あなたは人生の中で次のような体験をしたことはないでしょうか。

　すべてのものとの一体感を感じた
　理由のない幸福感に満たされた
　完全な沈黙の中ですべてがわかったという感覚を感じた
　etc...

その瞬間、あなたは小さな自分（エゴ）の枠を超えて、大きな自分（セルフ、意識、内なる神、大いなるもの、、、）としての自分を感じていたのです。

また、こうした感覚をまだ感じたことはないけれど、人生には何かもっと深い意味があるのではないかと感じている方、それらを体感するために瞑想やさまざまな宗教的修行などを行っている方、そんな方々のために、私が２０年以上にわたって自ら体験し、学んできたことを統合したセラピーです。

目覚めは一瞬で完全にエゴを焼き付くすこともまれにはあるけれど、通常は、最初の目覚めを体験したあと、長い期間にわたってエゴの残りを燃やし、大いなるものに安定してつながっていけるように意識的にプロセスを体験していく必要があります。

その深化と統合のプロセスを、一人一人のニーズに応じて、この世界の中での生活とのバランスをとりながら体験していく道を的確にサポートしていきます。

■セラピーの流れと実際に行うこと

このセラピーは、カウンセリングやリーディングで今のあなたに必要な情報をお伝えしていくことと、ヒプノセラピーやブレスワークを通して感情やエネルギーを浄化することが中心となります。その他必要に応じて、簡単なエネルギーワークを行ったり、瞑想法を指導したりします。

●初期段階〜最初の目覚めを体験するまで

・ポイント そもそも「目覚め」「悟り」とは何か。それを体験するために必要なこと。 「目覚め」は人間の、そして存在の本質を思い出すことで、特別で神秘的なものではない。誰にでも起こる自然で当たり前のこと。 感情の解放・浄化の必要性。 身体を感じること（身体を理解し、身体と仲良くする）。 探究は日常生活で行われる〜起こることすべてが大切で意味がある。 投影のメカニズム。 ・実際に行うこと 心と身体を解放し、受容性を深めることで、目覚めが起こるために下地を整えます。 ヒプノセラピーやブレスワークを通して、感情の解放、浄化を行います。 ブレスワークを通して「小さな悟り」の体験をし、目覚めの可能性を実感します。 目覚めとは何かということについての基本的な情報をお伝えします。

●中期段階〜最初の目覚めを体験したあとのプロセス

・ポイント 目覚めを体験し、全体性（ワンネス）を感じ始めてから、初めて意識に上って来る心の傷がある。 目覚めを体験してからの人間関係。 むなしさや空虚感。 インナーボディの感覚。 クンダリーニ、内的なエネルギー体験。 身体はもともと健康の記憶を持っている。 ・実際に行うこと 瞑想やエネルギーワークを行って、目覚めのエネルギーを定着させていきます。 必要に応じて、ブレスワークを通して、さらに浄化のプロセスを深めていきます。 最初の目覚めの体験のあとに起こることが多い苦しさやむなしさに対処するための情報をお伝えします。

●最終段階〜目撃者からワンネスへの移行

・ポイント すべてを見ている目撃者の視点を得ること。 対象から主体への視点の移行。 目撃者からワンネスへ。 見られるものも見ている人もなく、見ることだけがある。 ノーマインドで生きる。 今ここにいる。 気づきそのものに気づく。 原初の意識に安らぐ。

・実際に行うこと 目覚めを日常生活の中で生きていくために必要な情報をお伝えします。 最後まで残る微妙な二元性を乗り越えていくための情報をお伝えします。 必要に応じて、瞑想やエネルギーワークなどを行っていきます。

●全体を通して

心や身体の変化の中には、日常体験するものとはかなり異なる感覚がありますので、それらの変化を必要以上に恐れなくてもいいように、それぞれの段階に応じて情報をお伝えしていきます。 特に、最初の目覚めを体験したあとの意識状態はそれ以前とはかなり違うもので、まったく新しい世界に入ってきたような感覚があります。最初の目覚めのあと、その体験を自分の中で完全に統合するまで（もっと正確に言えば、自分が目覚めに統合されるまで）の間に必要な考え方、必要な情報はとても少ないのが現状です。すべてが一つで、何も心配することはないのだ、とどこかでわかっていながら、日々の生活の中で悩み、不安を感じる自分がいることをどう受けとめていいのかわからなくなるときもあるかもしれません。そんなときにこのセラピーはあなたの力になるはずです。 必要に応じて、次回のセッションまでに行うエクササイズや心の持ち方をお伝えします。 そのときどきに必要な本をご紹介します。 このセラピーは意識の目覚め、悟り、根本的な幸せなどを目的としたどのような形の体系的な技法や、宗教的修行などを行っている方にも役に立ちます。

●その他

できれば、月１回から半年に１回程度で、経済的にも無理にならない範囲で継続してセラピーを受けて下さい。もちろん、継続されるかどうかは１回受けた上で決めて下さって結構です。無理に継続するように勧めたり、何度も勧誘することはありません。また「これは目覚めなのだろうか」といったようなご相談や「『自分の目覚めのプロセスはどこまで進んでいるのだろうか』などについて参考にしたいので話が聞きたい」といったことであれば、一回限りのセッションもお受けしますので、お気軽にお問い合わせ下さい。 目覚めのプロセス自体は数年から十数年にわたって続く可能性がありますが、プロセスが深まり、すべては自分の内側にあると同時に、個別の実体としての自分というものは存在しないのだ、ということが十分に理解されたとき、宇宙全体があなたの教師となり、特定の教師、特定の技法は必要なくなります。宇宙そのもの、存在そのものがあなたを導くようになります。このセラピーはそこにたどりつくまでの道しるべのようなものだと考えていただくといいでしょう。 「意識の目覚めをサポートするセラピー」に興味のある方は、次の私の文章も読んでみて下さい。 ・連載小説「なーんだ、そうだったの？」 　私（中野）の最初の目覚めの体験 ・意識の目覚め 　意識の目覚めとは何か？ ・中年の危機 　人生の後半期をどのように生きていくか ・ここまでのまとめ・・のようなもの 　目覚めの体験が少しずつ統合され始めていた2009年初めの文章 ・「なーんだ、そうだったの？」〜実践ガイド 内的世界を旅する人のための体験的地図の試み 「意識の目覚めをサポートするセラピー」に興味のある方は、次の本も読んでみて下さい。★印は最初に読むべき本として特にお勧めします。それ以外の本は難しく感じる方もいるかもしれません。内容を確認した上で、あなたの中に共鳴するものを感じたときには、ぜひ読んでみて下さい。 なお、このセラピーを受ける方は、★印の２冊の本はできれば読んでおいて下さい。 ★「さとりをひらくと人生はシンプルで楽になる」エックハルト・トール著、飯田史彦監修、あさりみちこ訳、徳間書店 ★「過去にも未来にもとらわれない生き方」ステファン・ボディアン著、松永太郎訳、PHP研究所 「ニュー・アース」エックハルト・トール著、吉田利子訳、サンマーク出版 「アイ・アム・ザット　私は在る　ニサルガダッタ・マハラジとの対話」モーリス・フリードマン、福間巌訳、ナチュラルスピリット 「恩寵の扉が開くまで　フーマンとの出逢い」フーマン・エマミ、天野清貴著、アルテ、星雲社 「恩寵の扉が開くまで��　フーマンからの贈り物」フーマン・エマミ、天野清貴著、アルテ、星雲社 「Who Am I?」Jean Klein 「The End of Your World: Uncensored Straight Talk on the Nature of Enlightenment」Adyashanti 「Emptiness Dancing」Adyashanti 「The Most Direct Means to Eternal Bliss」Michael Langford

●最後に

信じられないかもしれませんが、実はあなたはすでに、目覚め、悟っています。目覚め、悟り、というのは、あなたのもともとの自然な本性なのです。ですから、目覚めへの道というのは、長い努力の中で何かを少しずつ獲得していくプロセスではなくて、あなたの本当の姿を見えなくしているものを取り除いていくプロセスといったほうが近いかもしれません。もっと正確に言えば、取り除いていくものすら本当はなくて、ただ、視点を変えるだけ、なのかもしれません。 この「道なき道」は、感じ方によっては、楽しいものにも、不安なものにもなりえます。あなたの旅路が少しでも安心できるものになるようにサポート致します。 このセラピーに関してご質問などありましたら、中野までお気軽にお問い合わせ下さい。