愚行連鎖 Recently My favorite things.


SINGERS UNLIMITED …& OSCER PETERSON

Jacket Christmas/The Singers Unlimited

季節柄、早速とクリスマスツリーをご紹介。
何とも楽しくなるではないか!
世にクリスマスアルバム数ある中でも、これは極上の一枚。

  1. Deck the Halls:ヒイラギの枝で飾れ
  2. Ah Bleak & Chill the Wintry Wind:冷たい冬の風
  3. Bright, Bright, the Holly Berries:聖なる実
  4. Jesu Parvule:イエス・パープル
  5. Caroling, Caroling:キャロリング・キャロリング
  6. What Are the Signs:ホワット・アー・ザ・サイン
  7. Night Bethlehem:ベツレヘムの夜
  8. While by My Sheep:子羊のそばに
  9. It Came Upon a Midnight Clear:あめなる神には
  10. Silent Night:きよしこの夜
  11. Joy to the World:もろびとこぞりて
  12. Wassail Song:ワッセイル・ソング
  13. Carol of the Russian Children:ロシアの子供たちのキャロル
  14. Good King Wenceslas:良き王ウェンセスラス
  15. Coventry Carol:修道院のキャロル
  16. Oh Come All Ye Faithful:神の御子は今宵も
  17. Have Yourself a Merry Little Christmas:メリー・リトル・クリスマス

Recorded at the Villingen MPS Studio, 1971

Gene Puerling(Vo./Arr./Cond.)
Don Shelton(Vo.)
Len Dressler(Vo.)
Bonnie Herman(Vo.)


Jacket ア・カペラ/シンガーズ・アンリミテッド

シンガーズ・アンリミテッドは、1967年に元ハイ・ローズのメンバーを中心に結成された、ジャズ・ヴォーカル史でも稀な4人組ア・カペラ・コーラス・グループ。
これは実質的日本国内の1st.アルバム。ポピュラーな選曲で人気の高いアルバム。

恐らく、我が国で最初に“ア・カペラ”と言う言葉が一般に認知されたのは、このアルバムからでは無かろうか?
音楽性も高く、(確か…)'70年代に初めてこれを聴いた時にはその美しく分厚いハーモニー(多重録音)と人声のみでの圧倒的なスウィング感に鳥肌が立ったことを思い出す。

“ア・カペラ”と言う言葉は、最近では随分と一般的になったが、これは演奏スタイルの名称であり、簡単にいえば楽器の伴奏抜きでヴォーカルだけで呈示される音楽を指す。声が楽器の役割を果たすものもあるし、数人でハーモニーを作り出すものもある。
元はイタリア語の“a cappella”(チャペルのように)で、「礼拝堂風に」または「聖堂風に」を意味し、一般には楽器の伴奏を伴わない合唱曲。また、無伴奏で合唱すること。
しかし、歴史的には、必ずしも「無伴奏」という意味に限定されない。
本来は教会合唱の様式を意味するものであり、中世の教会で楽器の使用が制限されていたことから無伴奏を意味するようになった。
これも最近ポピュラーになった「グレゴリオ聖歌」などがその例になる。
ポップスではドゥ−ワップ系でも良く用いられるし、ゴスペルなどでも例がある。
天使にラブソングを等でも魅力的に扱われている。

本物のハーモニーを是非一度聴いて欲しい。

  1. 青春の光と影
  2. 夜のロンドン
  3. ヒア・ゼア・アンド・エヴリホエア
  4. ララバイ
  5. ミッシェル
  6. フール・オン・ザ・ヒル
  7. エミリー
  8. シンス・ユー・アスクト
  9. もう望めない
  10. トライ・トゥ・リメンバー



Jacket イン・テューン/オスカー・ピーターソンとシンガーズ・アンリミテッド
IN TUNE/THE OSCER PETERSON TRIO + THE SINGERS UNLIMITED

実は、こちらがシンガーズ・アンリミテッドの本当のデビュー盤。
オスカー・ピーターソンが埋もれたデモテープの中から彼らを発掘して世に出した、と言うのが真相らしい。

ピーターソンのピアノはクリアで力強く正確、シンガーズ・アンリミテッドの歌声はあくまでも美しい。なんと言ってもベースがジョージ・ムラーツ。
最初のトラック、“セサミ・ストリート”これ一曲聴くためだけに、この一枚を手に入れても惜しくない。

LP盤発売当時、PCM録音の走りで、録音そのもののクリアさと音色の派手さにも圧倒されたが、今CDで聴くと、何のことはない、随分地味な音造りなのである。(現在のCDが録音、いじりすぎ??)

残念なことにシンガーズ・アンリミテッドは既に自然消滅してしまっているらしい…

  1. SESAME STREET:セサミ・ストリート
  2. IT NEVER ENTERED MY MIND:イット・ネヴァー・エンタード・マイ・マインド
  3. CHILDREN'S GAME:チルドレンズ・ゲーム
  4. THE GENTLE RAIN:ジェントル・レイン
  5. A CHILD IS BORN:ア・チャイルド・イズ・ボーン
  6. THE SHADOW OF YOUR SMILE:いそしぎ
  7. CATHERINE:キャサリン
  8. ONECE UPON A SUMMER TIME:ワンス・アポン・ア・サマータイム
  9. HERE'S THAT RAINY DAY:ヒアズ・ザット・レイニー・デイ

Recorded in July, 1971

THE SINGERS UNLIMITED
Gene Puerling(Vo./Arr./Cond.)
Don Shelton(Vo.)
Len Dressler(Vo.)
Bonnie Herman(Vo.)

OSCER PETERSON TRIO
Oscar Peterson(P.)
Jiri Mratz(B.)
Louis Hayes(Ds.)



オスカー・ピーターソンと言えば…
最近、こんなものを手に入れた…

Jacket ウイーンの夜 / オスカー・ピーターソン・トリオ
A NIGHT IN VIENNA / OSCAR PETERSON(UCBU-9006)UCBU-9006)

2003年、ウイーンにて行われたベーゼンドルファーの創立175周年を記念したコンサートのライヴ録音DVD
同ライヴの模様を90分余にわたり収録したボーナスCD付
初回生産1,000セット完全限定だそうなので、見つけたら、とりあえずGet!ですな。

ドルビーデジタル5.1サラウンド…はどうかと思うが…
ともかく、老いたりとはいえピーターソン(いや、確かに老いた…哀しくも)。
しかしながら、アンコール曲の“Hymn To Freedom”は圧巻である。涙無くして聴けない。
きちんと目蓋に焼き付けておかないと、もしかするとこれが最期になるかも知れない。

Oscar Peterson(P.)
Neils-Henning Orsted Pedersen(B.)
Ulf Wakenius(G.)
Martin Drew(Ds.)

Recorded at Musikverein in Vienna, on Fri.Nov.21, 2003.

  1. Intro
  2. Falling In Love With Love
  3. Nighttime
  4. When Summer Comes
  5. Cake Walk
  6. Requiem
  7. Sushi
  8. Wheatland
  9. The Backyard Blues
  10. Satin Doll
  11. Sweet Georgia Brown
  12. Hymn To Freedom



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