記載者：Webmaster on April 09, 19100 at 17:22:30:
現在Webmasterとして言えることとしては以下のとおり。
１．青山アパートメントの件、JIAの所轄部門はこれにつとに着目しており、この先「看過」はしません。
２．以下の要素があることは客観的に言えましょう。
・ 青山アパートは若人の親しむ原宿の街並みを長期間に渡り特徴づけ景観を潤してきた
・ イメージの定着した街並みの主要な構成要素として既に市民の共有財産とも言える点は大切にせねばならない
・ 改築では補うことのできない 文化的価値・味わい を実体的に具有している
・ 文化史・建築史的価値も極めて大きい
・ 上記価値を保ち続ける経済的負担を社会がどう担えるか、今のところ公共的には議論されていない
・ 長期にわたり生活上の不便を耐えて来られた居住者がおられ、維持管理上など多方面の問題も切迫して抱えている
・ 当事者の私的権利は保全されねばならない
・ ６０年代から建替え計画はあった
３．日本で、街並みを市民の共有物として皆で議論することがこれまで不足していたこと、この表参道のケースはその点建設的な議論の二度とない絶好の機会であること、この2点は強調されるべきでしょう。