IMAGES |
RELEASE |
LABEL |
TITLE |
TIME |
WRITERS |
NOTES |
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'59 |
R-DELL 111 |
Betty Jean |
2:21 |
Charlie Aldrich - Gregorett - Tommy Boyce |
シャッフルの効いたオールディーズらしい、軽いポップ・ソング。間奏の泣くギターや、男声コーラスも時代を感じさせます。トミーのボーカルもがんばってます。タイトルはトミーの姉妹ベティー・ジーン・ケリーのことと思われます。 |
I'm Not Sure |
1:51 |
Tommy Boyce |
生ギターと男声コーラスをメインにした、テンポはいいけど落ち着いた曲。 |
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'60 |
DOT-16117 |
Give Me the Clue |
2:04 |
Lippke - Boyce |
弾むような楽しいポップ・ソングで、ストリングスが効果的に使われています。ギターのカッティングも冴えているミディアム・テンポのヒット性の高い曲です。 |
The Gypsy Song |
2:55 |
Tommy Boyce |
ジプシーの歌らしく、ストリングスが美しい流麗なメロディーになっています。トミーの歌よりも、むしろバック演奏のほうが聴き物かもしれません。 |
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'61 |
WOW-345 |
Little One |
2:34 |
Tommy Boyce |
スローかつムーディな佳曲で、女声コーラスも雰囲気を盛り上げます。ピアノをメインにしたオールディーズ然とした曲です。
右の写真は78回転のアセテート盤ですが、アメリカから輸送される間に、金属盤から樹脂製の記録面がバラバラに剥がれ落ち、まったく再生できない状態になってしまいました。涙…。 |
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Is It True |
2:18 |
Chuck Coffey |
ミディアム・テンポの楽しいオールディーズ。トミーがささやく語りもいかしています。両面とも、"TOMMY
BOYCE & THE STERLING SOUNDS"というクレジットになっています。 |
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'61 |
- |
The Whistling Song |
2:06 |
- |
またまた、Tru-Gems Records が発掘してくれました。この会社はボビー・ハートのレア・シングル、"Since
I Found Your Love"/"Miles
Away"を含むコンピレーションをリリースした会社です。このトミーの曲も、シングルだったのか、アセテート盤だったのかソースは不明ですが、iTunesで購入できます。タイトル通り、口笛が軽やかなポップ・ソングです。 |
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'61-12 |
RCA-7975 |
Along Came Linda |
2:17 |
Tommy Boyce |
118位のヒットを記録した、RCAでのデビュー曲。右の写真は、イタリア盤のジャケット写真です。 |
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You Look So Lonely |
1:50 |
Tommy Boyce |
明朗ポップス。 |
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'62 |
RCA-8025 |
Come Here Jo-Anne |
2:03 |
Tommy Boyce - John Biener |
アルバム未収録。コメディアンのジョン・バイナーが共作者にクレジットされています。ちょっともったりした歌い方が特徴的なロックン・ロールです。 |
The Way I Used to Do |
2:18 |
Tommy Boyce |
ほかの曲とは一線を隔す、エルビス(?)を意識した大らかな歌い方です。シングルとアルバムではテイクが異なり、アルバム・バージョンの方が完成されたボーカルです。また、シングルでは、コーラスがオーバー・ダビングされています。 |
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'62-8 |
RCA-8074 |
I'll Remember Carol |
2:28 |
Tommy Boyce |
全米80位まで上昇し、トミーの名を有名にしたヒット曲。スローな歌いだしからぐっと盛り上がる、典型的なロックンロールです。グリグリ言うバック・コーラスも秀逸です。ジミー・ハスケルのアレンジと指揮です。 |
Too Late for Tears [single mix] |
3:07 |
Sidney Boyce Jr.-Tommy Boyce |
スローなナンバー。共作にトミーの父親がクレジットされています。アルバム収録とは違い、エンディングがちょっと異なります。 |
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'62 |
RCA-8126 |
Have You Had a Change of Heart |
2:29 |
Tommy Boyce - Betty Jean Kelly |
メロディーが美しく、ジミー・ハスケルのストリングスが効果的なポップ佳作です。バックのパーカッションもすごく素敵ですね。作者に姉妹のベティ・ジーン・ケリーが名を連ねています。同じRCAレーベルの、Paco
Canedo が "No Quiero Que Me Dejes"
というタイトルで、スペイン語でカバーしています。 |
Sweet Little Baby I Care |
1:48 |
Edwin & Alvin Johnson |
カントリー調。50年代後半に活躍したthe Souvenirsのメンバーによる作品です。アルバムではW.&A. Johnsonと表記されています。こちらもジミー・ハスケルが指揮しています。 |
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'63 |
RCA-8208 |
A Million Things to Say |
2:23 |
Tommy Boyce |
けだるい感じのバラード。 |
Don't Be Afraid |
2:07 |
Stephen Friedland - Billy Gussak |
暗い感じの曲。アルバムには未収録です。 |
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'65 |
MGM-13400 |
Pretty Thing (You Look Out of Sight Tonight) |
2:26 |
T. Boyce - B. Hart |
ハーモニカと、エフェクトをかけたギターが面白い味を出しています。ボビー・ハートとの共作となり、メロディーもモンキーズに通ずるものを感じる、マイ・フェイバリット・チューン。プロモ盤では、副題が"You're
Out of Sight"となっています。右はオランダ盤のジャケットですが、副題はついていません。 |
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I Don't Have to Worry ('Bout You) |
2:28 |
T. Boyce - B. Hart |
ミディアム・テンポのきれいな曲を、流れるようにさらっと歌っています。 |
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'65 |
MGM-13429 |
Little Suzy Somethin' |
1:39 |
T. Boyce - B. Hart |
エフェクトをかけ、シャッフルするギターが特徴的だけど、正直言ってあまり好きではありません。ルー・クリスティなんかのスタイルを取り入れて、トミーも試行錯誤・・・というより楽しんでるみたい。 |
Pee's N' Que's |
1:57 |
T. Boyce - B. Hart |
かつてトミーがアイケッツに提供してヒットした"Peaches
'n' Cream"のパロディーです。ちょっと下品なお遊びソング。 |
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'66-2 |
COLPIX-794 |
Let's Go Where the Action Is |
2:09 |
T. Boyce - B. Hart |
TV音楽番組"Where The Action Is"の挿入歌。この番組の中では、この曲を含む、トミーが作った3種類の「アクション」という曲が歌われ、フレディ・キャノンによるタイトル・テーマ曲は大ヒットしました。ほかにキース・アリソンの歌う"Action,
Action, Action"があります。 |
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Sing-A-Long to the Instrumental Version of
Let's Go Where the Action Is [instrumental] |
2:08 |
T. Boyce - B. Hart |
A面のカラオケ・バージョン。 |
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'66-8 |
A&M-809 |
Sunday, the Day Before Monday |
2:20 |
T. Boyce - B. Hart |
のんびりしたボードヴィル調の曲ながら、132位までヒットしました。ヨーデルも交えて、ひょうきんに歌っています。 |
The Green Grass (Is Turning Brown) |
2:35 |
S. Hudson - T. Boyce |
古いコーラス・グループ風のフォーク・バラード。 |
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'66-12 |
A&M-826 |
In Case the Wind Should Blow |
2:56 |
T. Boyce - B. Hart |
トミーらしいきれいなポップ・チューン。お気に入りの一曲です。 |
Simon Smith & the Amazing Dancing Bear |
2:27 |
Randy Newman |
前作同様、楽しい雰囲気の曲です。オリジナルはランディ・ニューマン。 |
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'70 |
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Let's All Take a Trip to Nashville |
1:41 |
- |
アセテート盤のデモ曲です。1970年3月にTVドラマ"The Flying Nun"で使われたかもしれません。 |
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'71 |
CAPITOL P-3136 |
Alice My Sweet |
3:18 |
Tommy Boyce |
リラックスしたムードの中、トミーがギターで弾き語ります。アコースティックな傑作。 |
Eve Laurain (Don't Let the Stars in Your
Eyes) |
3:33 |
Tommy Boyce |
ギターのカッティングに加え、サブタイトルのリフレインと、スキャットが印象的です。 |
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'73 |
CHELSEA BCB0-0101 |
Thank God For Rock & Roll |
3:23 |
Boyce - Boyce |
クリストファー・クラウドというグループで発表された第一弾で、with
Jack Halloran Singers とクレジットされています。ストレートなロックン・ロール賛歌で、歌詞の中にモンキーズやママス&パパスなども飛び出してきます。プロデュースはあのジミー・ハスケルとあのスティーブ・ベネットで、演奏は70年代に入り、ぐっとクリアでロック色を増しています。アルバムでは、最初のカウントに演奏がかぶっていますが、こちらはカウントのみです。 |
Krush on Kris |
1:26 |
Boyce |
アコースティック・ギターがメインのカントリー・ロックです。1分弱で演奏は終わってしまい、そのあとに回転を上げたものを編集で付け足してユニークな1:26の小品に仕上げています。A面同様ジミー・ハスケルとスティーブ・ベネットのプロデュースで、こちらもwith Jack Halloran Singers とクレジットされています。 |
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'73 |
CHELSEA 78-0118 |
Zip a Dee Doo Dah |
2:58 |
Ray Gilbert - Allie Wrubel |
クリストファー・クラウド名義の第二弾。クラシックなこの曲を現代風にアレンジしています。アルバム・バージョンは4分を超えますが、こちらは3分程度に編集されています。 |
Interpretation of War |
4:11 |
Tomme |
いかにもクリストファー・クラウドらしいギターのシャッフルが効いたナンバーで、ツイン・ボーカルが前面に押し出されていますが、LP収録曲よりもポップな仕上がりを見せています。テンポがよく、ウキウキします。 |
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'75 |
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Teenage Heartache |
2:52 |
- |
デモ録音でしょうか、"Thank God For Rock & Roll"などにも通じる、ご機嫌なロックンロール。"Peggy
Sue"や"Don't Be Cruel"といったキーワードが登場します。 |
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'77-3-4 |
A&M AMS 7278 |
Every Time I Read Your Letters |
3:09 |
Rickey Fame - Tommy Fortune |
トミー・フォーチュン名義で発表された、トミーらしい元気で楽しいロックン・ロールです。後半では、ハンド・クラッピング、そして女声も交えた大合唱へと続き、パーティでも盛り上がれる、ハッピー・チューンとなっています。右の写真はプロモーションカードです。 |
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Letters (Recitation) |
3:04 |
Rickey Fame - Tommy Fortune |
A面と同じ曲のインストゥルメンタルにのせて、トミーが手紙の内容を読み上げるという形式です。語りや、合いの手は、トミーのお手の物ですから、これも格好良く仕上がっています。英語に詳しくなくてよくわかりませんが、おそらくA面で歌われた手紙の内容となっており、もしかしたら何かオチのようなものもあるかもしれません。 |
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'77-11-25 |
PYE-7N 46030 |
English Girls |
3:38 |
Tommy Boyce |
イギリスで発売された楽しいポップ・ソング。トミー・ボイスらしく、曲中の女性とのかけあいもかっこいいのです。 |
One Song Title After the Other |
3:09 |
Tommy Boyce |
トミー・ボイスのセンスあふれるロックン・ロールで、エンディングのジャム・セッションも楽しめます。ちょっとELOっぽいメロディ・ラインかも。 |
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'77 |
PYS 46030 |
South African Girls |
2:54 |
Tommy Boyce |
なんと、南アフリカではこんなシングルが発売されていました。もちろん"English
Girls"の替え歌ですが、語呂が悪いせいか、ちょっと区切る感じで歌っています。演奏はピアノが前面に出ていて、ちょっと違う雰囲気が楽しめます。レーベル面のランニング・タイムには"English
Girls"と同等の3:32とクレジットされてますが、実際は30秒ほど早くフェードアウトしてしまう3分弱のタイプです。もしかしたら"American
Girls"とか"Japanese Girls"なんてのもあるんじゃないかと期待させてくれますが、"Belgian
Girls"ってのは、本当にあるようです。 |
One Song Title After the Other |
3:09 |
Tommy Boyce |
こちらはイギリス盤と同じバージョンのようです。 |
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'79 |
RCA PB5182 |
I Wonder What She's Doing Tonight |
2:48 |
T. Boyce - B. Hart |
トミー・バンドとして、イギリスで発売された第一弾です。ボイス&ハートの大ヒット曲を、自らカバー。ロック風のアレンジで現代風によみがえっています。でも、もちろんオリジナルを超えることはありえません。トリニ・ロペスのカバー・バージョンもそうでしたが、テンポ・アップしたり、シンセサイザーを使ったりすると、セカセカした感じになって、この曲の良さを損なってしまうようです。気になるのは、レーベルやジャケットに、発売予定のアルバム
"Let's Get Crazy Tonight" からのシングル・カットと書いてあることです。お蔵入りした幻のアルバムでしょうか。 |
Tell Me That You Love Me (Part 2) |
4:33 |
T. Boyce - R. Hartley |
こちらはインストゥルメンタル曲です。オープニングで"The
Monkees" とか "Last Train to Clarksville"
とか言っています。ボーカルもちょっと入りますが、トミーではありません。シンセサイザーをちりばめて、まるでYMOのようです。タイトルにパート2とついていることからしても、きっとアルバム用にたくさんのお蔵入りの曲があるのでしょう。 |
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'80 |
STRAND- 6.12796 |
Fraulein |
2:53 |
Lawton Williams |
トミー・バンド名義で、ドイツでシングルカット。(イギリスでも発売されたのかな?) ボビー・ヘルムスのカバーですが、かっこいいロックン・ロールとなっています。途中でビートルズの「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」のフレーズが登場したりします。同年、オーストラリアの4曲入りEPにも収録されていますが、こちらの方がずっとクリアなボーカルが聞けてオススメです。ジャケットからすると、メンバーが1人増えて、5人編成になったようです。 |
Blue-Berry-Blue |
2:20 |
The Tommy Band |
チャック・ベリー・タイプのインストゥルメンタル。こちらもオーストラリアのEPに収録されており、そちらの作曲者名は、Tommy Boyce - J. Ward とクレジットされています。 |