愚行連鎖 工作の虫…

VZJ95との生活:18/たまにはオモチャ

オモチャでも騒ぐ改造の心…


ミニ・プラド 以前、ドライブ途中のS.A.で偶然見つけた1/35のミニカー・プラド。
三男坊に一つ(赤)買い、自分用に二つ(グレー)を買った。
もちろん、一つはマイプラドに改造するためである。

その後、グレーのうち一台は、結局、と言うか、やっぱりというか、三男坊に取られてしまったが…

今回は、製作中のプロセス写真は、無し。
企業秘密のノウハウが…なんて、そんな物はないが、完成品のみのご披露。

ミニ・プラド S.A.の売店で\500.也。
メーカーは“TIN'S TOYS”。中国製のようである。
とはいえ、かなり良くできている。(だからこそ、改造の血が騒ぐ!)

製品は初期型。左が改造前の姿。
後期型のMy PRADOに改造するには、バンパー廻りの大修正と、オプションのスポーツグリル制作。そして、モールディングされているリアバイザーの切り取りである。
(初期型と後期型ではバンバーの形状がかなり異なる)
スポーツグリルは製品のグリルを細工して作ろうかとも考えたが、思い切ってスチロール板を削りだして新製した。

ミニ・プラド リアはこんな具合。
モールディングされたリアバイザーを切り取り、削り出すと、プラドの特徴的なリアドア上辺の美しい曲線が再現できた。

ついでと言っちゃ何だが、モールディングでリアバンパー下に貼り付いていた排気管(のつもり?)をばっさり削り取って、やっぱり、これだよなー!とスチロール丸棒から削りだしたスポーツマフラーをカマしてしまう私であった。
製品ではリアに付いていた連結フックもばっさり切り落とし、代わりにリアフォグを製作した。
フォグランプ外縁のラバーパッキンはランナー引き延ばし線で作る。
(これはモデリングの手法で、不要になったプラモデルのランナー:枝を熱で伸ばして細い糸状の材料を作る方法である)

ミニ・プラド
見て、見て!
家族に見せたのだが…冷たい視線が帰ってきた…
気を取り直して、リアフォグと、モデルスケール通りのスポーツマフラー・テールエンドである。

こういう樹脂加工は得意中の得意であるが、リアバイザーを切り取りやボディ部分のダイキャストの加工は結構時間が掛かる。(硬い!つーの!)

あ、ナンバープレートを作るのを忘れていた…

ミニ・プラド
塗装は当初TOYOTAの純正のペイントを使うつもりだったが、あちこちに樹脂製のパーツがあり、随所の修正にプラモデル用のパテを使用、パーツ類の新製もスチロール板(商品名:プラバン)を利用したので、TAMIYA製のアクリル塗料、マイカブルーを使った。
TAMIYAからはプラドは出ていないので、これは1/24のインプレッサ用の塗料のようである。
実車ではインプレッサの塗色の方が明るいが、小さなスケールモデルでは塗色は実際よりも暗く見えるので、これでイーのだ。
そのうちに1/35のTHULE ルーフラックも作らなくては…

ミニ四駆・プラド
TAMIYAからはプラドは出ていないと書いたが、“スケールモデルの”と言う意味である。
実は、かの“ミニ四駆”ではリリースされて(既に絶版?)いる。


この写真はTOYOTA VISTAで貰ったノベルティで市販品とは箱絵が異なるようで、TAMAYAの★☆マークはあるが型番などは記載されていない。(かなり貴重な品物である)


このとき、「ウチには子供が二人(当時。その後3人になってしまった…)いる!」と無理を言って二つ貰ったのだが、その後の引っ越しの時に一台どこかへ紛れ込んだまま出てこない…
その一台が出てこないと、この手許の一台も、もったいなくて封を切って組み立てられないのが悲しいマニアの習性。


▼続く


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