ランクルさんネズミ闘争
VZJ95との生活:44/ランクルさんネズミに敗北す
2011年正月。
カミさんの実家、元旦に芦峅雄山神社へ初詣ドライブ。
その夜から翌日まで悪天だったので丸一日車、動かさなかったら、新春三日目、明日は帰るよと、お土産を買いに…と、エンジンがかからない。
ボンネットを開けると、何とエンジンルームが鼠の糞だらけ。
あちこちにかじり痕が…
点検すると点火装置の低圧側を見事にやられていた。
6発だが点火装置は片側3つを振り分けているので1本断線すると4気筒しか火が入らない事になる。
ディーラーは4日迄休み…
頼るはJAFのみ。
富山JAFから派遣されて来たのは気の弱そうな青年だったが、こちらで既にトラブルシュートを済ませているので、後はどう「応急処置」するか、だけ。
高圧側だったらどうにもならなかったな…
食いちぎられた線を圧着、半田流し接合、とりあえず復活。
試運転。
なんか低域でバラつくような…
ちょっと不安…
さて、東京迄もつのだろうか?
多分、大丈夫…か…な…?
出勤前にエンジンルームに入り込んだ猫に気づかずミンチにした話は私も聞いたことがある。
もの凄い臭いで車は廃車にするしかなかったとか。
さて、ランクルさんの5VZ-FEエンジンの点火系はダイレクトイグニッションでV型6気筒の片バンクに3つの点火装置があり、もう片方と振り分けてある。
そのうちの1本への電源を食いちぎられちゃったのであった。
6本のシリンダーのうち4本しか火がつかないので、エンジンぼぼっとかかってすぐにすとんと止まる状態だった。
状況からトラブルの元はすぐに発見出来たし、幸いにも12Vの配線なので、取り敢えず応急で何とか帰京することが出来た。
高圧側だったらアウトだったな…
元旦は立山の麓までドライブして、2日は出かけなかったのだが…
夜中に凄い嵐だったんだな。
多分、気温ももの凄く下がったから鼠共、温もりの残ったエンジンルームに避難したついでに色々やってったんだな。
ファイアウォールの断熱材まで囓りおった。
続く
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