III 調査方法

第5図 石器が出土した切り通し断面は、ほぼ南南東の方向に向かって張出す痩せ尾根の東側側面に相当することから、グリッドの設定は多摩ニュータウン調査基準にのっとり、尾根線を基準としてその線にそって東から北に向かってアルファベット大文字のAからH、そして、その基準線に直交するように南西隅を起点とし、西から東に向かって算用数字の1から5までのグリッドを設定した。グリッドの表示は、算用数字−アルファベットと連記するものとした。石器が発見された崖面はほぼY軸に平行し、遺跡発見の切っ掛けとなった5点の石器は、5−D‐Eグリッドに位置することになる。


index:    ←調査に至る経緯調査方法層序