森本 ミユキ
Miyuki Morimoto
リリック コロラトゥーラ ソプラノ
東京都出身。小笠原みち子氏に師事。国立音楽大学声楽科を卒業後渡英、ギルドホール音楽大学大学院オペラ科修了。以来、キリ・テ・カナワなど一流の歌手たちを多数育て上げている世界的声楽教授、マダム・ヴェラ・ロージャに師事。
ロイヤル・タンブリッジ・ウェルズ国際音楽コンクール優勝、ヴィオッテイ国際音楽コンクール第3位ほか輝かしい受賞歴をもつ。シューベルト協会主催のリサイタルをはじめ、ウィグモア・ホールやバービカン・ホールでも歌うなどロンドンを本拠地として演奏活動をしているが、その舞台はイギリスにとどまらず、ベルギー、オランダ、フランス、ドイツ、スペイン、イタリアなどヨーロッパはもとより、アメリカ、ニュージーランド、そしてシンガポール、マレーシア、タイなど東南アジアにも及ぶ。 「魔笛」の夜の女王、「後宮よりの逃走」のコンスタンツェ、「愛の妙薬」のアディーナ、「ランメルモールのルチア」、「椿姫」のヴィオレッタ、「ホフマン物語」のオリンピア、「トゥーランドット」のリウなどで絶賛を浴びた。 「四季」(山形交響楽団)、「マニフィカート」(武生国際音楽祭)、「天地創造」(モルモン・タボナークル・クワイヤーと共にソルトレイク音楽祭)、イギリスの作曲家ニュッセンの「交響曲第2番」(ロンドン・キャムデン・フェスティバル)、「オペラ・ガラ・コンサート」(ロンドン交響楽団)、アメリカでのCBSテレビやフランスでのラジオ・フランス、英国のBBCラジオ番組などにも数多く出演している。 現代曲にも好んで挑むなどレパートリーの幅はきわめて広い。イタリア、バティニャーノ音楽祭にて「山の巨人たち」の世界初演やイギリスのアルミーダ・オペラで中国の新進作曲家による世界初演のオペラ二作にも出演。 確かな歌唱力と豊かな表現力は定評のあるところ。 |
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