愚行連鎖

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Herr GeeBee R-2:6(暫しの休息)


Herr GeeBee

Herr製 GeeBeeバルサキット製作は暫し滞っている…
代わりに…と言っては、ナン、だが…


ビデオ on GeeBee とあるショップでこんなモノを手に入れてしまった。

これはナンと凄い資料である。
グランビル氏のインタビューと当時のGeeBeeの飛行映像を収録したビデオである。
インタビュー以外は当然モノクロだが、あの、GeeBee-Zがスピンアウトして滑走路に激突、“Fire ball”(当時の新聞見出)となって飛び散るシーンやGeeBee一族が揃って離陸する情景などが収められている。

直輸入版で英語であるが、そんなことは大きな問題ではないくらい貴重な映像なのである。
(はい、ねいてぃぶ・じゃぱにーす・オンリーです。ワタシ…)


米国Williams製KIT Net上で発見し、勤め帰りに電車に乗って行ってみたそのショップで、マスターと二言三言会話を交わしたら、こんなモノまで出てきてしまった。

並行輸入などで多少は入っているようだが、なかなか入手困難なアメリカはWilliams製 1/32 KITであった。
Webにはこんなの→1/12, 1/8, 1/6, 1/5, & 1/4 Scale P&W Radial Engine Kits も掲載されている。(ほ!欲っしい〜っ!)


箱には現地出荷時に貼られたのであろうか“HISTRICAL MODEL NOT A TOY”のシールが貼付けられている。
箱絵、タイトルとデフォルトキットは“Doolittle's Record Breaker”R-1であるが、R-2組みも可能なパーツが入っている。(あ゛、くそっ!もしあったら二つ買うんだった)
キット・モールドそのものはかなり良くできていると思う。
(国産と比較しなければ…)
説明書を見て気づいたのだが、国産のキットのナンと親切なことか。
キットによってはパーティーションラインの上手い消し方やら塗装のコツやら…「そんなことは自分で考えろよな」レベルの説明まで丁寧な図示で載っているモノがある。
このキットの説明書はA4一枚。
裏面(こっちが表?)は一面にテキスト。機体について、グランビルさんのメッセージ、(それなりの)組み立て注意事項などがかかれているが、表面(いや、やっぱり、こっちが裏だな)には実寸3面半図と部品展開図が小さく描かれているだけ。
確かに、データ満載の国産モデルの説明書は魅力的ではあるが、このあっさりとした紙はどうだ!
模型工作はイマジネーションとリサーチである。
大人の趣味を邪魔しない程度の情報量…やはり彼の国の趣味領域の奥深さを感じずにいられなかった。

つーわけで、製作記は次回までお待ちの程を…

-P.S.-
バルサGBは各部のパテ盛り修正作業で停滞しているのであった。


続く…



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