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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(原題 A Haunting in Venice)


監督 ケネス・ブラナー
脚本 マイケル・グリーン
出演 ケネス・ブラナー/カイル・アレン/カミーユ・コッタン/ジェイミー・ドーナン/ティナ・フェイ/ジュード・ヒル/アリ・カーン/エマ・レアード/ケリー・ライリー/リッカルド・スカマルチョ/ミシェル・ヨー
原作 アガサ・クリスティ(『ハロウィーン・パーティ』より)
音楽 ヒドゥル・グドナドッティル
製作 米 2023


「今日は誰も来ないから映画行くよ。」
お休みだったが映画マニアの三男坊は本作に興味ないらしく、留守番。

だが、私は映画のお誘いは相当なことがない限りお断りは無し。

アガサ・クリスティ作のエルキュール・ポアロシリーズ『ハロウィーン・パーティ』(1969年発表)の映画化で、『オリエント急行殺人事件』、『ナイル殺人事件』に次ぐケネス・ブラナー監督・主演の映画エルキュール・ポアロシリーズの第3作目。

オリエント急行は観たが、前作ナイルは観ていない。

第二次世界大戦終戦直後のイタリア・ヴェネツィア。一線を退いた名探偵エルキュール・ポアロは、招かれた交霊会で客が殺害された事件を解決することに。
原作「ハロウィーン・パーティ」の舞台はイングランド南西部、ロンドン郊外の町ウドリー・コモンだが、本作では水の都ベニス、嵐で閉塞されたお屋敷が舞台となる。

そもそも私は文章でも映像でも“名探偵物”が少々苦手。

そう、オリエント急行殺人事件でも感想に書いたが…
私はこの手の映画が苦手だった!
もう、眠くて仕方が無かった。

私はこの辺り(クリスティとかクィンとか…)の「推理小説」と呼ばれるジャンルを殆ど読んだことがない。

閉ざされた環境で事件が起こり、たまたま居合わせた探偵が全ての登場人物を一カ所に集め、滔々と謎解きを始める…
そんな話ばかりだった気がする。

読み物ならともかく、映像作品でこれをやられたら、もう寝るしかない。

ふと思い出したら…
以前、ホームズを見た時も殆ど落ちていた様な気がする。

今回は何とか墜ちずに最後まで観たが。

イングランドではなく、ベネチアね。うんうん、それは分かるような気がする。
ゴシック調というのか、暗く落ち着いた画面や明るい水の都の映像は何処を切り取っても美しい。
まぁ、それを観ただけでも満足か。

つまり、ストーリーはほぼ覚えていない。(興味の対象外)


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