目覚めると5時。モーニング・コールは5時半だけど、起きてしまおう。曇っている。荷物をまとめ、チップを置こうとしてエスクードがなかったことを思い出す。いや、正確には、Kご夫妻と添乗員のKさんから借りたから紙幣はあるのだけれど、小銭が・・・。そうか、このホテルは日本円が使えたんだ、なら・・・。と\100を置いて部屋を出た。
ロビーに降りるとまだ真っ暗。ソファに座っていたホテルマンがむっくりと起き出す。玄関はまだ閉まっている。出発までかなり時間があるんだけどなぁ・・・。
しばらくしてロビーに明かりがともる。フロントで電話をかけている。モーニング・コールでしょう。かけては切りの繰り返し。インド人らしき宿泊客が数人降りてくる。我々同様、早朝の出発なのだろう。玄関が開けられたので、ちょっと外に出てみると曇っていて肌寒い。
インド人が出発すると添乗員のKさんが降りてきた。おはようございまぁす。フロントの奥から荷物をかかえて戻ってきた。今日の朝食、箱詰めです。そのとき、今朝早く目覚めたのは空腹だったからだということに気がついた。出発前に始末してしまおう。一箱もらって開けると、パン、ヨーグルト、リンゴが入ってる。食べ終わって、これで荷物が一つ減った・・・。
ツアーの皆さんが徐々に降りてきた。今日は皆さん、スーツケースを自分で運んでます。早朝だからですね。でも、その方が早く出発できますから。
今朝も空港までカルラさんが同行してくれます。朝早くから大変ですねぇ。
みんなそろったところで、朝食を受け取ってバスに。空港まではあっという間です。バスを降りてドライバーのホセさんに残ったエスクードの小銭を渡してます。ありがとね。
早朝のリスボン空港は思いの外、混んでいます。ビジネスの人も多いんでしょうね、この時間は。チック・イン・カウンターに並ぶ前にチケットを配ろうとして、人が足らない??誰が?どこいったの?さぁ、大変だ!Kさんとカルラさんが探しに駆け出します。まだ時間に余裕があるけれど、見つからなかったら乗れない・・・・。まぁ、滞在が延びるだけならいいんですけどね。
行方不明の2人を連れて戻ってきました。なんと、両替所でエスクードを再両替していたのだと、おぃ、おぃ・・・。
チケットを受け取り、カウンターに並ぶ。チェック・インする荷物はなしよ。他の人に比べるとやけに早く済んでしまいます。
ゲートに向かう。ゲート手前の関所でカルラさんとさよなら。お世話になりましたぁ。
時間まで免税店でお買い物。昨日、お土産を買えなかったのでお店に向かう。買おうと思っていたのは、シントラのレストランで食べたイワシのペースト。さすがに、それだけっていうのはなくて、オイル・サーディンの缶詰とエビか何かのペーストがセットになったものを発見。コロンボ・ショッピング・センターで買えばめちゃくちゃ安かったんだろうなぁと思いながら、残りのエスクードと足らない分をクレジット・カードで払って、綺麗さっぱりエスクードは使い果たしました。セキュリティ・チェックモノー・クレームで通過。
搭乗開始、思わず乗ってしまいそうになったが、ここで一回集合するんでしたっけ。集合後、搭乗。帰りもB757。定刻通りに出発。さよならリスボン、さよならポルトガル。
また、軽食が出てくる。ほんとに食べてばっかりだなぁ。ほかの人たちは朝食の箱も引っぱり出しています。フライト・アテンダントのおじさんが突然声をかけてきた。「ヴェジタリアン用が余ってるんだけどどう?」。通路を挟んで隣に座っていた添乗員のKさんと顔を見合わしてしまう。が、「O.K.もらうよ」。まったく、珍しいものには何でも手を出すんだから・・・。中身はパンとサラダ、フルーツ、ナッツ。ひどくおいしかったわけでも、まずくて食えなかったわけでもなし。
たまたま、お隣がKさんだったので、機内ではいろいろ話を聞けました。盆と正月が忙しいとか、7、8月は仕事がいっぱいとか。一月のうち、家にいるのは5日間位だそうな。厳しいみたいですね、添乗員稼業。切れそうになることも多いんじゃないですか?添乗員が長続きしないっていいうのも、そのせいですかねぇ。
ヒースローに着陸。今日はロンドン天気いいぞ。暑いなぁ。搭乗する便のゲートはまだ表示されてない。広大なターミナルをあっちへうろうろ、こっちへふらふら。さすが、日本人が多いです。もちろん日本人以外も。
時間ありすぎるから絵はがきでも書こうか・・・。絵はがきはどこでも売ってるけど、切手は?郵便局があってっも不思議じゃないが・・・。掲示板を見ても見あたらない。インフォメーションで聞きましょう。インフォメーションにはかわいらしいおばあちゃんが。「切手がほしいんだけど、どこで買えます?」、「6番か10番ゲートの店で売ってます。ポストはあそこ」。売店で絵はがきを選び、レジの行列に並びながら「ポンドないや・・・」。ま、クレジット・カードでいいんですけど、たったこれだけかぁ・・・。レジでカードを出すと肩をすくめられましたが、しかたない。
ディスプレイを見るとゲートが表示された。書いたらいってみよう。しかし、はがきを書いて投函していたら、ゲートの表示が消えた?どーゆーことよ、それ・・・。ここ、広いんだからいろいろ変えられると移動がしんどいでしょうか・・・。まぁ、BAだからねぇ。とりあえず、先ほど表示のあったゲートまでいってみると皆さんお揃いで、口々に、どこかねぇ、っていってます。しばらくすると再度表示。あぁ、ここでいいの、まぎらわしいこと、せんといて。そして、同時に搭乗開始。おいおい。
ターミナルの混雑と比べて機内は空いている、というより我々の乗るEコンパートメントは空席だらけ、ラッキー!皆さん席を適当に移ってゆったり。私もA、B、C席を一人で占領して。
離陸前に添乗員のKさん、アンケート用紙を配りに来た。離陸して食事が済み、映画上映。しかし、珍しく観る余裕なく、文字通り横になっておやすみ。途中何度か目覚めたけれど、まぁ、よく寝ること。着陸前の軽食が済むとアンケートの回収。ツアー自体について特に不満はありません、っていうか、かなりよかったんじゃないですか。あぁ、いよいよ、じめじめ梅雨の日本に帰ってきたのかぁ・・・。着陸してみると、いや、かんかん照り。あれま。
飛行機を降りてバギジ・クレーム、私は用なし、入国して、はいさようなら・・・。普段はそうなんですけどねぇ、今回はKさんに借りたお金を返さなきゃならない。Kさんはほかの皆さんの荷物が無事に回収されるまでがお仕事。一足先に外に出て待っていると、次々皆さん出てきます。さようなら、お世話になりました、お元気で。しかし、遅い。Kさん。
出てきました。が、一人ではない??一人参加の女の子と一緒。荷物が着かなかったのだそうだ、なんと・・・。「BAは多いんだそうですよ、ロスト・バギジ」、「そうなんですか、ひどい会社ですねぇ」、「いや、BAは会社じゃないって、よく言われてますよ」、ありゃりゃ・・・。ヒースローにあることがわかったので、明日にでも届くんでしょう、お気の毒様。ま、行きじゃなくてよかったですねぇ。
Kさんにお金を返して、これからどうするんですか?はぁ、事務所に寄って、次のツアーの打ち合わせですか、ご苦労様。ありがとうございました、お元気で。
地下に降りて帰りの電車に乗り・・・。
以上がポルトガル8日間の全貌です。読むには長すぎる?確かに。ポルトガルは想像以上に、そして、このツアー、予想以上によかったので、リキ入ってしまいました。ツアーはもうこの値段で売り出されることはないでしょうけれど、ポルトガルはなくなることはないでしょう。たまたま、これを読んでくださった、あるいは、読んでしまったという方の中で「ポルトガルに行きたい!」と考えはじめた方が一人でもおいでになればうれしいです。ポルトガルはきっと青い空、乾いた風とともにあなたを迎えてくれることでしょう(なんちゃってね・・・)。
帰国後・・・。
さてさて、日本に戻って買ってきたCDとビデオを。CDはいいですけど、ビデオは・・・、映らない!"PAL"って書いてないのに・・・。うぅむ、ヨーロッパのビデオはかなり気をつけないと・・・。実は、以前、アイスランドでビデオを買ったとき、"PAL"と、「日本と同じVHS」が並んでいて、知っていながら、うっかり隣の"PAL"を買ってきてしまったという間抜けな話があったんですよ。その時は、近所に"PAL"から普通のVHSにダビングしてくれるところを発見して観られるようになったんですけど(かなり高かった)・・・、またかぁ・・・。二度あることは三度ある・・・こんなことなら"PAL"対応ビデオ・デッキ買っちゃった方が安上がりか??なお、フランスはまたフォーマットが違うらしいので、フランスでビデオを買われる方はご注意を。
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