Ann Sally
Moon Dance/Ann Sally
- アイ・ウィッシュ・ユー・ラヴ
- 僕が生れた町には川が流れている
- ハヴント・ウィ・メット
- 蘇州夜曲
- ピースフル
- オンリー・ラヴ・キャン・ブレイク・ユア・ハート
- 輝く太陽
- 星影の小径
- ファイヴ・フォー・サンバ
- メウ・カルナヴァル
- ハレルヤ
昨年(2005.7.25.)に書いて忘れていた…
唄う女医さん。西欧人のような名前だが、実は在日三世だそうだ。
Ann Sally、シンガーソングライター、心臓内科医。
1972年、名古屋生まれ。本名・安佐里。(ホントかな?)
日本語の歌を時々取り上げているが、それがかなり良い。
もう四年五年も前になるが、地元のCD屋でかかっていた“Voyage”と言うアルバム。その中の“青春の光と陰”を聴いて、不覚にも涙が出てしまった。(これは英語だったけど…)
実は、これは一寸前のアルバム。この次の新作も出ている。
それもなかなか良い!
小編成女性ボーカルのお手本のような…
Day Dream/Ann Sally
- ディズニー・ガールズ
- ラヴ・ソング
- レインボー・シー・ライン
- ア・メニーナ・ダンサ
- ミスティ・ローゼズ
- 三時の子守唄
- コーズ・ウィヴ・ビーン・トゥゲザー
- 週末のハイウェイ
- フリーダム・フォー・ザ・スタリオン
- こころ
- ドゥ・ユー・ノウ・マイ・ジーザス
アン・サリー、良いんだけど、一つ気になるのが…
濁音の発音。
この人、鼻濁音じゃなくって口濁音で唄うんだよね。
(ユーミン辺りも口濁音が汚いけど…)
私、駄目なんだわ、どうもあの口濁音って…
気になって仕方ない。
「鐘か゛鳴ります」じゃなくってね「鐘か゜鳴ります」って
唄って欲しいのね。
で、昔は「歌を歌うときには必ず鼻濁音で」なんて教える音楽の先生もいたけど、全部の「がぎぐげご」を鼻濁音で発音すると、コレもとてもヘン。
日本語では語頭(言葉の頭)の「がぎぐげご」は口濁音になるし、名詞なんかは“か゛(ga)”で良い事が多いんだけど
「ナニナニが…」の時は“か゜(nGaに近い)”になった方が綺麗なのね。
ただ、これ、調べたら、出身地によって感じ方に違いが有るみたい。
東北とか、信州、甲州辺りの人間は(方言の関係もあって)凄く気にする。
実は、私、一族が長野なのね。
昨晩は Ann Sally / Brand-New Orleans を聴きまくっていました。
気持ちいいんだわ、これ。
で、ムーンダンス聴いたときに、ちょっとだけ気になった彼女の口濁音、こちらを聴く限りは全く気になりませんでした。
気にならないと言うよりも逆にもの凄く綺麗な鼻濁音と口濁音を歌い分けています。
んー…
今日帰ったら、他のアルバムも確認してみようっと。
Brand-New Orleans/Ann Sally
- Basin Street Blues
- Honeysuckle Rose
- Since I Fell For You
- アフリカの月
- When You're Smiling
- Lazy River
- Sweet Georgia Brown
- Until It's Time For You To Go
- I Know
- Way Down Yonder In New Orleans
- 胸の振子
- Bogalusa Strut [Insrtumental]
- What A Wonderful World
初回限定盤 2曲入りボーナスCD
- 懐かしのニューオリンズ
「ジャズしか聴かない奴にジャズができるわけなかろう」
(クインシー・ジョーンズ)
まさしく名言!
今回の選曲は曲名を見ただけで泣きそうなスタンダードが目立つが、実際の所はこの人も殆どジャンルに拘らない歌い手のようである。
殆どのアルバムに入っているのでボサは好きなのだろうが、バックミュージシャンにしても、本人以外のアルバムへのゲストで歌っているときにしても、その音楽傾向は結構多岐に渡っている。
(前に紹介したのにはショーロクラブ入ってなかったかな?)
「これはナニナニである」かは、全く問題ではない。
「それ」が自分にとって気持ちいいかどうかだけが問題なのだな。
ただねー…
この録音…
最近こういう低音ぼたぼた、多いけど…
----訂正 2005.6.7.----
低音がだぶついてるのは“ムーン・ダンス”の方でありました。
それでも、最近多い聞き苦しい程のだぶつきではないです。
とっかえひっかえ聴いてると混乱してきます。
低音ダブダブのは安いCDラジカセやカーステレオのヘボい音で聴くとそれなりに聞こえるんだよね。
で、このアン・サリーについて言えば、現在5枚のアルバムが出ています。
ライブ盤のみ聴いた事がありませんが、スタジオ録音の4枚については、それぞれみんな色が違うところが面白い。
特にこの最新盤はニューオリンズのミュージシャンたちとの録音で、非常にジャズ色の濃い物です。
この人の声質で“ベイズンストリート・ブルーズ”なんか、どんな物か…?
と思っていましたが、それなりによい雰囲気です。
この盤では、ベースとのデュオ2.の“ハニーサックル・ローズ”と初回限定特典の“懐かしのニューオリンズ”が…良い…
(ベースマンだから評価に片よりあり)
どちらにしてもジャズではそれほど珍しくない、ベースとボーカルのデュオなんか、よほど双方に自信がなきゃ出来るモンではありませんな。
個人的には1st.とこの最新盤が好きかな。
抜けた…
9.の“アイ・ノウ”もベースとのデュオです。
もう泣きそう…