第2日目 リスボンの街こぢんまりしていて景色がいい
(The 2nd day, in Lisboa is not very big but has a great scenery)
背景画像はアズレージョです。

予定通りに起床。寝起きもまずまず。カーテン全開で寝ていたので部屋は明るい。むちゃくちゃ天気いい!外の景色を一望して、このあたりは比較的新しく開発されたところだろうと想像されました。
とにかく朝食が先、とばかりに服を着てレストランに。おぉ、すでにたくさんの宿泊客が食事を開始していました。なんと広大なレストラン!ざっと見て、(たぶん)アメリカからの老人たちが多いなぁ、という印象、日本人は・・・見えない!いい傾向だ。食事は普通にバイキング。普段通り、パン、スクランブル・エッグ、チーズ、果物などをとって、と。
ここで同じツアーのご夫婦と会い、同席することに。訊けば、こちらのご夫婦(Sご夫妻)もインターネットでこのツアー見つけられたとのこと。午後の自由行動の話も出て、よかったらご一緒しませんか、って。自由行動のこと考えてなかった。おぃおぃ。下調べしとかなきゃいかんではないか、って反省しきり。

とっとと食事を終えて部屋に戻り、窓からの景色を写真に。今日はここにもう1泊だから、荷物はこのままで。そろそろロビーに降りてみよう。集合時間まではたっぷり時間があるのですが。
降りてみると、ロビーは既にアメリカ人(だと思う)の団体さんたちでいっぱい。次々にバスでご出発。私は、その辺をうろうろ・・・、売店が開いてる。そう、知人に絵はがきを送るお約束。さっそく、絵はがきを買って、現地通貨を細かいのに両替。1枚80$。朝っぱらから5,000$札でこれっぽっちの買い物かぃ、って顔で見られても、平気のへいざ。さて、この隙に書いてしまおう。なかなか趣のある町並みの絵はがき、これはどこ、と見てみるとポルトガル語で読めやしない。ふと、「アルファマ」(Alfama)という文字が。そういえば、ガイドブックにそんな名前があったなぁ、と開いてみると、何だ近そう。よぉし、午後の自由行動はここらを徘徊してみようか、って、。
おぉ、そういえばチップはどうするんだったかなぁ。枕銭、一応置いてこよう、とまた部屋に戻って200$ベッドサイドに投げ出してロビーへ。三々五々、同行の方々も降りてらした。あるご夫婦(Kご夫妻、後々いろいろお世話になりました)は早速、近くを歩いてこられたとのこと。地下鉄の駅は歩いてどのくらいだったとか、道には犬のフンがたくさん落ちてたから気をつけないと、なんて情報も。また、ミネラル・ウォーターを買ってこられたとのこと、準備がいいですねぇ。そういえば、ポルトガルって水道水飲んで大丈夫だったっけ・・・、まぁ、どっちにしても飲まないに越したことはないだろうなぁ、具合が悪くなったら他の人に迷惑かかるからね。

我々のバスが玄関前に着けられて、皆さんぼちぼち乗り込んでいる模様。どら、どら、私も乗りますか。
程なく添乗員のKさんが人数を確認、全部そろったらしく、出発。「皆さん、ボン・ディーア!」ってKさんのご挨拶から。おぉ、「おはよう」は「ボン・ディーア」っていうのね、あたしゃ、オブリガードしか知らんぞ。
午前中はリスボン市内観光ってことで、まずはベレンへ。現地の日本人ガイドのYさんと英語ガイドのカルラさんが同行します。
市内の地図を見ていてもどの道を通っているのかさっぱりわからん。巨大な水道橋をくぐり、モンサント森林公園が見えてきたということは、これかぁ・・・?紫色のアサガオが咲いてます。でも、ポルトガルのアサガオはヒルガオみたいに一日咲いてるんだそうな。反対車線はリスボン中心部へ向かう通勤ラッシュで大渋滞。時差通勤ってのがあるそうですが、この人たちは遅刻組だそうです。とはいってっも、タイム・カードのないポルトガルではあんまり関係ない・・・、ってYさんの説明。

ぼちぼち、ベレン地区に。綺麗な町並みに感心していると、各国の大使さんなんかのお屋敷があるそう、なぁるほど。
さて、最初の観光ポイントは「ベレンの塔」(世界遺産だそうです)。あぁ、川のほとりにありますねぇ。バスを降りていろいろ説明してくれてるYさん。すみません、あんまり聞いてませんでした。
このテージョ川って、広いですねぇ。川上の方に大きな吊り橋が見えます。4月25日橋、ゴールデンゲート・ブリッジを模して作られたとのこと。対岸に塔のようなものが・・・。クリスト・レイ、キリストが両手を広げてる像。こちらはリオ・デ・ジャネイロにあるのを真似したとか。ガイドブックにありそうな写真はまぁ、このぐらいで、と。で、どこの観光地も同じ、おみやげ物を売りにくるんですねぇ、スカーフ、Tシャツなどなど。つたない日本語で「(なんとか、かんとか)シェンイェン」とか、「(どうたら、こうたら)シャンイェン」なんていいながら。「ほぉ、3円かぃ」などと心の中でつっこみながら・・・。

次は「発見のモニュメント」。エンリケ航海王子、ヴァスコ・ダ・ガマその他の有名人(?)が並んでます。ヴァスコ・ダ・ガマは3代にわたってのご登場だそうです。(ポルトガルの概要説明のところにも書いたとおり)モニュメント前の広場には大理石の世界地図が。発見した年号が彫りつけてあります。大航海時代はポルトガルの勢いってすごかったんですねぇ。
さて、モニュメントの並びにはレストランかなぁ。ガイドブックによるとTクラブという高級ディスコでした。川とは反対を向くとベレン文化センターにジェロニモス修道院(これも世界遺産)。ありゃ、電車が走ってるよぉ。ほとんどお登りさん状態。電車くらい、日本にもあるわぃ。
さて、ここには売店があってミネラル・ウォーターを購入。朝も早いのに結構暑いんですよ。水はどうやら必需品のよう、とりあえず500mlを1本。150$、はいはい。バスに戻ると、ほかの方も水を買ってらした。でも、小銭がなくて買えなかった、なんて方も。お気の毒様。ま、みんな5,000$で買われたらお釣りなくなっちゃうもんねぇ。

つづいては、ジェロニモス修道院。歩いていけばすぐのような気のする距離を、バスで行くには手間がかかる。電車の線路があるからまっすぐ行けないんですね。
面倒なルートで狭い道を進みます。と、道路には線路が。あれま、こんな細い道を路面電車が走るんだ。左右の家並みは、なかなかいい雰囲気。そうこうしているうちに到着。
礼拝堂の中にはいるとヴァスコ・ダ・ダマの石棺がありますが、中身は本物かしら??めちゃくちゃ高い天井を細い柱が支えてる。大丈夫なのかなぁ。まぁ、1755年のリスボン大地震をくぐり抜けたのだから丈夫なんでしょう。石の文化ですね。教会、礼拝堂はどこも暗いものですが、かえってステンドグラスが綺麗に見えます。

礼拝堂から出ると、昼食の時間調整のために30分ほどフリー・タイムとのこと。残念ながら中庭はスケジュールには入っていませんでした。ガイドブックによると綺麗らしいですけど。
手洗い、買い物に向かう方々。私はぁ・・・、さっきの細い道の方に行ってみようかなぁ、30分もあるし。ってことで、早速単独行動開始。3階建てくらいの家が狭い道におおいかぶさるように並んでいます。壁の塗装がはげかかっていたりして、綺麗、っていう感じではないけれど、親しみの持てる街並み。壁面にタイルを貼りつけた家もあります。路地に入り込んでみたり、食料品店をのぞき込んだり・・・。紫の花をつけたジャカランダ、ここにもあります。ジャカランダって桜みたいに葉っぱが出る前にドッと咲くのだそうです。屋根や壁が茶色い綺麗な家。道行く人々は、黒人も結構いますねぇ。
おっと、そろそろ戻らないと・・・。ジェロニモス修道院前は綺麗に整備された公園があります。写真、写真・・・。ぎゃぁ、冷たい、ってスプリンクラーに水をひっかけられたぁ。こっちまで来るとは思わなかったのにぃ。そういえば、いたるところで水まきしてますね。水が豊富な国なのか・・・。まぁ、目の前に巨大な川が流れてますからねぇ。

バスに戻って、さて次は?どうやら市街に戻る様子。なになに、川沿いの道の地下鉄工事現場に川の水がはいって道路が通行止め??どうやら迂回するようです。大型車は進んではいけないらしい。
地図を見ていると4月25日橋のたもと、アルカンタラから北に進み、ほとんどホテルの近くまで戻り南下、スペイン広場(結構渋滞してますねぇ)、ポンバル侯爵広場を通り、リベルダーデ大通りへ。ここらあたりは、いわば丸の内といった感じでしょうか。まぁ、丸の内ほどオフィス、オフィスしてないですけどね。
バスが停まって降りると、ケーブルカー、グロリア線に乗るのだそうだ。確かに急な坂ですねぇ。ここ、登るの?
ケーブルカーに乗車。当然、上と下に運転席がありますが、登るときは下の運転席、解放されてる。なになに、General Electric製ですか。動き出した。ありゃ、この狭いのにすれちがえるんだ、すごいねぇ。と、あっけなっく終点へ。あ、途中に駅はないんですか。地図で見れば、直線距離にして200mかそこらでした。

ケーブルカーを降りたら?ひゃぁ、すごくいい眺めだぁ。サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台、街が一望できます。リスボンは丘の街、7つの丘があるとか。緩やかにうねる稜線に綺麗な建物のならびが見渡せる。もちろんテージョ川も。もうちょっと眺めていたかったのに、下からの迂回して登ってきたバスが待ってる。

次の行き先は?もう昼食ですか。エドゥアルド7世公園にあるレストラン。メニューは野菜スープに白身魚の唐揚げ、付け合わせはジャガイモ、デザートにフルーツ。飲み物は?皆さん、ビールやらワインやら飲んでらっしゃいます。暑かったからビールはおいしいのかなぁ。しかし、今飲んだら午後は昼寝の時間になってしまう、まだ時差ボケ状態のはずなんだから。水でいいや。
出てきたパンは、朝、ホテルで見たような・・・。ポルトガルのパンなのかな。ちょっと硬めで、なかはそんなに白くないけど、まずまずの味。
スープはネギのようなものも入っていて一見みそ汁のような雰囲気、口に入れると、ありゃりゃ、随分薄い味つけなのね。
魚はウェイターさんがサーブしていきますが、まぁ、いい加減なこと、3切れだったり4切れだったり。おいおい、わたしゃそんなに食えないぞ。
フルーツはブドウやメロンにシロップをかけたもの。シロップ甘いなぁ。

食事中にガイドさんなんかから情報を仕入れてる。どうやら朝、目を付けていたアルファマ地区は結構いいらしい。しかし、それなりにヤバイところでもあるらしい。女性だけで行くのは控えた方がなんて声も聞こえる。でも、私は男、行きまっせ。聞けば同じテーブルの母娘さん(O母娘さんだったかな?)もそちらに行くつもりらしい。ではでは、ご一緒しませんかと。若い娘と見るとすぐこれだ。そうそう、今朝のご夫婦に一言声かけとかないと。ご夫婦はコロンボ・ショッピング・センターへおいでとのこと。それじゃぁ、お気をつけて。

さて、いよいよ自由行動。若い娘(その母親も同行だが・・・)と一緒なので結構うれしい。目指すアルファマはロシオ広場からバスに乗っていく(35番)。ロシオ広場までは1.5kmぐらいか。せっかくなのでのんびり歩いて。
ここ、リスボンの街は基本的にテージョ川に向かった緩やかな斜面にあります。レストランのあったエドゥアルド7世公園はその斜面の上の方にあって、ロシオ広場まではリベルダーデ大通りを下っていくことになります。公園から下を見るとテージョ川までよく見えます。このあたりが新市街、下ったロシオのあたりが旧市街。旧市街のあたりは茶色の屋根が綺麗です。
この公園で前日くらいまで本の市みたいなのをやっていたということで、黄色や青のカラフルな出店が片づけ作業中でした。本は・・・、ポルトガル語なのでわからん。
日陰がなくて暑い、暑い。ポンバル侯爵広場を過ぎ、リベルダーデ大通りにはいると並木道でやっと一息。歩道の上にはカフェがいくつもあります。

さて、バスがたくさんたまっているところまで来ました。ここから乗るのかな?いや、どうやら違うらしい。あ、郵便局らしき建物、すみません、ちょっとはがきを出してきたいので・・・。すると、郵便局によっている間にバスのことを訊いておいてくれると、ありがとう、ありがとう。
郵便局はシステムがよくわからない上にポルトガル語の表示では・・・。とりあえず、窓口に並んで。おそいなぁ、作業が。ようやく順番が回ってきて、つたない英語で「日本に送りたい」というと、どうやら英語で金額をいったらしいがさっぱりわからない。顔色変えずにとりあえず1,000$札を出すとお釣りをくれておしまい。出口のあたりでお釣りを確かめると郵便料金は140$。窓口のおばちゃん、ほんとにそういったの?

郵便局を出ると例の娘さんが「バス乗り場はもう少し先だそうです」と。も少し歩くと、ロータリーみたいなところに。ははぁ、これがロシオ広場か。で、どれが35番?日本なら、大きなバス乗り場には掲示板みたいなのが必ずあるのにねぇ。
しばし、徘徊。この広場周辺、結構猥雑な雰囲気。歩道脇に物乞い風の人、何人か見かけました。一人はエレファント・マンみたいな顔してましたが、本物かなぁ。
3/4周くらいしたところに35番のバス発見!乗り込もうとすると、運転手さんに止められて。おぉ、乗り場はあっちですか。広場の外周ではなく中央の方でした。
時刻表を見るとあと10分くらい待たねばならぬ。しかし、暑い。待っているとKご夫妻がやってきました。Kご夫妻もアルファマへ行かれるとのこと。
時刻表の時間になってもバスは来ない。はぁ。暑さに疲れたのかO母娘さん、「近くでお茶でも飲んでから行きます」と脱落。ありゃりゃ。

Kご夫妻、いろいろ下調べされてたようで、バス料金は165$だそうだ。小銭を用意して、っと。このKご夫妻、奥さんはしゃきしゃきした感じ、旦那さんはのんびりした雰囲気でいい感じだなぁ。この際だから、同行させてもらっちゃおう。そうですか、まずは、サン・ジョルジェ城へ行くのですね。
やっと、バスが到着。Kご夫妻も私も乗り方を知らない。先に乗る人の様子を、目を皿のようにして観察。運転手さんに料金をしっかりと見せてチケットをもらっている様子。早速真似して乗り込む。出発。坂を上っていきます。道はとても狭い。路面電車の線路がある、この狭いのに。路上駐車も結構あるし。今朝買った絵はがきで見たような家並み。バスは、右へ左へひっきりなしに曲がりながら、何とか登っていく。降ろしたり乗ったりしながら、一時は立ってる乗客もたくさんいたのに、いつの間にか程々の人数しか乗ってない。サン・ジョルジェ城は終点、丘の一番上だったはずだけど、そろそろかなぁ。おっ、みんな降りてる、ここが終点か。10分程度のバスの旅。城壁らしきものがあるから確かにお城なんでしょう。どこが入り口??こっちかなぁ。
入り口らしいところがあるが、ポルトガル語はわかりませぇん。ともかく入ってみるとちょっとした広場になっている。舞台でマイクのテスト中、どうやらライブでもやるらしい。さらに進むと、おぉぉぉ!!何というすばらしい景色。テージョ川を見下ろすとごちゃごちゃとしたアルファマ地区の家並み。茶色の屋根がちりばめられている。所々の窓には洗濯物がひるがえってます。生活感が感じられる。別の方向を見ると、あぁ、あれがバスに乗ったロシオ広場か。結構近いではないか。さらにその向こうには午前中に寄った、サン・ペドロ・デ・アルカンタラ展望台があるんでしょう。いやぁ、絶景、絶景。城壁には大砲がある。

しばらくたたずみ、さて、お次は?完全にあなた任せ状態。ほぉ、サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ教会ですか。路面電ヤでですか?線路のある道まで石畳の道を歩く。まわりの家がいい感じだなぁ。あっ、綺麗なタイル張りの家の窓に猫!絵になるねぇ。さっきのバス、こんな狭いところを曲がってきたんですねぇ、信じられない。

なんていってるうちに線路のある道に出た。停留所は?あれかな。さてさてどこまで乗ったらいいのかな。路線図を見てもさっぱりわからない。電車もなかなか来ないし。タクシーが来たら捕まえましょうか。ほら、来た、来た、反対向きですけど。すかさず捕まえて乗り込む。「サン・ヴィセンテ・デ・フォーラ」と告げると、一応通じた模様。まず方向転回をしなければ。路上駐車が多いし、あぁ、後ろから車が・・・。とまどっていると路面電車がやってきて、まぁ、こんなもんか。リスボンを走るタクシーはみんなベージュ色で、屋根にはおなじみのサインがついてます。ほとんどがベンツでした。結局は電車の後ろをついていくことに。遅いので運転手さんイライラ。途中で別の道に入ったが、こちらも車が詰まっる。しばらくして、また線路のある道に出ると、さっきの車両が走り去っていく。結局、迂回しても早くならなかったのね。

教会の中に入ると、あぁ、涼しぃ。やはり教会は天国。えっ、教会よりも修道院の方が必見なんですか?
外に出て、別の入り口から。まず、怪しげに暗い通路の奥に・・・。水がたまってるよぉ。水牢??英語の説明をざっと読むと、昔は雨水をためていたらしい。こんな丘の上じゃぁ水の確保が難しかったんでしょうねぇ。で、ここは何が見られるのでしょうか?へぇ、タイルの回廊と聖器室ですか・・・。
おぉ、確かに綺麗なタイルが。アズレージョっていうんですか。見事なもんですねぇ。
回廊は修復工事中(?)でほこりがすごい。でも綺麗なアズレージョがたくさん並んでますね。白と青で涼しげな壁面。
この部屋は?石棺が並んでいる。なんか薄気味悪いなぁ・・・。あの人は??びっくりしましたねぇ、石像でした。
これが聖器室??おぉ、壁が大理石なんだ。これ全部そうなんですか?手がかかってますねぇ。
順路に従っていくと、どうやら鐘楼に続く階段らしい。肩で息をしながら登っていくと、屋根の上に。おぉ、ここもいい景色ですねぇ。
出るときに、受付で絵はがきを買って、さぁ、出発。

お次はカテドラルですか。路面電車で降りて行くんですね。っていってるうちに、奥さんがタクシーを捕まえてくれた。素早いですね。
あれま、サニーのタクシー。下り坂なのに飛ばす飛ばす。石畳なので乗り心地もあまりよくないし。先ほどタクシーに乗ったところを通り過ぎてしばらく行くと教会らしいところで停車。ありゃぁ、さっきより距離が長いはずなのに料金、安いぞ。さてはさっきのタクシーは距離を稼ぐために回り道したのか?まぁ、いずれにしても料金は日本とは比べものにならないくらい安い。初乗りは280$だからねぇ。
さてさて、カテドラルは、やっぱり中は涼しい!ステンドグラスが綺麗ですね。
さて、脇から祭壇の裏を回ると回廊に出られます。回廊の中央空間は掘り下げられていて(?)、なんだか遺跡発掘現場のようでした。

これで予定されて多ところはすべて回ったんですか。いゃいゃ、充実してました。さて、これからどうしましょうか。地図を見ると、随分と下まで降りてきていました。「サンタ・ジュスタのエレベータにでも乗ってみようか」、はいはい。せっかくですから行ってみましょう。歩いて行けそうですうね。あぁ、ちょっと待ってください。途中、水が買えたら買いたいんですけど。朝買った500mlはとうの昔に空っぽ。暑い上に、空気が乾燥しているから、脱水症状寸前ではないかと思ってしまうほどのどが渇いてました。歩きながら水を売ってそうなところがないか、きょろきょろ。カフェの奥の冷蔵庫にそれらしきビンを発見!ビンゴ!!500mlを2本買い、すぐに飲み始める。いかん。一気に飲んでしまいそうだ。
だんだん繁華街の方にやってきたらしい、お店や人の数が増えた。急に視界が開けて広場のようなところに。コメルシオ広場ですね。おや、さくで囲われてる。あぁ、工事現場の浸水って、ここだったんですね。通行止めのためか、車が渋滞している。お巡りさんが交通整理、まるでパフォーマンスのようですねぇ。踊ってる、踊ってる。
このあたりが旧市街、お店が多いし、にぎわってますねぇ。白く顔を塗った芸人がポーズを取って固まってる?!よく見ると、お金を入れると次のポーズを取るってかいてあります。ギター抱えた人もいる。
Kご夫妻が靴屋さん、かばん屋さんにはいるのにつきあって、値札を見るとまぁ安いこと。日本だったら倍近くするんじゃないかな。

そうこうしているうちにサンタ・ジュスタのエレベータに到着。どこから乗るのかな。カバンをさげたおじさんがチケットを売ってます。料金は?はぁ、下りもいるのね。チケット買ってエレベータの中に入りしばし待つと、ガラガラとよろい戸を閉めて上に上がり始めるや、あっ、という間に到着。降りた脇にらせん階段がある。登っていくと展望台ここもいい景色、風もあって結構涼しいし。カフェにもなってたんですねぇ。どうやら、こんなカフェにいるのは観光客だけのよう。と、見ると、バス乗り場で別れたO母娘さんが座ってました。「どちらに行かれました?」、「暑かったので、この辺にいました」。そう、暑かったもんねぇ。
ジュースを飲んで一休み。場所柄か少々お高い。「これからどうします、夕食とか?」、「コロンボ・ショッピング・センターに行ってみましょう」
このエレベータ、下りは反対側のドアから乗るんですね、ヨーロッパではたまに見かけるタイプ。壁に寄っかかってたら、急にドアが開いてびっくりってやつ。

コロンボ・ショッピング・センターは地下鉄で北に向かい、終点から2つ前で降りたところ。地下鉄はロシオから乗れます。エレベータを下りると、すぐロシオ広場、通り過ぎると地下鉄の駅に降りる階段が見える。
さて、切符の買い方がわからんが、窓口で買うのかな。えっ、向こうの窓口?どうもここは定期券の窓口か何かのよう。指さされた窓口で「コレジオ・ミリタール/ルス」って行き先をいうとレジの表示が。高額紙幣を出したら何か言ってる、わかんないよぉ。どうも表示の数字とは関係ないらしい。100$?そうなの?どうやら均一料金らしい。なんとか切符を買いました。
改札は・・・、どうもここらしいが・・・。他の人を見てると、脇の機械に切符を差し込んで、また引っこ抜いてる。真似して通過、いわば自動改札か。
乗り場はこっちでよさそうかな。いくつ目かちゃんと数えとかないと乗り越してしまいそう。
来た、来た。乗り込むと、妙なおじさんが大声で何か言いながら歩いてくる。誰かが小銭を渡したぞ。あぁ、物乞いなのね・・・。
乗り越しの心配は、社内のLEDの表示板で解決、"Colegio Militar/Luz"って出たら降りればいいんだ。

さあ着いた。降りては見たものの、どっちに??人が多く行く方についていけばいいのかな?いや、これは反対でした。地上に出てみれば、たくさんの人が向かっていったのは比較的新しいマンション街でした。もう、夕方だもんねぇ、通勤客だったんですね。まぁ、夕方といっても暗くなりそうな気配はまだないですけど。
で、これが「コロンボ・ショッピング・センター」かぁ。ヨーロッパ一だかイベリア半島一だかの大きなショッピング・センター・・・、って感じでもないけど?まぁ、奥行きが深いのかもしれない、と思ったとおり、かなり広大。レストランはどこに??案内板があるけれど、ポルトガル語じゃぁわからないぃ。とりあえず、上に上がってみましょうか。エスカレータで2階、3階へ。どうやら3階がレストラン街のようですね。うぅむ、やっぱりここにもマクドナルドが。
せっかくポルトガルに来たんだからポルトガル料理ですよねぇ。どの店がいいのかなぁ。案内板の前で思案していると、妙なおっさんが英語で話しかけてきた。おぃ、おぃ、めがねのレンズが片方入ってないぞ。
「どうしたんだ?」、「どのレストランにはいるか考えてるんだ」、「奥の店は安いが、テイクアウトの店だ。こっちの店はテーブルに座って食べられるが、ちょっと高い」。ふむ、ふむ。「俺はベルギー人だが、ポルトガルに越してきて来たんだ。ポルトガル料理だったら、あそこの店がこの辺では一番おいしいぞ」、「そうか、ありがとう」。
結局、その店の方に向かって歩きながら、途中の店も観察。中華はなぁ・・・。ここは?カフェテリアみたいな感じですねぇ。メニュー、読めませんけど、どうも重さで料金が決まるみたいですねぇ・・・。やっぱり、さっきのおっさんがいってた店ですかねぇ。ついに、その店「ポルトガリア」の前に来てしまった。メニューを眺めるが、読めやしない。金額はまぁ、こんなもんですかねぇ。しばらく相談をしていると、再びさっきのおっさんが。「ここなら間違いないぞ」。わかった、わかった。まぁ、入ってみましょうか。

席に着き、ウェイターの持ってきたメニューを順に見ていく、わからないからガイドブックを取り出してつきあわせながら・・・。悩んでいるとウェイターさん、英語のメニューを持ってきてくれたが、いまいちよくわからない。ロブスターなどはさすがにいい値段が付いてましたけど、そんなに高いという印象はしませんね。結局、奥さんはアロース・デ・マリスコ"Arroz de Marisco"(シーフード・リゾット)、旦那さんと私はソパ・アレンテジャーナ"Sopa Alentejana"(コリアンダー、ニンニク、アレンテージョ地方の田舎パン、卵の入った一風変わったスープ)を、さらに、オムレツをシェアして、ビールを1杯ずつとることに決定。何とか注文も済んでほっと一息。
すぐにビールとカニクリームコロッケみたいな俵型のフライが運ばれてきた。これ、注文しましたっけ?まぁ、いいや、食べてみましょ。やっぱり、コロッケだ。たぶんジャガイモをマッシュして、コンビーフを混ぜこんだんでしょうね。ビールに合いますね。のどがカラカラだったからビールのまたおいしいこと。
待つことしばし、料理が運ばれてきたよぉ。茶色のキャセロールのような食器。まずは奥さんのリゾット・・・って妙に汁気が少ない、まるでパエリヤかピラフですねぇ。お米は当然細長い。一口味見させてもらうとニンニクが効いてますねぇ、ちょっとしょっぱいけれど、おいしい、おいしい。
続いてソパ・アレンテジャーナがきた、きた。奥さんのアロース・デ・マリスコと同じ茶色の器。ふたを取ると、へぇ、パンが汁に浸されてて、生卵が月見状態に落としてある、スープというよりはおかゆみたいな・・・。ウェイターさん、スプーンを手にとると突然、猛烈な勢いでかき混ぜ始めた。おぉぉ??混ぜ終わると最初の見てくれとはかけ離れた感じに・・・。もう一つの方をかき混ぜようとするウェイターさんに「待て、待て、待て!!」と大声で叫び、カメラを取り出す。あわてて最初の状態を撮影、続いてかき混ぜているところと出来上がりの状態を。あまりの驚きにカメラはぶれぶれ(汗)。さて、お味の方は?一口含んで強烈なニンニクの香りにびっくり。ジョリッと感じるのはすりつぶしたニンニクかな。食感は・・・想像通りぐちゃぐちゃで、お世辞にもいいとは言いかねるけれど、これがポルトガルの郷土料理の味なのかも。
つづいて、オムレツの到着。ほうれん草入り??フランスのオムレツは中が半熟トローリって感じですが、こちらはスペイン風のようにしっかり焼いてありました。
食べ終わって、満足、満足。一人当たり2,000$くらいかぁ、安いですね。だけど、からだ中からニンニクのにおいがしそうですねぇ。

レストランを出るとまず、残りのレストラン街を一回り。さっきのおじさんが言ってた通り、奥の方はファースト・フード店のようでした。Pizza Hatとかね。ケーキ屋さんなんかもありましたねぇ。
では、一旦解散。集合時間を決めてショッピング・センターの探検です。3階建ての広大な建物の中に数え切れないほどのお店が入ってます。特に買い物のあてなどなくふらふら。スーパー・マーケットでもあったらそっちの方がおもしろいかも。
1階に降りるとありました、スーパー。しっかし、めちゃくちゃ広い。食料品のほかに、日用雑貨も置いてあります。感じとしては西友とかダイエー1店舗をワン・フロアに展開したような雰囲気。あんまり時間ないから、食料品を眺めてみようか。
まずは野菜、果物。結構豊富にありますね。キャベツ、ピーマン、ニンジン、ジャガイモ、タマネギ、長ネギ??。おぉ、昼のスープにはいってましたっけ。おや、サツマイモもあるよぉ。
お次は魚。名も知れぬ魚も見うけられますが・・・、こりゃ、タチウオだ、おぉ、キンメダイ??アジだ、イワシだ、タコもあるし、エビにカニ、アサリかなぁ。魚も日本と変わりませんねぇ。ただし、衛生状態は・・・、刺身はやめた方が良さそうだねぇ。
肉類はほぼ日本と同じよう。
乳製品。チーズがたくさん、しかも安いなぁ。パンは、いろいろありますけど、朝、昼に見たパン、やっぱり大量にありますね。
お菓子に飲み物。いやはや、たくさんありますねぇ。おぉ、そうだ。ミネラル・ウォータを買っておこう。330ml入り6本でいいかなぁ。値段を見ると、すっごく安い!185$。昼間買ったのは500mlで150$だぞぉ。
さてさて、そろそろ出ましょうか、と思っていたら、Kご夫妻にばったり。訊けばほかの方もいらしてて、チョコレートとか買ってらしたとか。確かに免税店なんかで買うより相当安いですよね。Kご夫妻も私に習ってミネラル・ウォータを買って、ぼちぼち帰りましょうか。帰りは、タクシーにしますか?

外に出たら、ようやく暗くなり始めた。もうじき21時です。タクシー乗り場はすぐわかって、乗り込んで、ホテルの名前を告げ、10分かそこらで到着。料金は500$ちょっと。奥さんが2,000$札で払うと、あれぇ、お釣りそれだけかよぉ。ポルトガル語で何か言っててよくわかんないけど、どうも1,000$で払ったといってるような。結局、あきらめてホテルにはいる。悔しいねぇ。ちょっと後味悪い幕切れ。
それじゃぁ、お休みなさい。いろいろお世話になりました。充実した半日が過ごせました、ありがとうございました。

部屋に戻って、風呂に入って、TVをつける。あっ、またフェリーニの映画やってますね。今夜は「甘い生活」かな?明日も7時起き。そろそろ寝ますか。

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