ディライト
VZJ95との生活:43/馬鹿な役所と大企業
正式には「自動車継続検査」といい、略して「車検」と言われる。
一般的には正式名称を知る人の方が少なく、「車検」と言ったほうが通じやすい。
車検は、公道を走る車が2年に一度(新車の場合は初回車検が3年目)日本の法令で定められた基準に適合しているかどうかを検査し、法令にしたがって継続して乗ることが許される車かどうかを検査するものである。
車検を受けていない車は公道を走ることができない。
と言うわけで、3回目の車検を受けた。
こんなの、装着している。
要するに走行中は常時点灯して周囲の注意を促すという物である。
車検対応だそうで…。
このセンサーがキモ。
車体の振動を拾ってスイッチをオンオフするので、配線はランプ本体とバッテリー間だけ。
なのだが…
大トヨタ様はこいつを不適合部品として車検を通さない、と仰る。
確かに、振動センサーなので、発進すれば即座に点灯し、「移動中は“常時点灯”」ではあるが、車が停止すれば30秒で消灯する。
これが「常時点灯ではなく、点滅であり、車検基準に適合しない」のだと。
言いたいことは分かる。
例外措置に関しては、きちんとした根拠が必要なことも解る。
ただねぇ…
推奨こそされ、何ら憚ることのない、「走行中は間違いなく常時点灯している」注意喚起灯、更に、停止時には自動消灯して、“省エネ”貢献すらしているこの製品…
頭では解っても、全く釈然としない。
結局全て取り外して車検を通過させたのだが…
メーカーに問い合わせたら、同じ地区の別のトヨタ系ディーラーでは車検を通しているし、何より、大阪のトヨタ系ディーラーに至ってはこのパーツを車外部品として販売しているそうである。
何だかなぁ…
続く
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