愚行連鎖 続:爆走開始!

VZJ95との生活:4

本来なら、ディーラーに“社外品”(ディーラーではサードパーティ部品をこう呼ぶ)を「持ち込み」で取り付けして貰うのなどは、余り喜ばれないだろうし、どちらかと言えば「失礼なユーザー」なのかも知れない。
しかし、ウチのディーラー、トヨタビスタ板橋は気持ちよく、引き受けてくれた。
(店長さん、営業M井クン、メカニックの皆さん、煩いユーザーにおつきあい、いつも有難う!!)

作業開始
ディーラーにはプラドを載せられるリフトが1台。リフトは両サイドから持ち上げるタイプなので、サイドステップがリフトの腕に干渉してしまう。
そこで、まずはステップの取り外しを行うことと相成る。



ステップ取り外し
これは、どこかで見た姿…
確かに、サイドステップがないと本当に格好良いなぁ。
このままで置いても良いかな?とも思ったが…
しかし、このまま帰ったら、カミさんや三男坊は乗り込めなくて、非難囂々となることは必至である。
それに、前任車LJ78でも経験済みだが、このサイドステップはボディプロテクタとして極めて有効なのだ。
以前、釣行中の林道で大岩に引っかけて、サイドステップを曲げたことがある。サイドステップがなければドアまで行って、ドアが開かなくなったことだろう。


リフトアップ
高い、高ぁ〜ぃっ!

こういう姿と、お腹の下はなかなか見られる物ではない。
腹下写真を大量に撮影する。いやん、エッチ。

こうしてみると、やはり、前脚は後脚より数段伸びないことが分かる。
これはやはり「操縦安定性と引き替えにモーグル性能を犠牲にした」と言われても仕方ないかな?


フロント・ノーマル
交換前、ノーマルのフロント部分を後ろから撮影。
手前に横切っているのがタイロッド(だよな?)、その後ろに縦にブッシュ固定されている白っぽい棒がスタビライザのリンク、後方のラバーブーツが前輪ドライブシャフト、その後ろのコイルの中に収まるのがショックアブソーバである。

純正品ショックアブソーバはTOKIKO製だった。
(残念ながら、TOKIKOではクロカン車用のアフターパーツは生産していないらしい)


リア・ノーマル
こちらはリアの足回り。
前方から撮影。
逆光で見えにくいのはご容赦…
もちろん固定アクスル、5リンク式なので、スプリングとショックアブソーバは別々に固定されている。

下側の固定部分って、こんなに下に飛び出しているんだ…
乱暴にラフを走ると引っかけそう…
やはり、自分の車の下回りというのは、一度は見ておくべきである。


フロントKYB
交換完了したフロント廻り。

いやぁ、水色の筒体が可愛いぞっ!
(でもホイール装着すると殆ど見えないんだよな…残念)


リアKYB
こちらはリア廻り。
ショックアブソーバはアクスル、スプリングよりも前方に位置するので、ホイール装着してしまうとフロントよりも更に見えない…
(悔しいなぁ)


さて、肝心のインプレッションであるが…
今日は同時進行で自宅で物置を組み立てていたりしたので、夕方納車されてから走りに出かける余裕がなかった。
(物置は、配送と同時に組み立てて貰うと工賃\12,000.!!自分でやれば、遊びながらやっても1.5時間。おーぃカミさぁ〜ん!工賃、ワシにくれぇ〜!!)

しかし、ディーラーから自宅までのほんの短距離でも、この違いはハッキリと分かる。
ごく普通にブレーキペダルに足を載せたときの、あの落ち着きのなさ、ちょっと強めにブレーキングしたときの、気持ち悪いほどの不安定さが無くなった。
少々お行儀が悪いが、車が少なかったので、加速しながらかなり品のないレーンチェンジしてみたが、不安定なロールは格段に改善された。
工事などで荒れた舗装路も、ノーマルはフニャフニャなクセにゴツゴツと結構路面を拾っていたが、このショックでの不快な路面拾いは殆どノーマルと大差ない。
これはかなり良い買い物だったかも知れない。

本格的なインプレッションは来週以降に持ち越し。
乞う、ご期待、であります。

▼続く


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