第5日目 コスタ・ノヴァ、アヴェイロの最中、コインブラでついに摂氏40℃!
(The 5th day, Costa Nova, Cakes like monaka(or Japanese cake) in Aveiro, The temperature was raised 40 centigrade at Coimbra)
背景はモンデゴ川です。

普通に目覚める。少し曇ってるかな?まずは朝食へ。しかし、よく食うよなぁ。例によってバイキング。部屋に戻って荷物まとめて(冷蔵庫に入れたミネラル・ウォータを忘れずに)ロビーへ。フロントに絵はがきの投函を頼む。ロビーでくつろいでいると、おひとりで参加のご婦人に声をかけられる。「若い男性に、お土産を買いたいんだけど、ちょっと見てもらえません」。ショウケースの中のベルトを指差し、どれがいいかって。話を聞いていると、ちょっと前に病気で入院されてて、お世話になったお医者様が私と同世代らしいので見立ててほしいとのこと。さらにエスクードが不足しているんだけど、買えるかどうかって。フロントで両替してるでしょうから大丈夫でしょう、これがいいんじゃないですか(ほんとにいいのかぁ)といってあげると、さらにフロントに声をかけてほしいと。つたない英語で「彼女があのショウケースの中のものを買いたいそうだ」。なんて親切な私。しばらくして、買えましたよってうれしそうに報告に来られました。よかったですね。
Kご夫妻が外から帰ってきた。元気ですねぇ。昨日、私が行った公園の方までお散歩されてたそうで、その近くの墓地がすごく綺麗だったと。日本の墓地はおどろおどろしい雰囲気とは違って、開放的なんでしょうねぇ。
起きたときは曇っていたかと思ったが、既にかんかん照り状態、今日も暑そうだねぇ・・・。

さて出発。まずはコスタ・ノヴァへ。なんともかわいらしい街並み。新興のリゾート地って感じですかねぇ。まるでマッチ箱のような家が並んでいます。家並みの向こうは砂丘状、きっとその先は海なんでしょうね。反対側は運河?潮が引いてるのか洲の上で潮干狩りをやってるみたいです。しかしまぁ、こんなところ、よく見つけて観光コースにしますねぇ。確かに日本人受けしそうではありますが。

続いて、すぐそばのアヴェイロへ。運河のある街。運河に沿ってまで。この駅舎、アズレージョで埋め尽くされていて綺麗。駅から延びる並木道には近代建築の建物が並ぶ。
レプブリカ広場まで移動して、市庁舎前で解散、自由行動。この街は比較的平らなので助かります。カテドラルはどこだ。ありました。中にはいると、ここは地味ですね。十字架を担いでいるキリストの像があります。ふと見ると、懺悔してる・・・。実際にやってるのを見るのは初めて。写真撮っちゃ、まずいやなぁ。
次はどこに行こう。あてもなく運河の方に向かう。あぁ、そういえばバスの車窓から楽器屋さんが見えたっけ、そこまで行けるかなぁ・・・。途中で、楽譜の看板(?)表札(?)を見かけました。ユニーク。街並みは綺麗ですねぇ。結構カラフル。時計をにらみながらうろうろするが楽器屋さんはもっと遠くだったらしい。仕方ない、そろそろ戻ろう。そうそう。どこかお菓子屋さんでお土産を。そう、ここの名物の白いモナカのようなお菓子。お城とか貝の形をしています。中には卵の黄身の餡が入っていて、結構日持ちもするとか。
通りすがりのお菓子屋さんのウィンドウにあった、あった。中に入って「これ、ほしいんだけど」、「どのくらい?」。どのくらいって、重さかぃ?想像もつかない。とまどっていると「6個?」、あぁ、そんなもんでいいや「O.K.」。箱に詰めて、重さ計って、レジで会計。「これって、どうやって食べるの?」って訊いたら、困惑気味に「そのまま・・・」。「何でできてるの?」、「中身は卵と砂糖と・・・」、「いや、外側の白いのは?」、「わからないわ・・・」、まぁいいや、「じゃ、なんていうの?」、レシートを指差す。"Ovos Moles"(オヴォス・モレスでいいのかな)、あぁそうですか、どうもありがとね。受け取ると結構ずっしり重いです。
あぁ、またまた時間ぎりぎりか?小走りでバスまで戻る。幾人かの方は、このモナカ、すでに味見済み。むちゃくちゃ甘いそうで、日本の最中の方がいいとのこと。まぁ、珍しいものということで。
しかし、暑い。せっかく冷やしてあったミネラル・ウォータは、もうぬるくなってるし・・・。

次の目的地はコインブラ。ポルトガル第3の都市、学園都市。ですが、また食事が先。大豆の破片がちりばめられた、やっぱり薄いスープ、豚の炒めたの、デザートにプリン(またか)。どうも暑くて食欲が・・・。豚はニンニクが効いてましたが、ごめんなさい。今日のプリンはちゃんと固まってます、というかふわふわでムース状、舌の上ではかなく消えました。
レストランの中はエアコンが効いてなくて暑い。外に出よう。・・・外も焼けるように暑い、あぁ。

ここで現地ガイドのマリアさんと合流。今日のマリアさんはお年を召したご婦人でした。
コインブラの観光、まずは旧大学から。バスを降りて歩いて行く途中、路上に売店が。みんな水を買っている。暑いからねぇ。私は水持ってますけど、もうぬるいんだなぁ・・・。現在の大学を抜けていきますが、さすが大学(?)、いたずらがあります。木の枝にズボンが?ブラジャーが??どこの大学生もしょうもないことをやるんですね。
鉄の門を通り抜け、旧大学の敷地内に。見学するのは図書館です。見学の手続きが済むまでの間、その辺をふらふら。大学は高台にあり、モンデゴ川を望む景色が素晴らしい。そしておまけが付いていた。土曜日ということで、大学の礼拝堂(?)で結婚式が進行中。運が良ければ新郎、新婦を拝むことができるかもしれない。
そうこうしているうちに入館。薄暗い館内の壁面は革表紙の本で埋め尽くされている。温度、湿度の変動を小さくするために入館中の人数を制限しているとか。地下も書庫。ただし、これはあくまで観光用。現在、実際に使われている図書館は別にあるのだそうです。
外に出ると鐘が鳴り、礼拝堂の入り口付近に人が集まっていく。いよいよ新郎、新婦のご登場か?出てきました。みんなに米を投げつけられてます。その隙に、本来、入っちゃいけなかったらしい礼拝堂に侵入。賛美歌を歌ってますねぇ。いそいで外に出ると、集合写真を撮ってます。普通、挙式は午前中だけなのだそうですが、さすが6月ということもあって、今日の午後はダブル・ヘッダーだそうな。その証拠に、礼拝堂の入り口には次の挙式の関係者が集まり始め、門を通るときに、次の新郎、新婦が乗った車と出くわしました。大学での挙式は新郎か新婦のどちらかが大学の卒業生であればいいのだそうです。マリアさんの話によると、あとの結婚式の方が高級そうだということでした。確かに身なりには差があったなぁ。いずれも金次第だといって片目をつぶってましたが、どの国も一緒ですね。
旧大学の敷地を出て旧カテドラルへ。途中、新郎、新婦が乗るのであろう、ゴージャスに飾り立てられたベンツ(といっても相当古い年式)、お約束の空き缶が後ろに結びつけられてます。

階段を下っていくと突然、民族衣装を付けた女の子が。なんだ、なんだ?たき火の上で鶏をまるまる一羽煮てるし。怪しげ。げっ、何かかけられた!葉っぱのついた木の枝を水に浸して通行人にひっかけてます。伝統料理の屋台も。これは一体??どうもお祭りのようですが、なんのお祭り?100年記念とかいってるようですが、なんの100年記念だかなぁ。
ここでしばしの自由行動。とりあえずは、旧カテドラルに入ります。普段はなかなか入れないそうですが、今日はお祭りなのでいいとか。中にはいるといろいろな衣装を付けた人がうろうろ。脇に通路があったので階段を上がっていくと回廊に出られます。回廊にも民族衣装を着けた人がいて、中央にある池の水に足をつけたりしている女の子も。暑いもんねぇ。絵はがきを買って外に出て、お祭りの様子を観察。Kご夫妻、イワシの炭焼きを買って食べてる。奥さん、私の姿を見つけると「あげようと思ってたのよ」といって、パンとイワシを半分くれて、感謝、感謝。昼食が不調だったのでうれしい食糧補給。横のテントでは素焼きのカップでワインを振る舞っている。程良く冷えていておいしい。

さて出発。さらに階段を降りていくとCDやさんが。みんな、ずんずん進んでいくのを横目に、急いで「じゃぁ、これ」。店番の兄ちゃん、「こっちの方がいいよ」、お薦めならばそっちでいいや。急いで追いつくと、平らなところに出た。もうモンデゴ川のそば、ポルタジェン広場の前に。川沿いの道で待っていたバスに乗り込む。
バスはサンタ・クララ橋を渡り、対岸を一巡り。ちょっと高台に出たところで細い道に入ろうとしたが、路上駐車で曲がれない。ちょうど角に銀行のATMがあり、土曜の午後ということもあって、次々、車を止めてお金をおろしている様子。ようやく、一台動いて曲がれるというときにバイクが目の前を通過!危ない!穏やかそうなドライバーのホセさんがはじめて大声で怒鳴りました。しかし、事故らなくてよかった、よかった。
軍事博物館、ミニ・ポルトガル、旧サンタ・クララ修道院の前を通り、再びサンタ・クララ橋を渡ってホテルを目指します。

ホテルはコインブラ中心部の少し北の高台にありました。マリアさんとはここでさよなら。
部屋に入ると、また西日が射し込みそう。エアコンの能力を強める。今日の宿はしっかりしてそうだから大丈夫かな。冷蔵庫にミネラル・ウォータを入れて部屋を出る。廊下が暗いぞ??一歩踏み出すと急に明かりが点灯してびっくり。センサーがついてて、人がいないと消えるようになってたのね。省エネシステム。
ロビーに降りる。ロビーにはクレジット・カードで使えるインターネットの端末があったので、ちょっとお試し。なんと、netscape navigatorのかなり古いバージョン。フレームの表示ができない・・・。当然、日本語表示は不可。苦労してローマ字でメールを送信。ほんとに届くのかなぁ。自分のサイトの掲示板に証拠を残して・・・。でも、ボタンの表示が文字化けで、どれを押したものか、また一苦労。

それから、ショッピング・センターなどがあるというところまで出かけていくことに。暑い中、坂道をとぼとぼと。先に来ていた人がベンチに座っているので合流。「何かおもしろいものありました?」、土曜だから、ほとんど開いてなかったとのこと。それでも、一回り偵察に。確かにほとんど開いてない。ベンチのあるところまで戻る途中、人だかりがある。ははぁ、プロジェクターでサッカー中継をやってます。ヨーロッパの人は好きですからね、サッカー。
先ほどのベンチにまだ座っていた方々と少し話をしていると、道の反対側はマンション街だが、その1階に小さなスーパーみたいなのがあるという情報をキャッチして、一人で参加の女の子と一緒にのぞきに行くことに。店にはいると、寂れた街の何でも屋さんみたいな雰囲気。何か買うものあったっけ。そうそう、歯磨き粉がなくなったんだ、ちょうどいいから買って帰ろう、と一番安いの購入(ケチやね)。その並びにはケーキ屋さん、新聞、雑誌の売店などが並んでいる。そこのケーキ屋さんは、なかなか繁盛しているようです。ポストがあったので切手を買おうと思ったら小銭が足らず買えない。ホテルで訊いてみよう。
まだ時間があるので、その女の子とその辺を一回り。新興の住宅、病院らしき建物などを眺めて、いい加減、暑いし疲れたのでホテルに戻る。

フロントで切手を売ってるかと訊くと売ってないという返事。食事のあとでまた、ポストのところまで行かなきゃならない。じゃぁ、両替してよ。バーで両替してもらってくれ?あぁ、そう。
ロビーには帽子に寒暖計をつけてるおじさんがいて、プロジェクターで映してるサッカーを見てる。ポルトガル人らしき何人かも見ている。あぁ、そういえばヨーロッパ選手権だったっけ。おじさんに「どこ対どこですか」と訊くと、ポルトガルとルーマニアだそうだ。0対0で後半もあとわずか。あっ、ポルトガルのフリー・キックだ。はいったぁ!!その瞬間、ロビーで見ていたポルトガル人(やっぱりそうだった)から、うぉー、と雄叫びが。この時間のゴールじゃ、ポルトガルの勝ちだね。試合終了。ポルトガルの勝ち。あぁ、今日はいろいろとうれしいハプニングに遭遇します(これで旅行日がバレバレですねぇ)。

部屋に戻ると、ありがたいことに西日が当たっても暑くない。TVをつけるとル・マン24時間やってる。チャンネルをかえるとサッカーの番組、盛り上がってます。
今のうちに絵はがき書いちゃえ。まもなく夕食だし。

食事の時間。レストランに行く。えっ、一人降りてこない??少し待ったが、食べはじめることに。メニューは、ポタージュ・スープ(ポルトガルで食べたスープの中で一番普通っぽかった)、イカのトマト煮、デザートがまたプリン。食べはじめたところで、最後のお一人が降りてらした。熟睡していたのだそうだ。皆さん、そろそろお疲れなのではないかな。
添乗員のKさんが、さっき大きな歓声が上がったのに気がつきましか、部屋にいたらまわりの部屋からすごい歓声で、ってサッカーでポルトガルが勝った話題を。部屋にいても聞こえちゃったのね。すごいなぁ。
聞こえてきた噂によると、ついに今日は40℃を記録したとか・・・。暑いわけよ。
スープのお皿を下げに来たウェイトレスの女の子、がっしりした体格、ショートカット、眉が濃くて、一見男の子風ですねぇ、聞こえたら悪いかな、日本語だったらわかんないよね、なんて言ってたら厨房の入り口のところで、「ガッチャーン!!」お皿を全部ぶちまけてしまった。やっぱり聞こえてたのかしら・・・ごめんねぇ(聞こえるわけねぇだろ)。
デザートのプリンはしっかり冷えて固まってました。焼け具合もまずまず。ふと、横のテーブルを見るとドライバーのホセさんは焼きリンゴ。そっちも食べてみたいなぁ。そう、ドライバーさんは我々とは、ずっと別メニューでした。まさか、ポルトガル人に名物料理ばっかり食べさせてもねぇ・・・。あるいは、食事は自費なのかしら。
ちょっと離れたところに外国人が食事中。メニューは当然違うのね。デザートが豪華なフルーツ盛り合わせ、立ち上がらないと上の方がとれないくらい。サッカーでポルトガル勝利のお祝いかしら。しかし、その人数じゃ、食べきれないだろ。国際交流のためにお手伝いに行って来ますか、なんてね。

食事が終わって席を立つと、バーで両替をしてもらい、切手を買いに再び外へ。切手を買ってはがきを投函。もうじき日が暮れます。道の反対側に真っ赤なフェラーリ。金持ちはどこにでもいるのね。
昼間の猛暑が信じられないほど涼しくなってる。夕暮れ迫る街を少し、散歩しましょう。ジャカランダの花、間近で見るとこんな感じ。もうじき日が沈む。ここは高台だからうまくすれば沈むのが見られる。野生の(?)勘で住宅地の中の道を選んで、開けたところに出ました。まさに今、沈もうとしているところ。沈みきるまで眺めて、さらに探検。教会の庭でダンス・パーティやってるらしい。音楽と歓声が上がってます。

一回りしてホテルに戻ると、ロビーにKご夫妻とポルトガル4回目のおじさんが、ソファに座って話をしていたので合流。話を聞いているとこのおじさん、結構変わったところへ行ってるらしい。アフリカのツアー、トラックの荷台に載って移動とか。私なんか、まだ足元にも及びません。

適当な時間に部屋に戻って、風呂に入る。今日はしっかりお湯が出ます。テレビでは「蛍の墓」やってます。当然、字幕不要。しかし、こういうのって、外国人にわかるのかなぁ。
テレビ観てる場合じゃない。寝ないと。ダブルベッドでゆったりお休み。明日はいよいよリスボンへ戻るのか・・・。

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