愚行連鎖 お便りありがとう!:5

GB楽器博物館

留守にしていて…沢山の方からお便りいただいていながら、ほっぽらかしてしまいました。
本当にゴメンナサイ!!

そんなわけで、(前にもやったな、このパターン)頂いた写真とお手紙一挙公開です


小路 さん

Cat's Eyes CE2000
自分のギターの型番で検索していて辿り着きました。
Cat's eyesの、CE-2000愛用です。
20年ぐらい前に、楽器店で音色が気に入って購入した物です
(その前は、CE-1000愛用でした)
これって、結構珍しい物だったのでしょうか?(HP拝見してそのような記述が・・)
外観も気に入っていますし・・
お手紙ありがとう。

珍しい、というよりも、当時欲しくてもとても手が出なかったという物です。
私はサラリーマンになったばかりでした。月収の2倍くらいだったかな?)

私は、学生時代でした…数ヶ月、これだけの為にバイトして…
という状態で入手しました。

その前は、CE1000を使ってたのですが、楽器店でCE2000がたまたま有りまして、弾かせて頂いたら、もう…駄目でした。CE1000の音が、貧弱に聞こえてしまいました…


Cat's Eyes CE2000
現在では文字通り(名器として)珍しい物と言えるでしょうね。
恐らく、中古マーケットでは結構な価格で取り引きされているでしょうが…
絶対に手放さない方が良いですよ!

ま〜〜、当時、20万出す気なら、マーチン買った人が多いようにも思いますね。
(私は、そこまで手が出ませんでした。D-28が欲しかったですが…)
最近、全然、弾いてない(時間が無い)ので、宝の持ち腐れ状態ではあります…
色々と思いでもありますので、手放すのは…ですね。
(無茶な価格だと、グラっとくるかも…ですが)

暇が出来たら、また最初から練習かな〜〜〜〜!!
ちょっと弾けば、思い出すと思うのですが・・・(指先が柔らかくなってますんで、大問題!)
ぺグも、まだ金ピカですよん。触ったら、必ず拭きますから。(メッキが剥げないように)


Cat's Eyes CE2000 こんなギターも有ったんだ…とでも世間に知って頂ければ…
(私は、Cat's eyes、好きですから。ネック細くて弾きやすいので)
だいじょーぶ。
1週間もすれば鉄の指先が戻ってきますって。


Cat's Eyes CE2000 その1週間が地獄ですね〜〜〜〜!
おまけに、メーカー指定が、ミディアム・ゲージときてますし・・・
その割には、繊細?な音でますから、大好きです。!

しかし、偉い物です。今だに、ネックに反り一つありません。
ずーーと、弦張りっぱなしですが…
緩めたら、逆反りするかもしれない…(爆)


ともあれ、美しい楽器です。
一日も早く鉄の指先を取り戻し、末永く大切にしてください!



細川 さん

Lowden
初めまして福岡に住む細川と申します

LOWDENを検索していてこのホームページにたどり着いたのも3月ごろのことです。
S.yairi LOWDENのことを知って毎日のようにYD-500シリーズを探していたのは私だけでしょうか?
そしてたまたま見つけたS.yairi Lowden S-5買ってしまいました、このギターに関してまったく資料がないので80年代のものと思っておりましたが、今日久しぶりにこのホームページを開いてみたらびっくり!!
S.yairiにお勤めであったナカガワ様のお話、うーん…早速ナカガワ様にメールで質問をしました、後は回答を待つのみ、どなたかこのギターについて分かることがあれば何でもかまいません教えていただければ幸いです。

お手紙ありがとう。

これは、凄い!
お送りいただいた写真ですが…
Lowdenのロゴがありますが、Yairi製なのですか?
以前から聞いていた「YairiでLowdenのOEMを作っていた」という伝説は、先日の中川さんのお手紙で真偽がハッキリしたのですが、現物を見るのは初めてです。


Lowden
実はこのギターについての詳細ははっきりしないのですが、S.yairi製ということで黒澤楽器で購入しました。
店員さんも余りよく知らないみたいでアメリカでMADE IN JAPANだということで買い付けてきたものだそうです。

Waverという楽器店のホームページでコアバックのLowdenが出てましたがそれも私のLowdenと同じ種類のものでした。しかしこちらのほうは状態も仕様も私のものよりずっと上のようです。もう売り切れていますが写真はまだ掲載されてます。是非見てください欲しくなりますよ。

そうそうナカガワさんに直接お尋ねをしましたがナカガワさんが在職中のものではないというお答えでした、その後もう一度ご連絡をいただきS.yairi時代の先輩にお尋ねいただいたところ、82・83年頃に製造した記憶があるという回答をいただきました。
 そして同時期にジョージ・ローデン氏もいらしており一緒にソフトボールをしたそうです、感動ものですね。



Lowden
それから石井さんの504Fとほとんど同じラベルが貼られています。
型番はS-5シリアルナンバー2269サイド・バックはマホガニーでトップはシダーです、ピックアップ内蔵でサイズはジャンボですLowdenの現在のOタイプと同じだと思います、ペグにはLowdenの文字が刻印されています多分Goto製だと思いますが?オリジナルのケースもついてましたボロですが。

確かに、現在のLowdenとはちょっと雰囲気が違うようですね。
また、細部がYairiとも違う。
ピックガードの形は私の504と同じ。
(P.ベンスーザンの愛機Lowdenがこの形のピックガードですね)

ピックガードはピエールベンスーザンの物とはよーく見ると違います


Lowden
実は私はもともとLowdenを探索していて石井さんのホームページに行き着きましたそれからSyairi製に興味をもち504も探し当てたのですがすでに販売済みとなっておりました。
みんな目を光らせているみたいですね。
Lowdenはあと2本持ってます、これも衝動買いですが。最近本家を差し置いてS−5ばかり弾いております弾くといっても私の場合家弾きのみですが、タバコ代わりというのでしょうか(吸わないもので)
音が結構いいというか自分好みの音です、とても優しい音を出します。

ブリッジは弦通し穴でなく、ピン式。
この辺りは504と同一です。(ぜ〜たさんの愛機のように50#でも弦通し穴の物もあるようです)
ボディ内の力木はLowden式(50#もこのタイプ)の3角断面みたいですね。


しかし、ヘッド裏、ボリュートの形はマーチン風…
更に、細川さんも仰っているように、チューニングマシンは、シャーラーではなく、ゴトー製のようにも見えます。

さて、さて、また謎が一つ増えてしまいました。




お散歩の途中に近所のリサイクルショップで、殆ど“ゴミ”状態のYAMAHA FG250J(黒ラベル)を入手しました。
見るも無惨なヒドイ状況です。
どうしたら、こんなにボロボロに出来るのでしょうか?
あまりに可愛そうなので、その場で譲って貰って持ち帰り、現在徹底調査中です。
(フツーの人は、こんなモノに金を出したりしないかも…)
幸いなことに、ネックには狂いはないようです。(しかし傷だらけ。ボロだ!)

→ YAMAHA FG250J(黒ラベル) 救出の巻 へ



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