家協会の会員の方にお聞きしたい


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記載者:toshi jinnai on August 01, 19102 at 19:07:10:

家協会の会員の方にお聞きしたい。

外部から建築家協会と建築士会の動きを見てみますと、私にとって、双方の団体はお互いに牽制し犬猿の間柄にも思えます。また、家協会はその本質は以前と変わらず、建築家倶楽部のような存在のようにさえ思われます。

両団体の活動分野、所属する会員から推察すると、建築家協会と建築士会の違いは一般市民を始め、建築を携っている者、海外の建築家協会のメンバーでさえ、団体の違いを把握しかねます。現実的に建築家協会と建築士会の双方に入会しているメンバー、組織事務所が存在していることは事実です。また、建築家協会のメンバーでありながら、建築士会のコンペ審査等に加担しているのもご存知の通り存在します。更に、建築士会の発行されている月刊小冊子、「建築士」の巻末の広告欄に日建設計、日本設計を始めとし主要な組織事務所が紙面一面連ねています。ということは家協会に加入されている組織事務所のトップが建築士会を認知し経済的に守護しているようなものです。一方、家協会の会員の中から、建築士会と意見を同調するなら、家協会を解散するような発言も聞きます。また、馬場氏の著書、「建築家像」に、日本人はやたらに多くの組織をつくりながら、歯車がうまくかみ合っていないようなことを書かれていたことを思い出します。

建築家協会、建築士会、建築学会だけでも、組織活動の分野の重複が目立ちます。米国のように、プロフェショナル(AIA)とリーサーチを明快に分離すればよいと思いますが、歴史を振り返ってみますと、これまで日本の建築団体の誕生にはいろいろな葛藤がありました。しかし、建築市場が世界規模に拡大し、建築がより複雑化、専門化した今日、曖昧な団体を温存せず、明快で市民にわかりやすい協会が必要ではないでしょうか。

現在、建築士会の会員が激減していることからも判断できますように、曖昧な団体は人を惹きつけず早晩解散の追いやれるのが団体の終末です。少なくとも、協会の社会的機能・役割を社会に明確に位置づけるべきです。今日のような機能の重複した団体に各々加入し行動を共にしているメンバーの気持ちが私には理解しかねます。まさに時代を逆行した行動です。

建築家協会、建築士会の両団体に加入されている会員の方、あるいは組織事務所はどのような志と気持ちで協会を捉えていますか。


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