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世代を繋ぐ田園の住まい

歴史有る森を背に緩やかに広がる畑の中、親と子と孫と曾孫が住まう。
将来は農家も継ぎたいと言う、若い孫夫婦の情熱と、曾孫を迎える喜びに、曾祖父は母屋の横にある納屋の取り壊しを決意。
市街化調整区域と言う制約もあり、母屋の増築と言う形で孫家族の新築計画は始まりました。時を経た納屋と同じ程度のボリュームに平面規模は決まり、以前皆が集った納屋の軒下の日溜まりは、デッキテラスへ、古びた杉板のイメージは新しいバルコニーの壁の仕上げへとそれぞれ記憶を繋ぎ留めました。内部はフルサッシの吹き抜けを中心に無垢の木肌と貝灰漆喰の白い壁の仕上げで統一。どこからでも家族の気配を感じられる一体感のある空間としました。親と子の個室はこの吹き抜けを挟み、ブリッチの様な廊下で繋がる。子供室の南側には先に広がる畑の景気を切り取る窓を配置。天井一杯までのこの小さな窓は不思議な開放感が有ります。吹き抜けは、温風式の床暖房の暖気を全室に届けます。
キッチン周りは奥様の希望を基に全て手造りとし、フランス製のIHヒーターを組み込み、水栓金物にもこだわりました。
食卓、椅子も手造りの家具屋さんにオーダーしました。
家具蔵
全体の形は自然の中に敢えて、単純に主張する箱型にしました。

出会い

ホームページを見てメール、以前住んでいたマンションの向かいが「ハイサイドウインドウの家」で、気に入って下さりメールを頂きました


                                                                             右正面の引き戸出て右が玄関 左にキッチンの引き戸

 

三枚の引き戸で和室と居間を仕切る。開け放つとワンルームに。


photo by Harutaka Nodera 

敷地  704.85u
建築面積 67.13u
延べ床面積111.02u
1F  64.65u
2F   46.37u 


濡れ縁の先は曾祖父母の台所へ繋がり、皆がいったり来たり。台所の窓からの日差しで時の流れが判ると喜びの声。ご主人の帰宅後の行動もリサーチ。欲しいところに適当な収納やカウンターがあり、それぞれの高さ、奥行きに満足とのこと。  

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