。テレビを見ずにどうして大事件があったことを知るのが疑問に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、平日なら会社でWEBページを見ることが出来ますし、あとは新聞でしょうか。休日など、新聞しか情報源がありませんから、大事件を1日の間全然知らずに過ごしてしまうこともたびたびあります(でも、今までそれで困ったことは特にありませんけど)。
あとは、4月から9月くらいまでで、夜の8時半ころに家にいたら、そのときつけてみます。え、何をやるかって、そんなもん決まっているじゃないですか。巨人戦の経過を見るんです。でもって、巨人が負けていたら、そのまま見続けます。勝っていたら、見るのをやめます。よーするに、巨人が嫌いなだけなんです(^^;)最初から見ないのは、巨人の勝ち試合を見てしまって時間をムダにしたくないからです(^^;)

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でも、「あまり『テレビなんか見ない』なんて言わない方がいいよ」と忠告されたことがあります。確かに、普通にテレビを見ている人から見えれば不愉快な気分になるかも知れませんね。ちょっと、反省はしています。
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不思議なのは、みんなよくテレビを見ている時間があるな、ということです。時間は作らないと無い、というのも事実ですが、皆さんわざわざ時間を作ってまで見ているのでしょうか。
私はと言えば、読みたい本は山のように積まれているし、パソコン関係でも、Javaを本格的にやってみたいし、Linuxも最新バージョンをインストールしたいけどまだやっていないし、そのうえ何を血迷ったか、WEBページまで作ってしまって、時間がいくらあっても足りない状況です。このコラムも、いま電車の中で書いているくらいです。
でも、よくよく考えたら、私だって、大事件・事故が起きたときには、わざわざ時間を作ってまで特別番組を見ていますから、人のことは言えないような気もします(^^;)

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