記載者:森本 文忠 on July 26, 19100 at 13:19:20:
私は建設省東北地方建設局営繕部に所属する者ですが、「JIAnews2000 08」に記載された
JIA九州支部前支部長 西岡 弘 氏の「入札に変わる設計者選定方式の提言について」の文中に官公庁
に所属する建築関係技術者に対する極めて偏見と悪意にみちた不適切な表現があると思われますので、抗議
致します。その部分を引用いたしますと
「おおむね設計製図の授業で優秀な者は中央のアトリエ事務所や大手建設会社に行き、次に(略)……ます。
設計能力が今一つであまりガッツのない人が行政の建築関連に行きます。したがって設計にコンプレックス
をもっているものが発注者側に立つのでまずいのです。」
と西岡氏は考えておられるようですが、
行政に所属する建築技術者が
@ 設計能力が今一つである
A ガッツがない
B 設計にコンプレックスをもっている
との、批判はどのような根拠に基づくものなのでしょうか。建設省営繕部に所属する者として西岡氏の指摘
は全く根拠のない不当な指摘であると抗議せざるを得ません。明確な根拠をお示し頂くことを希望いたしま
す。また、JIAでは「西岡氏の個人的な意見である」との見解のようですが団体の広報誌にこのような文
章が記載されること自体は問題ないことなのでしょうか。
例えば私が建設省の公報誌等に「JIAの会員はデザインばかりでコスト管理がでたらめだ。意匠優先で
機能的に使いにくい。工事監理で変更ばかりしている。発注者の意見要望など無視している。」などと書い
ても個人的な見解であるなら、JIAとしてはかまわないとお考えなのでしょうか。