愚行連鎖 ホントに困った収集癖だこと…
(かみさんは既に何も言わん)

GB楽器博物館

エレクトリックギター類

本来ベーシストなのでベースが最初になっています。

Grecoヘフナーベース
Grecoヘフナーベース

ポールマッカートニーが使っていたアレ、そのコピーモデル。
友人宅の物置でグチャグチャになっていたのを拾ってきた。
とにかく酷い状況だったが、オーバーホールして何とか使えるようにリペアした。
ショートスケール(弦が高いぞ!)だし、音も…しかし、味はあるよな。

Grecoプレシジョン

Grecoプレシジョン改

実際に一番使った楽器。
電気周りを全部アルミでシールドし、(本当は金か銅が欲しかったけど…)ブリッジをバダスに交換した。
当時流行し始めたチョッパーに夢中だった。

現在は息子が使っている。

Greco Jazz Bass Fletless

Greco Jazz Bass改 Fletless

19の頃、最初に買ったグレコのエレキベース。
火事で燃えてしまったケースの中からボディだけが焼け残って出てきた。
焦げてしまったネックを外して掃除をし、点検すると、なんと電気系統はすべて生きていた。
たまたま運よくフェルナンデスのフレットレスネックとクルーソンのペグが手に入ったので、早速当時憧れていたジャコ・パストリアス風のジャズベースに仕上げた。
(但し、ブリッジはバダスを付けた)
ジャコのベースにはピックガードが付いていないが、このボディは丁度真ん中辺りに火事の時の染みが残っているので止む無くピックガードを取り付けてある。

Greco GoB-900

Greco GoB-900

これは某デパートの楽器売り場で売れ残っていたものを交渉し、原価で出してもらったもの。
(このパターン、大得意だな)
設計が古いのでフレット数等は少ないが、ピックアップの切り替えにバリエーションが多いのでかなり多彩な音が出せる。
作りもしっかりしているし、結構気に入っている楽器である。

Tokai ストラト

Tokai ストラトキャスター

エレキギター、といったらストラトキャスターに止めを刺すだろう。
これは今はなき倒壊…ぢゃなかった、東海楽器によるオールドモデルコピー。
実は最近の本家フェンダーなどよりもずっとしっかり出来ているとおもう。
この楽器の本当のオーナーはキツツキ企画編集主幹、社主なのであった。
(もう10何年もウチにあるんだし、要らないよな)
東海楽器といえばクラレンス・ホワイトモデルのストラップベンダーとか、結構マニアックな商品をカタログに載せてて良かったんだけどなぁ。

訂正

東海楽器は現存します。
正しくは、ずっと楽器製造を行っています。
単なる語呂合わせの駄洒落で関係各位にご迷惑をおかけしました。

Gaban Full Aco.

Gaban Full Aco.

我がギターの師と仰ぐS.S.氏から貰った。
渋い音が出るんだけど…ネックの狂いは如何ともしがたい。

S.S.氏は国鉄からJRになる直前まで新宿で助役をやっていたのだが、以来音信不通になっている。
なんとか連絡を取りたいものだ。



ある日突然、一通のメールが届いた…

「あなたはもしや***(かつて師匠とやっていたバンド名)のベースの方ですか?」

ホームページ開設していて本当に良かったと思った瞬間。
師匠とのン10年ぶりの再会であった…

Matsumoto Thin-Line

Matsumoto Thin-Line

地元のレコード店の店頭で埃をかぶっていたものを入手。
テレキャスターでなく、シンラインと言うところが渋い。
(テレキャスも欲しいよォ〜〜!)
安物では有るが、まぁ使えない事は無い。

これも現在は息子が使っている。

Mini ストラト

Mini ストラト

3/4サイズのストラトキャスター。
マイクの数などは少ないが、ちゃんとトレモロアームも付いているし、持っているだけで楽しくなるギター。
但し、最近流行のゾウさんギターのようにアンプやスピーカーは内蔵していない、本来のエレキギターである。

MIDI コントローラー

MIDI コントローラーGC10

楽器としての固有の音を持たない変なギター。
MIDIインターフェイスユニットがないと全く機能しない。
ギタ次郎と言う商品名でセット販売されていたが、これは中古楽器市で単体で(もちろんインターフェイス込み)で入手した。
ギターからストリングセクションの音やオーケストラヒットの音が簡単に出るのはちょっと感動ではある。
しかし、送出MIDI信号が膨大なのでウチのPCのSound Blasterのインターフェイスでは速度が遅すぎて取りこぼす音がかなり多い…RolandのMIDIインターフェイス買わないと駄目かなぁ。

MOON MBC5 5Strings Bass

MOON MBC5 5Strings Bass

必要に迫られて、どうにか予算をとってエレクトリック・アコースチックの5弦ベースを発注したのだが…。輸入元に在庫がなく、既に数ヶ月待たされている。
そんなある日、進捗状況確認に楽器店に行ったら中古品としてこの5弦が展示されていたのだった。
結構使い込まれているようでボディに多少の傷があり、フレットにも摩耗が見られたが、ネックの狂いや傷は無かった。
サーキットなどは完全。ソリッドボディの場合、多少の傷はかえってハクと言う物だ。オイル仕上げのボディは渋いし、ピックアップは銘器バルトリーニ。
付属のソフトケースが破けているので格安との事。
何と言っても知る人ぞ知るMOONである。
とにかく、5弦ベースが欲しかったので、衝動のカード大魔王になってしまったのは写真をお見せするまでもない。

しかし、発注したエレアコの5弦ベースのキャンセルはしていないのが無頼放蕩者だ…
箱付きのエレアコベースも近日公開出来る予定である。(困った男だね、どうも)

…と、言う訳で早速公開だったりする。

Ovation Celebrity CS275-HB 5Strings Bass

Ovation Celebrity CS275-HB
5Strings Bass

MBCの項でも書いた様に、必要に迫られて予算をとって発注した楽器が届いた。
今回の輸入はこの色だけ、選択の余地は無かったがそれほど変な色でないのでいいだろう。
OvationのCelebrityと言うシリーズには他のシリーズと違ってカラーバリエーションが多い。
その色はカタログの写真と実物はかなり違い、実物は一寸「をぢさん」には恥ずかしい色もあるのだ。(実はナチュラルが欲しかったのだが…)
このCelebrityと言うシリーズは、言うなればOvationファミリーの中の入門モデルに当たる物である。(でもそこそこの価格ではある、高いよな実際)
Ovationファミリーにはこの下に更に廉価版のApplauseと言うシリーズがある。
Applauseは内部ラベルに“Applause by Ovation”とありヘッドストックには“Ovation”の文字は無く、「とりあえずラウンドバックの雰囲気を味わいたい」と言ったクラスと思われる。価格帯も中高生がお小遣いを貯めて比較的気軽に買える程度の設定である。
Celebrityは一応“Ovation”のロゴを持っおり、トップがラミネート、一部のパーツを除いて韓国製である所が上級モデルと異なる。価格も国産量産アコギターの一寸良いのが買える位。
ギターなら結構値引き率が高いので上級モデルも思い切って買えない事も無いのだが、ベースは絶対数が少なく、上級モデルは特注輸入に近い物になるので値引きも期待出来ず、ちょっと手が出なかった。
まぁ、エレクトリックがメインの使い方になるのだから、と妥協したのだが、これがなかなか良く出来ていて、独特の音色は充分に楽しめる。
ただ、特徴ある音色の一因でもある弦が、特製のフォスファーブロンズ(通常のベース弦はニッケルやステンレス)で、なかなか手に入りにくいのでその辺りが一寸困り物ではある。
音色、弾き心地はエレキベースというよりも、まさに“ベースギター”と言う雰囲気であり、結構使い方が難しいかもしれない。
ソリッドベースとは全く違うし、ウッドベースの代替でもないし…

ともあれ、必要な物は取り敢えず揃ったので、これで暫く楽器収集は停止…になる筈なんだが…


なるはず…だったのだが…やはり…

…謎の物体 さて、これは何であろう?
巨大な野球のバットケース?
それとも日よけテントの収納袋?

もう、危険なオヤジ、衝動買い以外の何物でもない。
> 続く


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