森本さんのもう一つの問題提起


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記載者:安達治雄 on August 04, 19100 at 15:13:05:

元の記事:森本さんの抗議に対して /記載者:西部明郎 on July 30, 19100 at 14:49:10:

森本さんのもう一つの問題提起についてレスがつかないようですので、とりあえず愚考するところを書きますので、諸兄のご教示を賜れれば幸いです。(なかなか難しい問題と思われます。)

森本さんは書きました>〜また、JIAでは「西岡氏の個人的な意見である」との見解のようですが団体の広報誌にこのような文章が記載されること自体は問題ないことなのでしょうか。例えば私が建設省の公報誌等に「JIAの会員はデザインばかりでコスト管理がでたらめだ。意匠優先で機能的に使いにくい。工事監理で変更ばかりしている。発注者の意見要望など無視している。」などと書いても個人的な見解であるなら、JIAとしてはかまわないとお考えなのでしょうか。〜(以上引用)

JIAの会員は、JIAそのものの社会的あり方を含め、あらゆる問題ごとに様々な意見を個人個人として持っています。JIAnewsはJIA会員間でのそうした様々な議論を交す役割を(内部広報として)担っています。会長名での声明などであればそれはJIAの統一的な見解表明そのものでしょうが、やはりそれとは意味合いが違うでしょう。
とは言え一方では、外部広報として考えた時、個々の掲載文に対外的な問題がないか、このチェックは編集者、というより発行人の責務として重要にも思われます。
引用した森本さんの反対例示文をお借りして以下のように考えれば、批判意見が「限定的」命題であることの「表示」がポイントであることが見えて来ないでしょうか?・・つまり「ご指摘は全体論として耳の痛い部分は否定できないが、全てのJIA会員がそうなのでは決してない。JIA外の建築家を含めた建築界全体の問題であり、JIA固有の事柄ではない。むしろJIAはそのような建築家批判をふまえた様々な自己教育事業を日頃よりしている。さらに継続職能研修制度を2年後を目指し制定中。」という反論の同時(又は次号)掲載があれば、媒体としての公平(公正)は達成できるのでは?
最初の執筆者自身が「一部の傾向として」と限定的に表現するべきかも?・・・それでも言わんとする「蓋然性指摘」そのものが けしからんという場合は、やはり反論掲載がフェアであろうと思われます。


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