第3日目 とうとう来ましたロカ岬、シントラ、サンタ・クルス、オビドスのポルトガル・ギター生演奏、ナザレでイワシを食べまくり
(The 3rd day, Coba da Roca, here I come!, Sintra, Santa Cruz, Live performance of Portuguese guitar in Obidos, I ate a lot of sardines at Nazare)
背景はロカ岬の向こう側、大西洋です。

今日も予定通りに起床。寝起きもまずまず。天気も良好!
まずは朝食、と服を着て昨日のようにレストランに。あれぇ?開いてないの??ロビー階かなぁ。上がって奥の方に行ってみると、食事中の集団が見える、どうやらここらしい。昨日より宿泊客が少ないからこっちにしたのかな。昨日よりちょっと小さいレストランでしたが、窓から外が見えてさわやかな感じ。昨日同様、パン、スクランブル・エッグ、チーズ、果物などの朝食。Kご夫妻もいらっしゃってて、ほかのご夫婦ともご一緒に。
食事が済むと部屋に戻って荷物をかついでロビーへ。廊下にはほかの方々のスーツ・ケースがぽつん、ぽつんと並んでます。ポーターさんが降ろしてくれるのね。わたしゃ、じぶんで持ち歩きますよ。
ロビーで集合時間までに絵はがきを書き、フロントに投函をお願いし、キーを返却。
玄関前にバスが着き、みんな乗り込む。今日も現地ガイドのYさん、英語ガイドのカルラさんが同行します。

昨日同様、モンサント森林公園を抜け、ハイウェイを西に。反対車線はやっぱり大渋滞。だんだんリスボンを離れるとNesleとか大きな会社のビルが見えてきた。どこの国も郊外に会社が引っ越したりしてるんでしょうねぇ。遠くを見ると茶色の屋根の家並みが。畑らしきスペースも随分増えてきた。でも、作物らしきものは植わってないなぁ。
あ、料金所?有料だったのね。自動料金徴収システムのおかげで停まることはない。進んでますねぇ。ハイウェイを降り一般道へ。リスボンの市街地とはひと味違った家並み。
山道にはいった。シントラ山脈。ここを越えると大西洋です。
右へ左へ、森の中、開けたところ。木は松みたいなものもありますけど、ユーカリが多いみたい。ユーカリは成長が早いからいいんだそうです。でも、一回ユーカリを植えちゃうと、あとにほかの樹木は育ちにくいんだそうな。ポルトガル人はちょっと気が短いのかなぁ。牧場みたいなところ。風車がありますねぇ。地下水を汲み上げるのに使うのだそうです。

そうこういっていると海が見えてきた、大西洋。そしてロカ岬。とうとう来ました、ユーラシア大陸の最西端。「ここに地終わり、海始まる」ですね。
早速、岬の先端を目指して。うぅむ・・・、ついにここまで来たか・・・。あの水平線の向こうは、きっと海が滝のように落ち込んでるんだろうな・・・、と、思いに浸って・・・。っていっても、ユーラシア大陸の最西端っていう付加価値がなければどこにでもある岬の風情と変わりがないではないか、などと妙に現実的なあたし。まぁ、ここまで来たという実績こそが大事。
写真を撮って、やっぱりここにもあったぞお土産屋さん、まぁ、一応、覗いておきましょか。陶器が有名な国らしく、結構いろいろある。もちろんタイル、アズレージョも。奥の方には大量のニット製品。近くにいたKさんの奥様に「ニットが有名なんですか?」って訊くと、ナザレのフィッシャーマンズ・セーターは有名なんだそうだ。
わたしゃ、絵はがきでも買いましょうか。高校生くらいの女の子がやってるレジでお金を払うと「アリガト・・・」。ん?日本語知ってるの??そんなにたくさん日本人が来るのかしら、と思って、他の人がお金を払っているのをそれとなくうかがっていると「オリガタ・・・」。・・・ははぁ、「オブリガーダ」といっていたのね。この先、ものを買うとどこでも「アリガト」に出会いました。
それから、あとで「ヨーロッパ最西端到達証明書」というのを受け取りました。ちょっと恥ずかしい代物ですが、どうやらシントラが観光収入源として発行しているようです。ガイドブックによればお値段は500$と800$の2種類があるそうです。さて、もらったのはどっちなのかな。

さて、次はシントラへ。再び山道を登っていきます。こんな山奥にゴルフ場が?日本の資本らしいですね。Yさんの話によれば、敷地の中の方が道路の舗装がいいとか。なるほどねぇ、さすがは日本の資本・・・、バブリーだねぇ。
シントラの街に着いた。この街の景観はは世界遺産だそうな、木一本切るのにも許可がいるって。
早速、宮殿へ。へぇ、おもしろい形の煙突が2本、にょっきりと突き出てます。あんまり混雑しないように、入場制限をしてるらしい。少し待たされて中へはいる。通路が狭いなぁ。山の斜面に建ってるので階段も多いし、まるで迷路のように入り組んでる。敵が侵入しにくいようにとのこと、なるほど。日本の城下町の道が細かく折れ曲がっているのと似た考えですな。
まずは、台所に。むちゃくちゃ天井が高い。そして、例の煙突が。おいおい、部屋の真ん中にあるぞ。雨なんかが入ってきそう。
いろいろな部屋がありますが、どこも綺麗なアズレージョで埋め尽くされてます。16世紀からタイルがどんな風に変遷してきたのかを見ることができるんだそうです。古いタイルは色が混じらないようにレリーフのような感じ、時代が進むにつれ、技術が進歩して平らでも色が混じらずに作れるようになっていったとか。
寝室には丈の短いベッド。昔の人はべたっと横にならず、枕に寄っかかって寝ていたとか。
天井もいろいろ。カササギ、白鳥、紋章などなど。それぞれ、いわれがあるようですが、ごめんなさい、Yさん、ちゃんと聞いてませんでした。
随分増築されているそうですが、建ってる場所が山の斜面なので、上下方向にのばしたのだそうだ。

一回りして王宮を出るとしばしの自由行動でシントラの街をふらつく。しっかし暑いなぁ。
山の上を眺めれば、城壁のようなものが見える。ムーアの城跡。馬車が停まってます、さすが観光地。
小さな街のようだが、さてどこに行ってみようか。観光地らしくお土産屋さんにカフェやレストラン、宿が多いみたい。
石畳、階段をふらふらと。アジサイの花が咲いてるよ。しかし、こう、かんかん照りの中で咲いているアジサイってちょっとイメージ違うなぁ。
ポルトガルで有名なものとして、金細工があるそうな。糸状にした金をレースのように細工するとか。素材の金は含有量が多くて19金だか20金だか。ま、あたしゃ興味ないっす。
暑いし、歩き疲れたし集合場所近くに一足早く戻って一休み。続々と観光バスがやってきますね。あぁ、我らがバスが帰ってきた。中で涼みますか。

バスに乗ってシントラ駅でYさんとカルラさんはリスボンにお帰り。どうもありがとう。リスボンまでは1時間もかからないらしい。
シントラ市街で昼食。今日のメニューはサラダに鳥の唐揚げ。カッテージ・チーズのようなのがサービスで付いてきた。さっぱりして食べやすい。あとはイワシのペースト。これも結構おいしい。味は、イワシというより、マグロのフレーク缶のような感じ。日本人向けで、お土産にも最適?

さて、お次はサンタ・クルスへドライブ。車内で皆さんの紹介。遠くからおいでの方は、なんと青森から。Kご夫妻は山形からのご参加でした。ほかは東京、埼玉、千葉、神奈川がほとんど。普通、こういうツアーは全国津々浦々から参加されるそうですけど、今回はまぁ、関東近辺でかたまったらしいですね。
添乗員のKさん、乗客を退屈させないようにいろいろお話してます。ファドのテープをかけてくれたり。あっ、アマリア・ロドリゲスのライブですね。ですが、昼食時のビールやワインのおかげで皆さんお休みの模様。

のどかな田園風景、海辺の風景を眺めているとサンタ・クルスに到着。なんか、こぢんまりした街ですねぇ。
砂浜が広がってます。赤い日除けのついたベンチで休んでいる人も。
壇一雄の石碑。少し歩いて壇一雄が住んでいた家へ。ありゃりゃ、Kさん道に迷った?でも、お一方、ずっと前の方を歩いてますよ。なんと、あの人、ポルトガル4回目なんですか。それじゃぁ、知ってるんでしょうねぇ。で、無事到着。なんか田舎の住宅地って感じ。家も結構ちんけ(失礼)。でも、ここで「火宅の人」を書いたんですね。ふむふむ。隣の家の壁を塗ってるペンキ屋さんがこっちを見てる。なんの集団だ、って思ってるのか、また来た、って思ってるのか。
しかし、人通りがほとんどない。寂れた街?あぁ、シエスタの時間だからかもしれませんね。
日本人にとっては観光地かもしれませんが、他国人にとってこの街はちょっと寂れた海辺のリゾート地なのかもしれません。

今度はオビドスへ。田舎道は空いてますが、たまに渋滞??トラクターが走ってたりして。今度は海辺から少し内陸にはいっていきます。
遠くの小さな丘の上に城壁が見えてきました。あれがオビドス?駐車場の前には小さな水道橋が。これは結構長そうです。
城壁の門をくぐって中に。この門、まっすぐじゃないんですね、右に曲がって、左に曲がって。おや、おばあさんがレースを編んでますね。天井には綺麗なアズレージョが。
石畳の狭い道を左右はカフェやお土産屋さんほかの店舗です。しばらく歩くと広場に出る。ここで、インフォメーションに置いてあるという日本語版の地図を受け取り、自由行動。さあてどこへ?まずは、サンタ・マリア教会へ入りますか。薄暗い教会内部。壁面は青いアズレージョで埋め尽くされています。
教会を出て、めくらめっぽうに歩き出す。城壁に囲まれた小さな街だから変なところに迷い込む心配はありません。坂を下り、ジグザグの狭い道を気ままに歩いて行きます。白い壁の家がひしめいていますが、ついに城壁に阻まれて。いっちょう、城壁に登ってみますか。城壁に沿って歩いているとありました、階段が。狭い階段には手すりなんかありません。よろけたら下の家の屋根に直行ですね。城壁の上も狭い、狭い。でも、遠くまでよく見えます。周りには住宅など見えません。オビドスの街も一望にできます。小さなかわいらしい街。
城壁を反時計回りに進んでいくとお城に到着。一旦城壁から降りて中を覗くと、どうやらレストランかホテルとして利用されているようです。
城壁に沿って進んでいく。家並み、街並みのかわいらしいこと。
再び城壁に登るとこちら側には広大な畑を見渡せます。再度、下に降りて歩き回ります。ん?プールがあるよ。中学生くらいの女の子がプールサイドでおしゃべりしてます。
しかし、いい加減、暑いなぁ。おぉ、天の助けか教会がある。教会の中は涼しいと、刷り込まれ学習された知識を発揮して中にはいる。サン・ペドロ教会ですね。この教会はちょっと明るめ、壁は当然アズレージョで埋め尽くされてます。ふらふらと中を歩いていると、祭壇の近くに何かある?ギター??おぉ、これがポルトガル・ギターですか。12弦だったんですね。ちょっとさわってみたいなぁ、と手を伸ばそうとしたところに、座ってたおばあさんから声が。なんて言ったのかはわからないけど、さわっちゃだめよって感じだったのかな。はいはい、すみません、って感じに肩をすくめて見せて。ちょっと休憩、ベンチに腰掛けさせてもらいますよ。
しばらく座っていると、若い兄ちゃんが入ってきて、ポルトガル・ギターを抱えて横のいすに腰掛け、演奏を始めた。おぉぉ??こんなところでポルトガル・ギターの生演奏が聴けるとは!!どうも、ここで練習しているみたいですね。壁がアズレージョ張りなのと、高い天井のおかげでものすごく響きがいい。弾いている曲は民族音楽調ではなく、どちらかといえばフュージョンぽいかもしれない。しかし、気持ちいい!!最初は、こちらにいぶかしげな目で見ていたけれど、しばらく真剣に聞き入っていたためか、曲と曲の間に笑みを送ってくるようになった。あぁ、テープ・レコーダかビデオ・カメラがあったら。ふと時計を見ると、ありゃりゃ、まもなく集合時間だ。後ろ髪を引かれる思いで立ち上がり、彼に「サンキュー」って一言。おぃ、おぃ、ポルトガル語で言ってやれよ。でも、彼は気持ちのいい笑顔を返してくれた。いやぁ、いい経験ができました。
さて、急いで駐車場に戻る、っていっても小さな街、遅れずに済みました。そう、このツアー、おもしろいおじさんが参加していて、帽子に寒暖計をつけてるんです。その寒暖計によると、今日は34℃まで上がったとか。暑いわけだ。でも、乾燥しているから、べたつくようなことはありません。あぁ、昨日、ミネラル・ウォータを買っといてよかった。そう、ついでにこのおじさんのことをもう少し書いておくと、ガイドさんの説明をポータブルの録音機で録音してたり、レストランで飲み物の値段を説明すると、全部メモってたり。自分の飲んだものの値段、忘れちゃってもこの人に聞けばわかるので助かりました。

さてさて、いよいよ今日の宿泊地、ナザレに向かいます。
ナザレはフランスの古い白黒映画「過去を持つ愛情」に出てきた漁村です。といっても、今では、海水浴客が集まるリゾート地のようですね。海岸沿いの道はカフェやレストラン、宿などが並び、日本の海水浴場のような雰囲気もあります。
ここの男性はフィッシャーマンズ・セーター、既婚女性は7枚重ねのスカートをはいていたのだそうですが、実際には5枚くらいだという現地の人の証言もある、とはKさんの説明でした。
今日の宿は、街の中心部、ペルカドーレス地区、ソウザ・オリベイラ広場のそばにありました。部屋割りと今日の夕食の時間を聞くと早速部屋に。部屋のキーと一緒にエアコンのリモコンを渡されるのがおもしろい。部屋はちょっぴり狭いけれどダブルベッド。今夜は(も?)ゆったり寝られます。おきまりの水周りチェック。ん?なかなかお湯にならないけど・・・、あれぇ、真っ赤なお湯が出てきたよぉ!まぁ、死ぬことはなかろう、と再び外へ。
3分も歩けば浜に出る。北側には断崖絶壁の岬が突き出ています。夕方とはいえ、まだまだ明るいので、みんなまだ泳いだりしています。それじゃぁ、私もちょっと・・・。靴と靴下を脱いで手に提げ、綺麗な砂浜を海に向かって歩いていきます。ゴミがない、海草が打ち上げられていない。独特の潮のにおいが感じられません。波打ち際でズボンの裾をまくって足を波に打たせる。ぎゃぁ、冷たいぃぃ。こいつら、こんな海にはいってるのか??気温と水温のギャップにびっくりしました。まわりはみんな水着姿の中で、服を着ている私は浮きまくってるんだろうなぁ。まわりの風景に見とれていたら、大きな波を食らってズボンの裾がびちょびちょに。だんだん太陽が傾いてきました。これは運が良ければ大西洋に沈む夕日が見られるかもしれない!!夕食後にもう一度出てこよう。おっと、戻る前に・・・。海の水をちょっとすくってなめてみました。ん??あんまりしょっぱくないねぇ。日本でなめた海水はもっと塩辛かったような・・・。
浜に降りる階段に腰掛けて足に付いた砂を払って靴下と靴を履き立ち上がると、おゃ、Kご夫妻。今、海に足つっこんできましたよ、冷たかったですよ、ズボンの裾が濡れました、海水はそんなに辛くなかったですね、へぇ、ケーブルカーの乗り場を見てきたんですか、なんて話をしながらぶらぶら。
建築現場発見。ほぉ、れんが造りの家なんですねぇ。それにいろをぬっているのか・・・。

ざっと一回りしてホテルに戻り、夕食のためレストランへ。席につく。Kご夫妻に、新婚さん、帽子に寒暖計をつけたおじさんと一緒になりました。飲み物は・・・、新婚さんがいるんだからスパークリング・ワインにしましょということになりました。ホテルのサービスでポート・ワインが1杯ずつついた。甘ぁい。さて、メニューはスープ(やっぱり薄いクリーム・スープ)にイワシの焼いたの、デザートがプリン。スープはやっぱり薄いなぁ。イワシはおいしい、おいしい。

夕食後、少し暗くなり始めたところをまた外に。浜辺の道を歩きながら太陽を見ると、ありゃまぁ、このぶんじゃぁ、岬の向こうに沈みそうだねぇ、残念、残念。おっ、前を歩いているのはサンタ・クルスで道案内をしていた、ポルトガル4回目のおじさん。追いついて声をかけ、話しながらぶらぶらと。「この向こうに市場があるんだ」、「へぇ、そうなんですか、さすが、よくご存じですねぇ、明日の朝来てみようかなぁ。あぁ、そういえば、ここはイワシの炭焼きが有名なんですよねぇ、どっかで食べられませんか?」。おぃ、おぃ。さっき食べたばっかりなのに大丈夫かぁ?と思いながらも名物ものに目がない私。
どこでも食べられるよ、ってことで、ついていくと海岸通り沿いのカフェのようなレストランのような店に。おじさん、かなり怪しげな英語で店の兄ちゃんと話してる。ショウ・ケースのようなのの中にロブスター、エビ、カニ、イワシ、アジ、タイなんかが並んでる。ロブスターはちょっとお高いようで。わたしゃ、イワシとアジが食べられればそれでいいの。
「何が食べたいんだ?いえば焼いてくれるぞ」ってことで、もちろんこれでしょ、イワシとアジ。「これとこれ」って指差して。「どこで食べるか」ときかれて、もちろん「アウトサイド!」。沈みゆく夕日をながめながら焼けるのを待つ。テーブルの脇には大きなバットにアサリがごっそり。潮を噴いてますねぇ。
パンと付け合わせのカクテル3種(アサリ、タコ、エビ)が運ばれてきた。パンは食べられないなぁ、でも、カクテルはちょっと食べてみよう。まぁまぁの味かな。でも、とにかくイワシとアジでしょ、メインは。
待つことしばし、でてきました!・・・一瞬目が点。ウェイターさんが持ってきた2枚の皿には、それぞれイワシとアジがなんと4、5匹ずつ!しかも、サラダにジャガイモの付け合わせ。わたしゃ、てっきり1匹ずつかと思ってた。よぉし、いけるところまでいってやるか・・・、悲壮な(?)決意とともに食べ始める。だが、おいしい!!さっき食べたばっかりだというのに。こっちのイワシの方がホテルで食べたのより香ばしく焼けてます。アジもおいしい。それぞれ2匹ずつ食べ終え、サラダ少々を胃袋に詰め込んだあたりでそろそろギブ・アップか・・・。ふぅ、と息をついていると、突然「あんた、こんなところで何やってんの!」。見上げればKご夫妻、全くよくお会いしますねぇ。「いや、実は、しかじかで・・・」、と経緯を説明、「よろしければ手伝っていただけるとありがたいのですが、食事したばかりですけど」、天の助けとばかり頼み込む。というわけでお二方にも、イワシとアジを召し上がっていただきました。さて会計は?ウェイターさんを呼ぶと、「パンは食べたか?カクテルは?」。ははぁ、食べなけりゃ払わないでいいシステムなのね、カクテルだけ手をつけたよ。で、しめて2,350$。日本でアジが1匹だけの塩焼き定食がいくらかってことを考えると、これはどう考えても安い!ごちそうさまでした。

耳の穴からイワシがこぼれてしまいそうな状態になりながらホテルに向かうと、添乗員のKさんの姿が。声をかけると「普段はホテルからでないことが多いけれど、今日は早くついたから」ということで、食後の散歩に出ておられたとのこと。また、イワシとアジを食べてきたと告げると目を丸くしてらっしゃいました。そうだわなぁ、普通。

部屋に戻って風呂にはいる。お湯はそんなに赤くなくなってました。シャワーを使っていると、ん?ぬるくなってきたぞぉ・・・。たぶん、ボイラーの能力が足らないのでしょう。寒い訳じゃないから、我慢、我慢。昼間は暑かったけど、エアコンを入れるほどではないかな。窓を開けていれば平気。だが・・・、街の中心ということもあって、いつまでたっても静かにならない。ベランダに出て外を眺めると夜空が綺麗。北斗七星が高く昇ってました。目が悪いので、星降るような夜空は実感できませんでしたが。うるさくてなかなか眠れなかったので、絵はがきを書き、TVをつければ、今夜もフェリーニ。「魂のジュリエッタ」ですねぇ。外はまだまだうるさいけれど、そろそろ眠くなりました。明日は朝市に行ってみよう、6時起き。

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