Herr GeeBee R-2:3
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Herr製 GeeBeeバルサキット製作の続きである。
さて、さて、エンジンブロック、シリンダー部分である。
バルサ丸棒に鋸目を入れてお茶を濁すか、それとも、プラスチックに逃げるか…
試作、試行錯誤、色々考えた後、学童用の工作用紙(方眼入白ボール)を積み重ねる方法を選択した。シリンダー部分は20φ2枚張り合わせ、フィン部分は1枚で22φとした。
クランクケース径を少々大きく作りすぎたので、フィンは1シリンダー当り7枚で落ち着いた。
実物よりも随分ショートストロークになってしまったが、この位のシリンダー高さで丁度カウリングから見える雰囲気がそれらしくなる。
本当は、シリンダー全面にオイルラインや電装系、その他諸々、結構いろいろな補器があるのだが、今回は余り作り込まずに、プッシュロッドくらいでさっぱりと作ることにした。
シリンダーヘッド部分にはプッシュロッド受けをバルサで作って取付けてある。
エンジン部分はまだ、塗装をしていない。
シリンダーセクションの接着固定が済んだら、一旦クランクケースを外して塗装をする方法を採ったので、完成まではこのように中心、クランクケース部分が取り外せる。
プッシュロッドなどの取付けも塗装後に行う予定である。
途中経過:全体像
全体を仮組みして、全体像を確認する。
両面テープでの仮止めなので、カウルが下がってプロペラが下向きになってしまった。
この辺りのシルエットはなかなかの物である。(自画自賛)
これで塗装が完了すれば又かなり印象が違ってくるはずである。
やっぱりエンジン中心部分が少々でかすぎたか?
プロペラはもう少しカウル側に入っていた方が良いような気もする…
キャノピーは保護のため、塗装用マスキングをまだ剥がしていない。
ううむ…既に、本来のキットとは全く別物、セミ・スクラッチ・ビルドになってしまっている。
フライト・モデルからディスプレイ・モデルに方針変更、紙張りを経木張りにした辺りから我ながら困った奴になっている。
続く…