GBのアームチェアCinema見ist:オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件

オリエント急行殺人事件(原題:Murder on the Orient Express)

監督 ケネス・ブラナー
脚本 マイケル・グリーン
出演 ケネス・ブラナー/ペネロペ・クルス/ウィレム・デフォー/ジュディ・デンチ/ジョニー・デップ/ジョシュ・ギャッド/デレク・ジャコビ/レスリー・オドム・Jr/ミシェル・ファイファー/デイジー・リドリー
音楽 パトリック・ドイル
原作 アガサ・クリスティ『オリエント急行の殺人』
製作年 2017/英


年末は観たい映画沢山あるから、一所懸命通わないとね、とカミさん。
そんな訳で日曜日、映画-Live演奏-映画と言う超過密スケジュールとなった。

その2:年末日曜日夜の部

『オリエント急行の殺人』または『オリエント急行殺人事件』(原題:Murder on the Orient Express)は、アガサ・クリスティによって1934年に発表された長編推理小説である。著者の長編としては14作目、エルキュール・ポアロシリーズとしては8作目にあたる。日本語初訳は『十二の刺傷』の題名で刊行された(柳香書院刊、延原謙訳、1935年)。
その奇抜な結末から著者の代表作の1つに挙げられている。

オリエント急行殺人事件(1974)に続いて二度目の映画化。

これは映画ファンなら取り敢えず観とけ!かな?と思い、常盤台のLiveを早々に引き上げ、夕飯をかっ込んでカミさん三男と連れだち日曜のレイトショーへ。

結論から言っておく。

私はこの手の映画が苦手だった!
もう、眠くて仕方が無かった。

終わったあと、カミさんに「スターウォーズのあの女優さん、出てたよね?」と訊かれて「うんにゃ?そんな娘いなかったべさ。ペネロペ・クルスはいたような気がするが。」と答えた位。
朦朧としていたかも知れない。
もっとも、カミさんもお目当てだったジョニー・デップ、「気がついたら死んでた…(多分落ちてた)」と…

エンドロールにリドリー・スコットの名前を見た気がした。
確認したら、「製作」に名を連ねていた。
ふぅん…

本読みの風上にも置けないのだが、実は私はこの辺り(クリスティとかクィンとか…)の「推理小説」と呼ばれるジャンルを殆ど読んだことがない。

機会が無かった、出会いがなかった、と言うことになるが、子供の頃最初に読んだいくつかの子ども向け翻案翻訳推理小説がどれも類型的でつまらなかったと言うのが大きな理由ではないかと思う。

閉ざされた環境で事件が起こり、たまたま居合わせた探偵が全ての登場人物を一カ所に集め、滔々と謎解きを始める…
そんな話ばかりだった気がする。

読み物ならともかく、映像作品でこれをやられたら、もう寝るしかない。

ふと思い出したら…
以前、ホームズを見た時も殆ど落ちていた様な気がする。

そもそも私は名探偵が苦手なのかも知れない。
(と、言うか、あのホームズの場合、映像表現が不快感を通り越して嫌悪感だったのだが)



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