case study01と02は、4つの住戸が並列されているのに対し、
こちらは道路側に2戸、その背後に2戸配置しています。
各住戸のバルコニーを一箇所に集め、より積極的に快住コモンをつくりました。
区分所有の諸問題をクリアしながら、コーポラティブハウス的な
集まって住む楽しさを得られることを目指しています。
1階は、寝室などプライべートな室、2階はリビングダイニングキッチンとし、
2階のリビングダイニングキッチンから大きな開口部を通じて、
4つの住戸共通の大きなバルコニーへ出る事ができます。
単独の住戸でバルコニーを設ける場合、
狭いスペースしか確保できなかったり、
洗濯物を干すためにしか利用されないスペースになってしまったり、
人通りの多い通りに面していたりして
心を開放できるような場所にはならないことが多くあります。
そこで、少しずつでも複数戸のバルコニースペースを持ち寄ることによって、
気持ちのよい空間にしていくことを目指しました。
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