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◆20.土山石部 2002年02月09日(土) 晴、雨、雪
10:42 → 16:36 (5時間54分)  区間歩数:35,376 areamap.gif
[参考]大森町駅発2/8 23:33、大垣駅着06:55、草津駅発08:46、
    三雲駅着09:05、三雲駅発09:41、土山西口バス停着10:41
    石部駅発17:16、瀬田駅着17:30 当日総歩数:40,464


土山西口→水口宿→石部宿→石部駅


前回、鈴鹿峠を越えたので今回は滋賀県の旅だ。
02020901.jpg 09:41 三雲駅

 例の夜行ムーンライトながらで大垣、在来線で米原、草津経由で三雲駅に降り立つ。出発まで30分待たされ、ここから前回終了の土山宿の西のはずれ「土山西口」まではJR西日本バスで行く。
02020902.jpg 10:42 土山西口バス停

 バスは順調に進む、はずだったが途中から国道1号は大渋滞。後でわかったのだが土山でかなり大きな交通事故があったとのこと。予定より30分遅 れで 土山西口バス停着。家を出て約11時間。(NYに行けるくらいの時間?)
 とにかく本日の歩行をスタート。
02020903.jpg 10:47 白川橋

 ガイドブックによると、この写真のもう少し右側に旧道があったようだが、昔のルートでは川を渡れ無いので 国道白川橋を渡る。渡ってから川添いに右方向に行ってみる。
02020904.jpg 10:54 土山、野洲川で

 川を渡った旧道らしき何でもないところに「坂は照る照る鈴鹿は曇る あいの土山雨が降る」の鈴鹿馬子唄石碑。この辺りは一面茶畑。何と茶畑のコンクール(一等入賞農園)というものががあるら しい。
02020907.jpg 11:08 瀧樹神社

 馬子唄の通り雨が降ってきた。軽い雪も混じってきた。民家の軒先で雨宿りをし、先に進むためにかさの準備をしてい たら 向かい側にも雨宿りの自転車のおじさんがいる。「どこまで行くの?」「京都まで」 「とりあえず水口か」「そうですね」さすがにここまで来ると京都と言ってもまったく 驚かない。
02020908.jpg 11:31 土山反野畷 松並木

  しばらく進むが傘だけでは足りない。大野村あたりのかわら工場の軒先でオーバーズボンとレインパーカー(ゴルフ用だ)を着用。ときどき雨に白いものが混じる。 寒いし、かさ、ガイドブック、カメラを使うので大変。ラジオのイヤホンがすぐ取れるのもわずらわしい。反野畷の松並木まで進む。国道から右に出てバイパスのところで再度国道とクロスし左へ。
02020909.jpg 11:51 大野村?旅籠跡

 多分、大野村辺りだと思うが旅籠跡の石碑がたくさんある。土山からそう遠くはないと思うのだが、この辺も宿泊する地域だったのだろうか?大雨にはならないが、しとしとと雨が降り続く。そして相変わらずときどき雪混じりになる。それだけ、気温が低いということだ。
02020910.jpg 12:25 土山のはずれ

 何気なく街道をゆくの碑。
「 古い街道には、いにしえ人の気配があります.その曲がりくねった道筋に、路傍の道標に歴史があります。
 あるときは戦の道となって人馬どよめき、あるときは参宮の道となって賑やかな歓声に包まれたであろうこの道。
 東海道は遠い昔にその役割を終え、今や暮らしの道として、風景の中にのびています。」
 確認できていないのだが、先達によれば司馬遼太郎氏の文章という...。ここには名前の記載は無い。真実を知りたい。   
02020911.jpg 12:55 水口宿東見付跡

  水口東見付けを「みつけ」(ン?)中心部へ進む。水口には三本の通りがある。いずれも旧道であるとガイドブックにはある。こういうときは王道?の真ん中を行ってみる。進むとすぐ左手に問屋場跡がある。その向かいに和菓子屋さん。
02020914.jpg 13:17 水口中心部

 しばらくこんな細い道を行く。でもこの道も京へ続くのだ。中心部には先ほど土山へ行くときにバスで通ったバスターミナルがある。そこには休憩所が設置されており、鉄則に従いトイレタイム。少し晴れ間が出てきた。うれしい。バスターミナルから先はアーケードのある商店街なのだが、失礼ながら典型的なシャッター商店街。
02020915.jpg 13:19 水口モニュメント

 商店街を進み、三本の道が合流する地点にはこのようなモニュメント。ここで近江鉄道を横断。左横には水口石橋駅
 街道筋的には関以来久しぶりの鉄道ということになる。歩きと、バス、鉄道等の交通機関の組合せスケジュールが、関から水口までをうまく通り抜けるキイポイントだ。
02020918.jpg 14:12 修行僧?お祭り?

 水口の西はずれで、ほら貝の音と共に、この様な格好をした人たちが、何組か家々に寄る光景を目撃。季節的には多少変な感じもするが、地区のイベントのような印象を受けた。
02020921.jpg 14:21 横田渡常夜灯

 しばらく行くと水口に別れを告げるかのごとくの道標に出会い、さらにその先の右側には復元された泉一里塚。そして野洲川にぶつかると横田の渡しの跡に大きな常夜灯。ちょっとした公園になっている。ここでは渡れないので、少し下流に国道1号線の横田橋がある。その橋は右側にしか歩道が無いので注意だ。これを渡り、三雲駅近くを通り過ぎ先へ進む。
02020924.jpg 15:04 大沙川トンネル

 JRの踏切を横断し、そこからしばらく草津線に沿って歩く。すると、いわゆる天井川の大沙川トンネルに近づく。道の上を川が流れているということなのだが、登って見たけれど水が無かった。20分ほどして、またまた天井川の由良谷川トンネルを通過。
02020927.jpg 16:14 石部宿

 由良谷川トンネルから約1時間。石部町東清水では、妙な信号を発見。赤なのに、下には左、真ん中、右と全方向青の矢印???。行けない方向は無いということになる。その信号に従って直進すると、やがて石部宿の中心部と思われる地域に入ってきた。道行く人に石部駅を尋ねるともう少し先らしい。
02020931.jpg 16:36 石部駅

 本陣跡、今回の行程にはおなじみの信楽焼狸の置物などを見ている内にJR石部駅へ到着。 駅の横にはコミュニティセンター、駅前は公園など、東海道を意識した整備をしている様子が伺える。雨が上がって良かった。本日はここで終了。
02020932.jpg 17:36 瀬田アーバンホテル

 予約のホテルへは電車で草津経由、瀬田駅下車。駅前にあり、すぐわかった。部屋の様子はこの様な感じ。
駅前の居酒屋「ほっとけや」で夕食。私好みのあっさり和風メニューが豊富でなかなか結構でした。京都中心のチェーンらしい。京都に着いたら探して行ってみるか。

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