ALCYONE LEGEND For VRオイル&水漏れ対策修理2


ターボチャージャー付近の画像です。

  アルシオーネの場合はターボチャージャー「略してタービン」の上に冷却カバーが付いていますので、上記の画像はそのカバ
  ーを外しています。

  タービンのセンターコア付近から少し、オイル気が滲んできていますが、これは外部に少量は漏れてきても問題はありません
  がこれが排気側へ漏れるとマフラーより多量な白煙を出しますのでタービン交換になります。

  右側画像はよく破裂する、タービンの
冷却ホースの上側です。

  アルシオーネのターボはタービンの軸を冷やすのに従来の空冷より進化して水で冷やすようにしています。

  これはみなさんご存じの高速走行後のアフターアイドルを励行しないユーザーに向けて対策?されたもので本来は空冷式でも
  耐久性は変わらないのですが、やはりメーカーが製作する以上は万全を期するという意味ではいいですね。


先ほどのタービンの冷却ホースの近接画像です。

  このホースの
純正部品番号は 807611070 ¥830円です。98年度末時点。

  部品ラベルは HOSE-11.5X18.5X13 という表記になっています。
  これはホースのサイズが内径ミリX外径ミリX長さセンチ という事です。

  このホースの交換は凄く簡単でドライバーでネジを緩めて外すだけですので個人レベルでの交換は可能であります。
   


上記のタービン冷却ホースを外した所です。

  ご覧の通りにパイプ側の方が見事に錆びて腐っています。

  外部からの錆びによる腐食とパイプ内部が水流で少しずつ削られてピンホールが開いてクーラントが漏れるケースも時々あり
  ますので注意が必要です。


 

タービンの冷却ホース下側です。

  このアングルはエンジンのインテークマニホールドを外していますので普段はかなり見にくくなっており、漏れの判定は難し
  いのですがこの付近からの漏れですとほぼ、この下側ホースが漏れていると思って間違いないです。

  たまに
パイプ側の腐食という事もありますが、交換時にはタービンを脱着せねばなりませんので同時にパイプも交換すればベ
  ストだと思います。
 


タービンの冷却ホースの下側の部分をエンジン後方より見た画像です。

  タービンがエンジンに付いている状態ですとご覧の通り、狭い場所にあり、タービンのオイルリターンホースとエキゾースト
  パイプに挟まれるように付いていますので遮熱用の銀紙が巻いてあります。

  右側画像はタービンを外した状態です。


戻る 次へ トップページへ

Presented by  ドクター