愚行連鎖 電子化促進計画

VZJ95との生活:38/ETCとレーダ・デテクタ

ETCなんて要らないと思ってました。
レーダー探知機なんてのも要らないと思ってました。

そもそもETC、なんだか政治屋さんの利権の温床にしか見えませんでした。



割引だってたいしたことないし(だいたい高額前納しないと通行料割引はない)、車載機は高いし…
それでも、ずいぶんと機械の価格もこなれてきたので、去年夏の帰省前にディーラーに問い合わせたら…
「機械はすぐ入ります。ただし、セットアップ(情報登録・取得)に2週間ほどかかります」
…って、なんだい、お盆終わっちまうぜ。
(オンラインで登録するはずなのに、何故??ネットの向こうでオッサンが算盤はじいて付けペンで帳簿付けてるのか??)

そんなこんなでETCとの出会いも決して良い印象のモノではなかった。

レーダー探知機を付けた車は時々見る。
仲間でも、あの人も、この方も…付けているという。
でもなー…いままでなくても特に問題なかったし、市街地ではジェントルな運転を心がけてるし、高速では“絶対に先頭にならない”を肝に銘じてるし…

ETC

TOYOTA ETC Basic Type


これである。
点検でディーラーに立ち寄ったらサンプルとカタログが…

こんな価格になったんだ。
ベーシックタイプ、良いじゃない!
別に私ゃドライブ中に合成音声のオネィサンと語らいをしたい訳じゃない。
要するに混んだ料金所で支払い渋滞を横目に自動支払いができればそれで良いのだ。
ウチのナビは一寸旧式だから連動機能もないしね。

「でもね、申し込んでから登録まで半月なんてばかげた時間がかかるんじゃねー」
と、担当の営業氏に言うと
「いえ、今はその日のウチに取り付け・登録完了します」
ほぇ!やっとまともになったのね…

本体 …と、言うわけで、さっそく…

本体はこんな感じ。
取り付け位置は…内緒…と言っても見る人が見ればすぐ分かってしまう。


アンテナ アンテナはこちら。
本来はカタログ写真のようにフロントウィンドウ内側に貼り付けるモノらしいが、どうも私はガラス面に何か張り付いているのが気にくわない。
これは特殊処理フロントガラス車用(電波を通しにくい高級ガラスがあるそうな)のダッシュ・ボード・ブラケット。
アンテナには裏表があり、窓ガラスに張り付く側が表に向いていないと動作しない。
つまり、アンテナの両面テープ側をダッシュボードに取り付けることができないので、プラスチックのブラケットに納めてから装着することになる。


うーむ…
これは、快適かも知れない。
さらに本日(2004.7.7.)来春からETC車対象に高速料金の引き下げを行うというニュースも入ってきた。
これはとってもタイムリーだったかも知れない。

レーダー探知機

ユピテル SVC-25C YUPITERU IND.のSVC-25Cと言うタイプ。
こちらも言うなればベーシックタイプと言えるグレードである。
お試し価格程度で手に入ったので装着してみた。
市街地ではジェントルな運転を心がけ、高速では“絶対に先頭にならない”を肝に銘じている私にはこの程度の機能でとりあえず充分のような気もする。


対応はカーロケータ・システム、通常レーダー波、ステルス波、Hシステム波である。
カーロケータ・システムはシステム搭載緊急自動車がGPSによる位置情報を通信司令本部に送信している電波を傍受して近在に緊急自動車が存在することを知らせるシステムである。
つまり、「緊急自動車の存在を事前に察知し、その通行の妨げにならないようにする」ことができる!と言う優れた安全システムなのだそうである。
ステルス波は移動取り締まりの狙い撃ちレーダーが分かるのだそうだが…
Hシステムは、路上に常設された電波式速度測定装置…かな?

ともかく、都内幹線道路で高感度モードだと、かなり警報出しっぱなしである。

▼続く


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