物置を組み立てた。


物置を見つける

 蓼科に避暑に行った帰り道、ビーナスラインも終わり近くにジャットランドという展示場があった。
 寄ってみると グリーンベルと言う会社の展示場で米国製のキットの輸入販売をしていた。
 その中でマジソンという物置がカタログ落ちして、在庫処分98,000円と言う値段だった。しかも、日通の近くの営業所までの運賃が含まれているという。
 施工もするがやはり距離が遠いので少々高く付くということで、小さい物置なのでセルフで組み立てる人も多いと言う。話を聞いているとだんだんその気になり、自分で作ってみることにした。


購入へ

 インターネット通販扱いになり、注文と同時にまず半額支払い、日通の営業所まで取りに行き残額支払って、パレットに乗ったキットを荷台に載せて貰い家の前でばらして降ろすという手続きになる。
 当日、レンタカー屋で軽トラックを予約して待機していた所、日通さんより電話があり、軽トラックで運べるか聞いていると、午後で良ければ、家まで届けてくれるという。グリーンベルさんからは、別料金でかなり高いと言われていたので渡りに船とお願いする事にした。


組立準備

 そうとなれば、午前中に組立に必要な物をジョイフル本田に調達に行く。
 買った物は、
1)重量ブロック 10cm 12個
2)タッカー(安物)と玉
3)バッテリー駆動インパクトドライバーボッシュPDR 12V型
4)コースレッド 4.2×76 3.8×51 各一箱
 である。


 空いた時間に連休中に積んだ自然石の土止めを車で壊されたのを積み直す。ここにきりきりまで寄せて建てようというのが当初計画であった。
 すっかりモルタルを使うのも慣れてきた。が、積み直しは難しい。前のモルタルが除去出来ればいいがぶっ叩いても思った箇所が思ったようには崩れない。仕方なしにそのまま入れようとするとモルタルの厚さが増えるため全体的に距離が合わない。気温も暑いし、汗がだらだら垂れてくるので、だんだんいい加減になって、こんな感じでいいやと終わらせる。


キットの到着

 午後にパネルトラックが来て、キットが到着した。パネルトラックにパレットに載せらていた。
 ドライバーさんに手伝って貰い、その場で、梱包を解いてどんどん駐車場に降ろしていく。キットは、米国Handy Home Product社のキットがベースでそれに足らない部材(土台、水切り、屋根材(ルーフィング、アスファルトシングル))を加えた物であった。


基礎の準備と土台の組立

 資材が届いたところで実際の大きさがやっとわかった。数字では判っていても実物の感覚とは違う。ここに置こうか、いやこっちと考えて、自転車を入れる都合を考え、駐車場の上に作ることにした。
 駐車場は、排水を考えてのことか若干斜めにコンクリートが張ってある。このままでもいいかと思ったが、ちょうど午前中に使ったモルタルが余っているので、それを使って水平を出すことにする。モルタルをこねて、基礎になるブロックの下にモルタルを入れていく。土台の木を基礎ブロックに渡し水平器を使って調整する。
 調整が終わったら、土台の骨組みをコースレッドで接続し、表面にコンパネを張る。土台は、これで完成。改めて、水平をチェックするとまあまあであった。
 初日の作業は、ここまで。


キットの組立

 朝から、キットの組立に入る。キットは、釘だが、電動ドライバーを使ってコースレッドでどんどん組み立てていく。屋根を張るとどうも形がゆがんでいるらしいが、板もそれ以上にいびつな形である。少々悩んだが、そのまま貼り付けて、キットは完成。
 そこで終わらせようと考えたが、天気予報を見ると雨が降るらしい。ではということでルーフィングまで終わらせた。それでもルーフィング端がひらひらしていかにもちぎれそうな気がするので、次の日曜日までルーフィングが持つように水切りまで貼り付ける。
 組立中の写真を撮っておけば良かったと思うが、今回は、暑いし力仕事だし、そんな余裕が全然ありませんでした。
 最初の作業としては、ここで終了。次の週末には、アスファルトシングルを張って屋根を仕上げる作業とペンキ塗りを行う予定となった。



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