入札問題の原点(Bulletin2月号)についての反論


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記載者:斎藤孝彦 on January 19, 2105 at 18:06:29:

標記の文は、左知子さんが書かれたものです。私の職責委員会長としてのネット上の発言に触れた部分について感想を述べます。
第一に、職責委員会というものは、懲戒規定にある、「本会に、懲戒事由の存否、内容についての調査を行うことを目的として、職責委員会を置く」によっててつくられているのであって、左さんの言われるように「規範に外れた会員に勧告すること」などできる筈がありません。規定に縛れることは無い、とか、規定を変えよ、というのなら話は別ですが。
第二に、左さんは、「この行動規範の文言は外部の社会公共に対してであり、正すのは社会公共側であって建築家ではない」というのは、自らを卑しめるような言葉ではないか、と書かれています。私が書いた文の真意は、「設計入札やダンピング問題は、設計者側からのみの発信ではダメで、むしろ発注者側の責任の方が大きい」という意味です。もし、そうとられなかったのであれば、私の文章力の貧困のせいでしょう。また、「建築家ではない」とは書いておりません。
第三に、左さんは「ここで会員を懲戒すると仲間内のリンチに映るというのでは、何のための職責委員会なのか」と書き、また、「JIAは事業者の同業団体に過ぎないという同委員長の発言もJIAを卑しめている」とも書かれています。
私が書いた文は「JIAの実態は、残念ながら、社会公共から見れば事業者の同業団体であって、そういう団体がダンピングをした会員を懲戒することは仲間内のリンチか、価格維持のためのカルテル強化にしか映らないでしょう。」です。つまり、私は「世間(特に公共工事の発注者)の大方は、JIAの実態をそのように見ているよ」と言っているのであって、左さんのご認識とズレがあるということでしょう。問題は、卑しめているかどうか、ではなくて、実体をしっかり認識することではないでしょうか。




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