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◆5.三島吉原 2002年3月2日(土)
09:37 → 15:15 (5時間38分)
 区間歩数:35,208 areamap.gif
[参考]大森町駅発05:14、三島駅着07:24
    吉原駅発13:09、大森町駅着15:35 当日総歩数:38,410


三島駅→沼津→片浜→→東田子の浦→吉原


★今回のおさらいは三島から吉原。
02030201.jpg 07:30 三島駅

 始発に乗って来れば静岡の東に位置する三島には8時前に着ける。工事中の駅前を出発しまだ開門前の広い名園、楽寿園を右に見ながら東海道まで駅前通りを北上。
02030203.jpg 07:42 三島宿

 10分程で東西に伸びる東海道へ。前回終了時に見た世古本陣跡の道路をはさんで反対側のお茶屋さんのところに樋口本陣跡の石碑がある。
02030204.jpg 07:45 時の鐘

 さらに数分で進行方向左側の三石神社の境内「時の鐘」。すぐ先には伊豆箱根鉄道がクロスする三島広小路駅。ここで道は2つに分かれるが左の道を行く。この辺を歩いていると声をあげながら5、6人のこんないでたちの人々が。ごくまれに手を合わせる人たちがいるが目的がよくわからん。托鉢にしては先頭の人は猛スピードで走っている。いつしかはぐれてしまった。
02030210.jpg 08:04 玉井寺一里塚

 左手に秋葉神社、右手に立派な常夜灯などを見ながら進むと左右に対の一里塚が現れる。右側の玉井寺にある一里塚は当時のものらしい。左側のもうひとつの宝地寺前の一里塚は復元したものらしい。何となく違いはわかる。
02030213.jpg 08:25 亀鶴姫の碑

 国道を横断し先に進むと左に小さな松並木。その先すぐの黄瀬川を渡り少し行くと右側に亀鶴姫の碑のある潮音寺。亀鶴って縁起がいいがどんな人かはよく知らない。その先間もなく国道に合流する。
02030214.jpg 08:41 平作地蔵尊

 国道歩きを少しこなし歩道橋を過ぎた先を斜め左に入る。狩野川添いに進み、頭の上を黒瀬橋が過ぎた先の左側に平作地蔵尊。日本三大敵討ちの平作さんの説明があった。すぐ先の右側に一里塚跡。
02030217.jpg 08:50 沼津城址

 また国道に合流すると沼津市の中心部へ。三園橋を左に見てすぐ左の細い道、川廓通りへ入る。頭上を橋が越え、その右に中央公園。その中にぽつんとあるのがこの沼津城本丸址の石碑。鳩と猫とホームレスという寂しい公園であった。この辺の狩野川はこのような様子。
 川廓通りに戻り進むと広い通りに出るので左折。左に永代橋が見えたら右折、一本の通りをこんな案内を見て左折。この辺りが沼津宿だったらしい。今度は左の永代橋から来る道に出たら右折と、この辺もちとややこしい。地図を見るべし。
02030221.jpg 09:20 浅間神社

 右側すぐに浅間神社。進行方向にクロスするように千本浜通りの看板があり、その通りのすぐ右側に乗運寺
 元に戻り進むが、ここからが延々と西進する長ーーい一本道なのだ。よく、覚えておいてね、ここ出たの9時20分。
02030223.jpg 09:39 交差点

 写真では歩く道は左下から右上へ進んでいく。手前の歩道橋から撮影しているが、車の多い昔の国道1号線は右下から左上ということだ。向こう側には現代の道標があった。
02030225.jpg 09:45 沼津領榜示杭

 車の多い舗装道路をひたすら西に向かう。しばらく行くと沼津の西はずれを示す、「従是(これより)東」(沼津)の碑。当時のものようだが下半分の「沼津領」の部分はは存在しない。
 ここで、暖かくなってきたので上着を脱いで先に進む。
02030228.jpg 10:28 神明塚古墳入口

 このひたすら直進の道にはイベントが少ない。片浜駅の手前に古墳の案内。東海道線とこの道の間にあり、こんもりしたその様子は電車に乗っている時にも多少気になっていた。肝心な古墳の写真は撮ったつもりが撮れていなかった。スンマセン。
02030229.jpg 10:31 片浜駅入口

 片浜駅入口に到達。車の誘導をしているのは左側に西友楽市というショッピングモールがあるからだ。それではということでトイレを借用。大変清潔でグッドでした。ところで手許の「完全東海道五三次ガイド」には片浜の手前に一里塚があることになっているが見つけられなかった。さがしてうろうろしている内に一人の無言の年長ウォーカーに抜かれた。この人がまた早い、見る見る内に前方に消えた。
02030231.jpg 10:45 今沢踏切

 見所の少ないこの一本道での確認目標となる踏切に到着。ちょうど来たのはJR貨物の車両。
 当たり前だがこの先は東海道線を左に意識して先へ進む。
02030234.jpg 11:06 松蔭寺

 踏切を越えてしばらくすると左に原のお地蔵さんの清梵寺。すぐ先の松蔭寺に立派なすり鉢の松。その昔住職の白陰禅師が雨よけにすり鉢を乗せたまま松が育ったとか。今のもの(アップ、わかるかな?)は本物ではないらしい。
02030238.jpg 11:14 原宿

 原宿といっても東京の「はらじゅく」ではない。「はらしゅく」と読むかどうかは確認していない。このような案内板本陣跡の説明書きがあるがいずれも工事中だった。本陣跡は普通の民家があるだけ。原駅を左に見ながらさらに直線道路を進むのみ。
02030241.jpg 11:54 桃里地区

 しばらくして放水路を越え、右側に素朴な愛鷹浅間神社。さらに進むと遠くから見えていた大きな建物。そう、こういうところにもマンションなどが立ち始めている。真っ直ぐな道(くどい?)をさらに西へ進む記念の一枚だ。そうこの直線一本道も京へ続くのだ。
02030242.jpg 12:01 東田子の浦手前の踏切

 再び踏み切り。今度は東海道線は右側になる。この辺り、当然ながら線路も真っ直ぐ東田子の浦駅はこの踏切のすぐ西側だ。踏切をすぎるとすぐに富士市に入る。
02030245.jpg 12:19 望嶽碑

 道は、左からの車の多い広い道に合流し、説明書きも富士市タイプに変わる。しばらく行くと右側の立円寺の境内に望嶽碑。でも、比較的天気はいいのにきょうは富士山は出さず。
 この先、昭和放水路の広沼橋を渡り、10分ほどで煙突の煙がだんだんはっきりしてくる市民プールの入口でまた広い道と分かれ斜め左へ。
02030248.jpg 12:51 毘沙門天

 さらに進んで左に毘沙門天の高台。階段を登ると何と、あの片浜で颯爽と抜いて行ったあのおじさんと出くわす。何となく目で挨拶したようなしないような感じですれ違う。でもまたあっという間に見えなくなった。
 ここを出るとしばらくして大昭和製紙の方へ右に直角に曲がる踏切を渡る。このとき13時ちょうど。
 そう、思い出して下さい、沼津の浅間神社を通過したのが9時20分。3時間40分ほどほぼ直線の一本道を来たことになる。
02030250.jpg 13:04 吉原駅入口

 踏切を渡り、すぐ左折。道なりに進むと前方に橋が見えるが、手前には吉原駅入口交差点。すぐ左が吉原駅北口だ。
 本日はここで終了。予想より距離も時間もタフだった。こんな長い直線距離は珍しいだろう。

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