あー、なんか肩がこってきた。
とどのつまり、「火の用心、マッチ一本火事の元」な訳である。
こんな殊勝なことをいきなり言い出した理由には、最近職場の館内放送で、注意を促していたからである。
そういえば最近地元の消防団が、 半鐘を鳴らしながら火の用心を言って周っているのを聞いたばかりである。
で、この日の館内放送でかかった標語なのだが、これまた五七五調である。
日本人はこの五七五で標語を編み出すのが好きな国民だが、やはり雅の時代からのクセなんでしょうかのう。
で、この標語の内容は、
「火をつけた、あなたがきちんと、火の始末」
だそうである。
うむ、確かに火を付けた以上、それに対して責任があるよな。
なんせ火が付いた事によって、歯止めが利かなくなる恐れがあるわけだし、火の付いた方が暴走する可能性もあるし、身内に怒られる可能性がある訳だ。
ともすれば、一家離散の憂き目も考えられる。
ましてや認知問題が発生したり、遺産相続や、慰謝料、その後のゴタゴタや、周囲の目、ちょっと社会的な立場が高い人などは、報道、マスコミの追求にも耐えねばならない。
逆ギレしようものなら、朝の奥様向け情報番組や、ブロードキャスターの「おとうさんのための芸能講座」で、山瀬まみのあの舌ったらず(というか、舌余り)な声で、周囲から好奇の目に晒されたりする可能性があるのだ。
これは社会的な立場の崩壊であり、一般の方々の場合は周囲の方々の間でうわさが拡がる過程で、尾びれ背びれ胸びれ誇張拡張妄想電波の入った現実と大きく異なった話の住人にされ、引越しを余儀なくされる可能性や、田舎なんかだと、うわさが千里走ってみたりする訳である。
・・・・・、えーと、何の話をしていたんだっけかの?
そうそう、だから季節柄、火の取り扱いは慎重に慎重を重ねないと危険な訳ですよ。
ええ、もちろん浮気の際の諸注意を促してる訳ではありませんよ。
違いますったら、もう、いやん!
でも、火遊びは程ほどにね。
すまん、こんな俺、逝ってきます。