ほうれんそう
某サントラCDを聴いていると、
ウクレレを持った御仁が歌う歌の中に、
「会社に必要"ほうれんそう"」
という一節がある。
一昔前に良く聞いた話であり、私自身もTVで言ってるのを何度か見かけたことがある。
会社勤めの人間が、円滑に仕事をするために必要とされる要素である。
私自身は、細かい内容を忘れたので、かなり調子はずれな事を言うかもしれないが、この辺は御了承願いたい。

「ほう」
とは、報告の「ほう」。
何か仕事が終わったら、その結果を報告しなくてはならない。
どうなったかを伝える手段はこれしかなく、これをうっかり忘れたばかりに、大変なビジネスチャンスを逃す可能性がある。
また、これは私の仕事の場合だが、客のネットワークのほぼすべてを掌握しているため、運用側からの報告が、クライアントが現在の状況を知る全てとなる。
一部(削除)しているので、(以下強制削除)な訳だが、それでも無事回転しているのだ。
最近、月報を任される事になったらしいが、引き続き週報まで押し付けられ、あっぷあっぷしている私である。

「れん」
これは連絡の「れん」である。
途中経過などをリアルタイムに伝え、判断を仰ぎ、より着実な結果を入手せんがために、必要不可欠な事である。
最近自分で動けない所為か、連絡を待つ身になることが多いのである。
無事に終わって帰ってくるなら良しだが、はまった場合は、状況を確認した上で指示を出さなければならない。
あまつさえ原因がわからない場合も少なからずあるので、やはりあっぷあっぷしている私である。

「そう」
とは、創作の「そう」。
自分が、ポカをかましても、それをフォローして余りあるだけの創作性が無ければ社会人として生きてはいけず、これを一歩間違うと、社内における自らの立場を崩壊させかねません。
使用する技、ソレを裏付けられる状況証拠、物的証拠があるのはベターかもしれません。
ただし場合によっては、物的証拠は自分にとって不利と言う場合がありますから、この辺は周りの空気を読んで、必要な場合以外は使わないほうが得策でしょう。
また、提出しなくても、残している以上いつかは発見され、不利な状況を作りかねませんので、確実に潰しておきましょう。
物的証拠は、引くか押すかという状況になった場合の保険程度に考えましょう。
上司はあなたより経験深く、魑魅魍魎レベルになると、あなたに全ての責任を負わせて、解雇に踏み切るかもしれません。
逆にいうとそれ位の修羅場を潜り抜け、現在の地位まで上り詰めてきた訳ですから、創作の大先輩になります。
日々観察を続け、正しい回避法を学んでおくと良いかと思います。
但し、決して敵に回してはいけません。
戦わずに勝利すると言うのも重要なファクターですから、相手と戦うときは、しっかり見極めることが必要でしょう。
無用な戦いはお互いの傷を広げるばかりか、周囲に被害を及ぼした挙句、結果勝っても周囲に敵を作りかねません。
生んでしまった敵は、出来るだけ自陣に取り込み、懐柔・・・・・・、あ、そうか!関係修復に努める必要があるでしょう。
自陣に寝返らない場合は、身動きが出来ないようにしっかり首輪を付けられると良いでしょう。
以上、会社における重要な「ほうれんそう」の説明でした。

処で気付いた方もいらっしゃると思いますが「そう」はツッコミどころなので、くれぐれも実践しませんように。

本来の「ほうれんそう」とは・・・・
「報告」「連絡」「相談」の事ですよ(多分)



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