新・闘わないプログラマ No.447

プリンタを……


以前から「プリンタの調子が悪くなった」だの「新しいプリンタに替えたい」だの、いろいろ言っておきながら、なかなか買い換えないでいた私です。その間にあれこれ方針が揺れ動いた末、レーザープリンタはやはり保守のことを考えるとちょっと手を出せないなあ、ということで、次のようにすることにしました。

前者については、オールインワンプリンタ(スキャナやコピーや、場合によったらFAXもできるやつ)がいいかなあ、とも思っています。こちらはたぶんHPの製品を買うことになるかと思いますが、とりあえず今年中は本の原稿を書く予定がありませんので、たぶん秋頃に出るであろう新製品情報を見てからにしようかな、と思っています。今使っているプリンタもまだ一応だましだまし使えていますし(←それに、未使用のインクもまだありますし ←これが結構重要)。
で、あとは写真画質のプリンタのほうです。これ、じつは、キヤノンのPIXUS Pro9500っていう顔料インクの製品が出るのを待っていたんですよね。いや、これを買うと決めていたわけじゃなくて、これが出て、どんなものか確かめてから製品を選択しようと思っていました。それが……発売が来年まで延期になってしまいました。そもそも、この製品が発表されたのが、今年(2006年)の2月のことで、その時点ですら「今年の夏に発売予定」という異例にも思えるほど先の話でした。それがまた1年は延びるというのはどういうことでしょうか。
ちょうど同時期に、EPSONがPX-G5100というA3インクジェットプリンタを発表(そしてすぐに発売)しています。あきらかにこれにぶつけたものでしょうが、しかしEPSONはすぐに出荷、それに対してキヤノンは半年後。さらに1年くらい延期。何か重大な問題でも起こったのでしょうか。同時に発表された染料インクのPIXUS Pro9000は9月に発売されるのに対して、顔料インクの9500は1年延期。考えられる理由としては、

これだけ延期しなければいけないとなると、あと、何がありますか……。

と、まあ、そのあたりの勘ぐりはこのくらいにして、とにかく、写真画質のプリンタの選択肢が1つ減ったということになります。となると、残るのはEPSONくらいしかありません。EPSONのプリンタにはいい思い出が無いんですよね。例のあのノズルの目詰まり。それを防ぐための「ノズルクリーニング」と称するインクの大量消費。それでも直らなくて印字ヘッドの交換をすれば、それにも費用が膨大に(←大げさ)。
とは言え、他に選択肢が無いので、もう一度EPSONにチャレンジしてみようか、と。選択肢としては、

この二機種、性格的には正反対にあるようです。5500がエクタクロームで、G5100がフジクローム(のそれもベルビアあたり?)という感じ(って、わかるひとにしかわかりませんね、これじゃ)らしいです。さて、どちらを買おうかと思ったのですが、とりあえずはベルビア……じゃなくてG5100のほうにしておきました。たぶんやらないとは思うのですが、CD-R等に印刷できたり、他にもふつーのプリンタとしては扱いやすそうだったのと、まずは派手目の発色のほうがいいかな、ということで決めました。もし欲しくなったら、階調表現が豊からしい5500またはそれの後継機を買ってもいいかなとも思いますし。置く場所はどーするんだとか、そのカネはどっから出るんだ、とかそういう細かい(?)話は置いておいて。

というわけで、日曜日に届きました、PX-G5100。予想はしてましたけどデカいです。事前にPC等を乗せているラックに置き場所を確保しておいたのですが、デカ過ぎて乗りませんでした。仕方が無いので床に置きました。はっきり言ってジャマです。
でもって、一緒に注文していた「クリスピア」という超光沢紙も届いたので、なにはともあれ、以前撮影していた写真を印刷してみたのですが……あれ? 私ってこんなに写真ヘタだったっけ?

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