愚行連鎖 さて、癖が出始めた…

VZJ95との生活:2

ウルトラシリコーンパワープラグコード
とりあえず、ウルトラシリコーンパワープラグコード、永井電子機器である。
今までディーゼル車で、点火系のパーツが無関係だったので、その反動とも言えよう。
永井電子のサイトには…

コードを交換するだけで2000cc車(トヨタ3S-GEエンジン)で3.8馬力アップ!それは一般のカーボンコードとの銅芯線・プラグ端子・巻線抵抗器・コード端子そしてシリコーン100%シースの違いにあります。

ウルトラの製品群の中でも最も長い間マニアの支持を集めているシリコーンプラグコード。それはハイパワーエンジンを求めたとき、それを受けとめるミッション、足回りの開発が必要不可欠なように、高エネルギーを求めたときに、導電性、対高電圧に優れたコードが必要です。

純粋シリコンゴム100%を使用した究極のプラグコード。点火特性に合わせたウルトラ独自の設計から最良の点火スパークを導き出します。ノーマルのプラグコードから交換するだけで数馬力の出力アップを得るだけでなく、抜群のトルク感と鋭い吹け上がりを実現します。

とある。

確かに、昔々から、この製品は存在する。
これだけ長きにわたって製造されている、と言う事は、やはり支持されるだけのそれなりの理由はあるのだろう。

ウルトラシリコーンパワープラグコード
箱を開けてびっくり!
6気筒エンジンなのにコードは3本しか入っていない。
昔人間の常識なら、ディストリビュータから各気筒に1本ずつ、ディストリビュータから高圧コイルに1本、と気筒数+1のケーブルが必要なはずである。
ボンネットを開けると、更にびっくり!
ディストリビュータすらなかったのである。
殆ど浦島太郎だ。
高圧コイルは右舷側のバンク各々のプラグに直結され、そこから左舷側のプラグへとケーブリングされている。
勿論点火方式は電子式無接点なので、コンタクトポイントやディストリビュータは不要なのである。

VZJ95の5VZ-FE V6エンジンは、巨大なインテーク・マニフォルドとそれにつながるエアダクトなどがエンジン上部に覆い被さり、右舷側のバンクはプラグの頭を見るだけでもエライ騒ぎで、交換にも少々手こずるかも知れない。
交換手順については、麦秋館会員のmiya-R サンのページR FACTORYの、ファクトリー パーツレポートプラグ交換に詳しく載っているので参照のこと。
このページはプラドをいじくり倒したい人必見のページです。

エンジンルーム:使用前
エンジンルーム:使用前。
真っ黒けですねぇ!

5VZ-FEはロング・インテーク・マニフォルドが大迫力だが、プラスチッキーな最近のエンジンであり(ヲヂサン、樹脂製のエンジンなんて、信じられない〜っ!:もちろん本体は金属だけどね…)、そのほかの部分も密閉容器のような材質の黒い部品で埋まっていて些か寂しい。


エンジンルーム:使用後
「2000cc車(トヨタ3S-GEエンジン)で3.8馬力アップ!」と言う触込みは、決して嘘でも大袈裟でもないのだろうが、数値にしたら向上値たかだか2%程度。
これは、体感できるような物ではないような気がする。
まぁ、純正のカーボンコードと違って、殆ど劣化しないと言う事だし、真っ黒けのエンジンルームのワンポイントとして綺麗なので、結構満足である。



さて、次のステージは…
フニャな足回り、バコバコ・ノーズダイブ、強力なコーナリング・ロールの解消を目指して、ショックアブソーバの交換である。

実は、一月ほど前に、KYB NEW SR SPECIALを発注してあるのだが、メーカー切れとやらで未だ手許に届いていない。

ショックアブソーバの選択肢は輸入品をはじめ、他にも沢山あるのだが、今回は国産品で攻めてみたいと思ったのだ。
TRD、と言う手もあったのだが、TRDは少々高い…
価格もともかく、鮮やかなオレンジ色の塗色にちょっとヒイたと言うところもある。ヲジサンだ…


カヤバ工業のサイトには…
『NEW SR SPECIAL』は、従来のスポーツショックにありがちな不快なゴツゴツ感を可能な限り押さえたうえで、走安性を高めます。
設定車種も国内NO.1、満足感も100%です。快適な乗り心地と驚くほどの走安性が高次元で両立したショックアブソーバーです。

減衰力特性
純正を100%とした場合、『NEW SR SPECIAL』は、伸び側180%/縮み側150%

とあるが、さて、どういう結果になる事やら。
ショックの交換程度ではそうそう特性は変わらないのかな?
▼続く


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