起床。曇ってる。レストランに行ったが、まだ開いてない。外に出てみると肌寒いくらい。Kご夫妻と帽子に寒暖計をつけてるおじさんがいらした。おはようございます、雨、降りますかねぇ。天気予報ではどうも、大西洋の方から前線が接近中らしい、ふぅむ。その辺を少し散歩。人通り、車ともに少ない日曜の朝。
朝食で焼きリンゴが出ていて挑戦。結構酸っぱいのね。っていうか、日本のリンゴが異様に甘いのか。
荷物をまとめてロビーに。今日は雨になるのかなぁ・・・。
さて、リスボンに向けて出発。ひたすらハイウェイを走る。
バスの中では添乗員のKさんがこれまでに経験したトラブルなどを紹介しています。いろいろあったんですねぇ。連日トラブル続きだった、たたられたツアーとか、ベルギーでパスポートをすられた人をまんまとイギリスに入国させてしまったこととか。聞いている分にはいいけど、当事者にはなりたくないなぁ・・・。
サービスエリアで休憩1回のあと、リスボン西部のケルースへ向かいます。
ケルース宮殿はポルトガルのヴェルサイユと呼ばれているそうだ。この宮殿はシントラのとは違って平地に建っているので横方向に広がっています。ここで、再び現地ガイドのYさん、カルラさんと合流。
Yさんの解説、おもしろいみたいですけどちゃんと聞いてない。ヨーロッパ中世の歴史(王室間の血縁関係など)がよくわかっていると、きっともっともっとおもしろいんでしょうね。勉強不足です。フランスから輿入れした女王様がフランスを懐かしんで、ここにもヴェルサイユをつくったとか、死んだときには(少々ボケてて)本物のヴェルサイユで死んだと思っているとか。
ツアーの皆さん、ヴェルサイユにはおいでになった方が多いらしい。しかし、比較をしようにも、わたしゃ行ったことないっす。本物よりもこぢんまりしていて回るのが楽、なんて意見もありましたが、そういうもんですか。
外に出ると、フランス式庭園、みごとです。おぉ、雲が切れてきたねぇ、また晴れるんだ。
売店でお買い物の方々を待つ間、外をふらふら。駐車場にはキーを閉じこめてしまった車のまわりでなにやら苦労しています。あぁ、今日は日曜だもんねぇ、業者も休みなんだ。彼らがウィンドウを割るという結論に至ったかどうかはわかりませんが・・・。
売店でお買い物の皆様、なかなか出てきません。レジの人、たった一人だったもんねぇ。おぉ、やっと出てきた。途中でもう一人出てきたかと思ったら昼休み交代してしまい、結局一人でもたもたやってたんだそうです。その辺はきっちりしてます、西洋人。
さて、昼食。サラダに鶏の唐揚げ、デザートは焼きリンゴ。一足先に外に出ると、晴れわたってまた暑くなってきてます。
リスボン市街のホテルに到着。部屋割がわかるまでちょっと時間がかかってる。頭の中にあるのはエスクードの残額、やっぱり\20,000は使い切らなかったなぁ。まだ、18,000$(およそ\9,000)は残ってる。どれだけ残ることやら・・・。近くにいらした方にぼそっと「エスクード、買いません??」、「えっ?・・・どのくらい?」、「そうですねぇ・・・、5,000$$くらい買っていただけるとありがたいんですけど・・・」。10,000$もあればお土産も買って、ちょうどいいだろうから・・・。結局、皆さん集まってる前で「エスクード買いませんかぁ?」って大声だして、はずかしい・・・。まぁ、おかげで商談成立。あとで日本円を渡しますって。うまくいった・・・。
荷物を置いたら、夜のファド・レストラン(オプショナル・ツアーです)まで自由行動。だから急いで部屋に行きたいんだけどエレベータが小さくて遅い。このエレベータ、ドアは人が手前に引っ張って開けるタイプ。ようやく乗り込むと満員状態。ドアに寄りかかって・・・、ぎゃぁ!壁が動いてる。そう、エレベータのかご自体にはドアがついてなかったんですね。エレベータが上に向かうと、壁が下へ。日本だったら、安全性の基準で絶対にあり得なさそうなエレベータ。
部屋はそんなに広くないけど、一人だからね。
ロビーに降りると、人が集まってる?アメリカ(?)人のご婦人につかまって話しかけられる。どうも、講演会をやってるから時間と興味があったらどうぞ、って。何となく宗教関係のような雰囲気、もしかしたらね、といって外に出る。
ちょうど、Kご夫妻がタクシーで出て行くところ、奥さんに手を振られた。
行き先は決めてあったから迷うことはない。時間を有効に使うためにタクシーに乗ろう・・・、って、玄関前にはタクシーはいない。駐車場にいた女の子に「どこでタクシーに乗れる?」って訊いたら英語がだめそう。タクシーという単語でわかったらしく、まず、言葉で説明しようとしたけれど断念、結局わかりやすいところまで連れてってくれた。ありがとね。
別のホテルの前にタクシーが客待ち中。行き先はアルファマの「ファドとポルトガル・ギター博物館」。しかし、どういっていいのかわからず、ガイドブックのポルトガル語を指差す。若い運転手さん、知らなかったみたいで、別の運転手さんに訊きに行って二言、三言。わかったらしく出発。ポンバル侯爵公園、リベルダーデ大通り、ロシオ広場、バイシャ地区、例の地下鉄工事現場近くの渋滞を巧みにすり抜け、あっという間に到着。
博物館は結構新しいらしい。ファドの歴史、スタイルなどなど。ポルトガル・ギターあれこれ。ポルトガル語と英語で解説が付いていて、CDの試聴もできる。重い扉を押し開くとファド・レストランのような内装。暗くなったと思ったらプロジェクターにビデオが映される。一曲ごとに拍手や食器がかちゃかちゃいう音も流れて、臨場感あります。売店には大量のCDやビデオ、本なんかが売られていて、当然買っていきますよ。しかし、どれがいいかわからない。アマリア・ロドリゲスじゃぁありきたりだしねぇ。チケット販売兼売店の店番をしているおばさんに「ギターラのCDがほしいんだけど」と訊くと、ポルトガル語混じりの英語で「ソロがいいの?」、「そう」、「こっちにあるわ」。と案内してくれる。「こんなのはどう?」ってパッケージを開けて試聴させてくれる。悪くないですねぇ。結局、CDとビデオを購入。ビデオはVHSでもヨーロッパはフォーマットが違うので"PAL"と書いてないことの確認を忘れずに(あとネタあり)。
さて、目的は達成したが、あとはどうしよう。コロンボ・ショッピング・センターにお土産を買いに行くにはまだ早い。まぁ、あてもなくアルファマ地区を歩いてみようか。
階段登って路地を曲がって・・・。なんだか30年くらいタイム・スリップしたような気分(げっ、歳バレバレやん)。どこを歩いてるのか、もうさっぱりわかりませんけど、ごちゃごちゃした街並みに、やけに親近感を感じてしまう。窓からロックが漏れ聞こえてきたり、こっちはピアノの練習。母親が子供に何か言いつけてる。
さぁて、こっちに行くとロシオの方かなぁ、てな感じで歩いているけど、行けども行けどもそんな雰囲気は感じられない。とりあえず下に降りていってみようか。
広いところに出られた、でもロシオじゃないねぇ。噴水が吹き出ている広場に行ってガイドブックでも確認しようか。その噴水がユニーク。広場の地面から吹き出してるんですねぇ。水の行方は?大丈夫です。吹き出しているところは網状のふたがしてあって、そこに戻って行くんです。そんな噴水がずっと並んでる。で、ここはどこ??あそこにホテルがあるからフィゲイラ広場かなぁ、違うような気がするけど・・・。何となく、この坂の向こう側がリベルダーデ大通りのような気がするねぇ。しんどいけど一山越えてみようか・・・。そろそろお疲れモード。とぼとぼと階段を登ると病院がある。どうやら間違ってはいないらしい。人影がない道を登り切って今度は下り。ん?なんか落ちてるよ・・・、使い捨ての注射器・・・。ありゃぁ、結構やばそうなところだったのね、ここ。暗くなってから来ちゃだめね。早く立ち去りましょう。坂を下りきると広い道、路上にカフェ。これで大丈夫かな。ほっとして歩いていると、カフェの兄ちゃんが「なんか飲んでかないか」って声かけてきたり。もう少し歩いていくと、ん?ここは見たことあるぞ・・・。あぁ、初日に寄った郵便局だ。リベルダーデ大通りに出たぁ。この間に比べると人も車も少ないねぇ。日曜だから?はぁ、街路樹下のベンチで少し休憩しようか・・・。とぼとぼと英国航空やアエロフロートの前あたりまでやってきた。
ベンチに腰掛け、ミネラル・ウォータを飲みながらガイドブックの地図を眺める。一体どこを歩いてきたんだろうねぇ・・・。
ん?アフロ・エア、ジャージ姿の若い黒人がベンチに座ったよ・・・。
「イギリスから来たのか?」、私と同じくらい怪しい英語で話しかけてきた。「いぃや。日本だ」。「そうか、日本はいい国だな、俺も好きだよ」、「そうかぃ・・・」。「おまえと俺は友達だよなぁ」、「そうかもね・・・」。そんなどうでもいいような話。ほとんど気にもかけず地図を眺めていると、「エスクードって知ってるか?」。エスクードってポルトガルの通貨だろうが・・・。ここではじめてその男をじっくり見ると、あんまり綺麗な格好じゃぁない。ははぁ、物乞いだな、こりゃ、100$も渡せばどっかに行ってくれるかな?、と考えていると、すっと脇に寄ってきて「これが何だかわかるだろ。金出しな。叫ぶんじゃないぞ」。見ればキラリと光るものを脇腹に突きつけてる、果物ナイフかな・・・、まいったね。
次の行動をとるまでの1、2秒の間に結構いろいろなことをいっぺんに考えた。旅先で死ねれば本望だけど、痛いのは勘弁だなぁ。抵抗したら怪我はするだろうなぁ、こんな時に限って海外旅行保険かけてないや。怪我したりすると添乗員さん、ツアーの人たちには迷惑かかるよなぁ、明日帰国だけど、帰れなくなったら気の毒だよな。ちらっとまわりを見ても、歩いてる人なんかいやしない・・・。言葉で書くと長いけど、そんなことが頭の中を通り抜けた。
はぁ・・・。ため息を一つついて、ポケットから財布を取り出す。まずは硬貨をつまみだす。いつの間にか突き出している奴の手のひらにのせる。「もっと出せ、もっと」。まぁ、仕方あるまい。財布を逆さにして残りの硬貨を全部だす。「もっとだ」。一瞬ためらったが(ケチだねぇ)、紙幣の入ってる方を開いて札をつまみ出す。これで全部。奴もこれだけと判断したのかはよくわからない。「それは?」、デジカメを指差す。金より貴重なものが詰まってるんだ、渡すわけにはいかない。「ノー!」、ほとんど瞬時に小さく叫ぶ。と同時に何が起こるだろうと考えていた。すると、奴は「叫ぶんじゃないぞ」といいながらロシオの方に向かって去っていった。後ろ姿を見送る。(今思い出すと笑ってしまうが)半ケツ出してる。黒人の黒いケツ。
もう一度、はぁ・・・、とため息。ほっとしたと同時に、悔しいというか、残念というか、結構複雑な心境。周りを見回すと、やはりほとんど人通りがない。リスボンのメイン・ストリート、リベルダーデ大通りなのに。まぁ、日曜に丸の内がガラガラなのと同じだな。警察に行ってみるか?ポルトガル語はわからんからなぁ・・・、どこだか知らないし。日本大使館に電話は?今日は日曜だし、だいたい、1$もないから、電話もかけられない。いや、金はまた両替すれば。銀行は休みでもそこらのホテルのフロントでできるだろう。しかし、今さら両替するのも悔しいよなぁ。さっき、せっかく、5,000$売ったのに・・・。どっちにしても、奴がつかまるわけでも、盗られた金が戻るわけでもないよなぁ・・・。
ガイドブックをしまうと立ち上がり、ゆっくりと歩き始めた。予定では近くの地下鉄駅からコロンボ・ショッピング・センターに行って、土産物でも見繕うかと思っていた。買い物はクレジット・カードでできるだろうけど、さすがに歩いていける距離じゃぁない。まぁ、ホテルに戻るか・・・。たぶん2kmぐらいだろう。リベルダーデ大通りをとぼとぼと登っていく。はぁ、ずっと登りだなぁ・・・。しかし、ほんとに人が少ない。日曜はこんなもんなのか・・・。ホテル、地下鉄の駅から近かったんだよなぁ、100$の切符も買えないや。エドゥアルド7世広場を抜けホテルを目指す。まぁ、CDとビデオ買ったあとでよかった、それにバッグの中の日本円は無事だしね。いったい、いくらぐらい持ってかれたかなぁ。5,000$ぐらいかな。日本円にすれば\2,500かそこらか・・・、安い生命だなぁ。5,000$売っといてよかった。さっきまでエスクードが残ることを心配していたのが嘘のよう。綺麗さっぱり使い切りました。
地下鉄のカンポ・ペケーノ駅を過ぎ、闘牛場を右手に見るところまで来た。左手からKご夫妻が。ほんとによく会うよなぁ、このご夫婦とは。
「どちらにいらしたんですか?」、「国立古美術館にね。日本の屏風があったわよ」、「で、これからどちらへ?」、「この辺にショッピング・センターみたいなのがあるらしいから、さがしてるのよ、あんたはどこ行ってきたの?」、「アルファマのポルトガル・ギターの博物館です。・・・いやぁ、そのあと、ひどい目に遭いましたよ・・・」。かくかく、しかじか。「あらぁ、よかったじゃないの、無事で」。ご主人の話では、博物館からの帰りにタクシーを見つけている間、まわりにほとんど人がいなかったそうだ。日曜は旧市街の店舗も休みが多いそうだから観光向きではないようですね。探していたショッピング・センターというのはえらく小さく、やはり日曜ということでほとんど開いていそうもない。ちらりとのぞいただけでホテルに向かう。
ホテルに戻ると売店をのぞいてみる、金もないのに・・・。いや、この売店、日本円が使えるのだそうだ。店番のおばさん、観光客の相手をしているうちに、日本語を覚えてしまったんだって。結構しっかりした日本語。店の中には「日本円、使えます」っていう日本語の張り紙が。さすがにこれは、日本人観光客に書いてもらったんだそうだ。それじゃぁと絵はがきと切手、小さなタイルを買って日本円で払うと\400。安いもんだ。
売店を出るとKご夫妻、1,000$札を私に差し出す。「ファド・レストランで飲み物代がいるでしょ」って。いやいや、好意はありがたいですけど、そこまでしてもらうわけにはいきませんよ、いいからとっておきなさい。結局ありがたくお借りすることにした。
ロビーには、先ほど出かける前に声をかけてきたアメリカ(?)人のご婦人がいて、また声をかけてきた。「なんの組織ですか?」「ユニフィケイションっていうの。私たち顔を知らない人と結婚するの。日本人も来ているのよ」、日本人の女性を連れてくる。「あなたも知ってるでしょ。日本じゃ、あること、ないこと、いろいろ話題になったから」、「えぇ、合同結婚式、桜田淳子なんかのやつですよねぇ。名前が思い出せないんですが、ユニフイケイションって・・・」、「統一教会よ、知ってるでしょ」。そうそう、それでした。「興味があったら日本に帰ってから連絡してみて。本部は渋谷に・・・」。だぁれがするか。
部屋に戻る途中で、先ほど5,000$買ってくださった方が日本円を渡してくれました。「助かったわ、ありがとう」、そうですか、こっちも助かりましたよ、実際。「いえいえ、こちらこそ」。
部屋に入ってTVをつけるとF1カナダ・グランプリをやってる。雨のレース。シューマッハーが優勝、やっぱりね。
どうしよう、添乗員のKさんに報告しておこうか。報告っていうか、ほかのツアーで話のネタに使ってもらえばいいや、って感じでKさんの部屋に電話をかける。疲れて寝てるかな、なんて思っていたら出た。「**です。今よろしかったですか?」、「F1見ながら、レポート書いて、ちょうど終わったところです」、「いや、実は・・・」、かくかく、しかじか。「怪我はなかったんですね。・・・女性はたまにあるって聞いてましたけど、男の方っていうのはめずらしいですねぇ」。おぉ、わたしゃ、珍しい男だ、悪かったなぁ・・・ははは。「もしもエスクードが必要になったらいってくださいね、いくらか残ってますから」、はい、そのときはお願いします。
絵はがきを書いてしまおう。あっ、ファドに行く前にシャワーでも浴びておこうと思ってたけど、時間ないね。
オプショナル・ツアーのため、ロビーに降りようと廊下に出ると、別の部屋の前に人が。どうしたんですか?ドアが開かない?カード・キーの入れ方が悪いんじゃないですか?どれどれ。ありゃ、ほんと開かないや。添乗員のKさんも出てきて、おかしいですねぇ。しばらくもがいた末に、部屋、間違ってません?とKさん。隣の部屋で試したら・・・、なんだ開くじゃん。自分の部屋くらい覚えとけよなぁ。
Kさんは前にいったツアーで、電気関係が調子悪く、錠前全体を直してもらったことがあったそうです。その間、ずっと入れないんですからねぇ。ほかには、たまに接触不良などで調子の悪い場合があるそうです。カード・キーもやっかいだなぁ。
ロビーでKご夫妻に借りた1,000$相当の日本円を渡そうとすると「いいわよ」、といって受け取ってくれない。ほんとにありがとうございます。
オプショナル・ツアーはバイロ・アルトのファド・レストランでのショー見物。Kさんとカルラさんが同行します。Kさんは午後の事件のことをカルラさんに話したそうで、カルラさんに、もう一度、現場などを説明。"Too
bad..."、確かに・・・、まぁ、済んだことです。
食事のメニューはスープ、魚料理、肉料理、デザート。赤、白ワインとコーヒーもついてました。スープはワカメの味噌汁のような外見、例によってうすい。ワカメかと思ったのはキャベツの千切りだそうで、どうやらナザレの市場で作ってたやつのようです。魚は白身の細切りの炒めたようなもの。肉はステーキ。
食事はさておき、メインはショーです。まず、女性歌手が二人。伴奏はギターとポルトガル・ギターです。100人程度の店内でPAなしの生の音、生の声です。歌手はびっくりするほどの声量、素晴らしい。男性歌手二人。こちらも素晴らしい、いい声です。また、感心したのが、飲食中の客の話し声が大きいと「シーッ!」、ちゃんと聴けってウェイトレスの注意があるんですね。演奏者も客も真剣にという姿勢が好ましい。ギターとポルトガル・ギターのインストルメンタルの曲に続いて民族衣装を着た男女によるダンス。フラメンコに似た感じですが、あか抜けていなくて印象的。踊り手も真剣そうな顔つき、そして一曲終わると満面の笑顔、いいですねぇ。そしてまた歌・・・。聞くところによると2時、3時までやっていて、盛り上がるのは夜中過ぎ頃からとか。
ショーの間にCDを売りに来る。げっ、お金ないや・・・。恥も外聞もなく添乗員のKさんのところにいって、結局10,000$借りて2枚買ってしまった。
楽屋というか店の奥に行くとサインしてもらえるというので、早速押しかけてサインをお願い。おっ、ポルトガル・ギターの演奏者もいますね。「ポルトガル・ギター触らせてほしいんですけど、いいですか?」、「いいよ」。やったぁ!!さて、チューニングは?1弦から順に鳴らしていくと、ん??普通のギターと違うぞ。これじゃぁ、弾けないよぉ。「チューニングが違いますねぇ」、「あぁ。これとこれが同じ音なんだ。Dはこう、Bは・・・」。うぅむ。難しい。まもなく演奏開始のため残念ながらこれだけしか触ることはできませんでしたが、いい思い出になりました。
このあと数ステージあって帰る時間に。もっといたかったけれど、しかたない。充分堪能させていただきました。
ホテルに戻ると23時過ぎ。明日は早いんだ。6時半出発。急いでシャワーを浴びて寝るとしよう。
シャワーを浴び終え、まさに寝ようとしていたとき、突如、明かりが消えた!ん?停電??おそるおそる廊下に出ると廊下は明かりがついてる。ほかの部屋の人も顔を出してきた。どうやら客室だけブレーカーが落ちたんでしょうね。フロントに電話をかけようと思ったけれど番号が見えない。そうこうしていると、添乗員のKさんが連絡してくれたようで、ホテルの人が廊下の盤を開けて中を覗いてる。しばらくして点灯。よかった。まったく、今日は妙なことが起こる日です。部屋に戻ってようやく落ち着いてベッドに入りました。
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