「ゆき」


薄曇りの空から降ってきた 彼女
色白で そして 柔らかい 彼女
僕は いっぺんで大好きになった
 
「彼女しか見えない」
 
まさにそんなカンジ
 
僕は 夢中になった
 
なんだか知らないけど
カラダ中からワクワクがあふれ出てきて
僕は そこらじゅう 走りまわった
 
  〜・〜・〜・〜・〜
 
あたたかい光に包まれていた 私
ふわふわの綿菓子で遊んでいた私
 
夢中になってたら いつの間にか
こんなとこまで来ちゃったんだね
 
もう…後戻りはできない…かな?
 
だったら、ね、神様。
ひとつだけ お願いしていい?
 
あたし あったかいやさしさの中で
ふぅわりとけていきたいな。



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