愚行連鎖 冬が来る前に…

VZJ95との生活:12/LJ78の形見

持ってて安心、お守り装備

先妻LJ78G
嫁に出した旧プラド、LJ78Gから受け継いだ物が幾つかあった。
スペアタイヤ・カバーは多少窮屈だが、立派に引き継いでいる。
ピントル・フックは残念ながらVZJ95Wにはノーマルでは取り付け可能なフレームがないのでデッドストックである。
あとは…フォグランプステーに装着していたスコップホルダーである。
角張った作業車のイメージを色濃く残すナナマル系なら、鼻先のスコップもベストマッチだが、敢えて、スッピンスポーツグリル装着の我が家のVZJ95Wのスマートな顔には些か無骨に過ぎる。


スコップ装着
これが受け継いだスコップと自作スコップホルダーである。
スコップはフルステンレス製の小振りの物で、造りもしっかりしており、丁度手頃な大きさで非常に使いやすい。
同様のスコップは四駆ショップなどでは結構高値で売られているが、これはディスカウントショップのキャンプ用品売り場で、確か1,000円台で購入した物である。
この位は常時携行したいので、使いやすく、キュウゴウの姿を損なわない取付位置を探すことになる。


この取付位置選定については、麦秋館会員 bbさんのところ でヒントを頂きました。

スコップ装着
自作のスコップホルダーは厚口のL型金具(カーショップやDIY店で入手可能)と足場組用の金具を組み合わせた物である。
足場用金具は「マンテン」と言うメーカー製で蝶番の付いたパイプ用クランプが背中合わせにリベット止めされている物で、これのリベットを抜き取って二つに分けたものである。
更にクランプ固定用のボルトには通常のナットが付いていたが、ステンレスの蝶ナットに交換し、脱落しないようにボルトの頭をカシメてある。


金具詳細
自作スコップホルダーはこんな具合である。

8〜9年前に作った物で、表面に錆が浮いているものの、実用的にはまだまだ、全く問題がない。
今回も、これをそのまま使うことにした。

L型金具も、マンテン製の足場クランプも大抵のDIYショップなどで現在も入手可能である。
(東急ハンズ等なら、全ての材料が一括で手にはいるはず)


スコップ装着
95のリアフレームには水抜きだろうか、真下、丁度ドンピシャの位置に12mm程の穴が2カ所空いている。
ココにフレーム側面の肉抜き穴からボルトを入れて、スコップホルダーをナット止めすることになる。
この位置なら、これ見よがしに目立たないし、作業後の汚れたスコップを装着しても気にならない。
又若干後方対地障害角が損なわれてしまったが…
何度も言うようだが、「もう本気クロカンなどしない」から、これでイーのだ。


スコップ装着図
上の写真ではフレーム直にスコップホルダーをボルト締めしたので、若干バンパーとのクリアランスが足りず、当たっているが、この後、ボルトを長めにして一旦フレームにナット締め、その後ナットの上にスコップホルダーが乗るような形で取り付け直し、バンパーとのクリアランスを確保した。図には書かなかったが、もちろんスプリングワッシャーを介して固定、ボルトはM10×45である。

何はともあれ、スコップくらいは常時携帯しないとやはり不安である。
(折り畳み式小型スコップはカーゴに放り込んであるのだが…やはり使い勝手に劣る)
これからシーズン、やはりスコップの一丁や二丁持ってるのが安心なのである。


▼続く


▲車 巻頭へ戻る

▲乗り物CONTENTSへ戻る

returnトップページへ戻る