中山道の脇街道である川越街道にチャレンジ!日本橋ー川越は9里というから36km。日本橋−板橋は中山道の時歩いているので板橋からにしよう。出発は板橋宿の日本橋側のはずれ、旧中山道との分岐点、平尾である。そこから、現在は車の通る「中山道」を歩き始める、それが旧川越街道というからちょっとややこしい。川越という町には行ったことが無く、是非この目で見てみたい。
 08:56 都営三田線新板橋駅 地下鉄の駅から地上に上がり、広い現中山道(R17)を都心とは反対方向に右側の歩道を進み以前に通過した「板橋宿」を目指す。 |
 09:05 平尾追分 板橋3丁目交差点、りそな銀行の右は旧中山道、左の現中山道の歩道が旧川越街道。次の信号を渡って、斜め左の四つ又ワインロードへ。 |
 09:20 観音様 四つ又ワインロードが終わる山手通りの手前左には道路の建設の影響で移設されたらしい観音様。まわりの説明書きは、早く元に戻せと怒っている。 |
 09:22 遊座大山 山手通りを渡ると遊座大山という商店街。長く、まっすぐな商店街はシャッター商店街とは違いにぎわいがある。 |
 09:29 大山駅 歩いて7分も続く商店街は東上線の大山駅に出る。この辺にはあまり土地勘が無いが、戸越銀座にも負けない商店街だ。 |
 09:29 ハッピーロード大山 駅の向こう側はアーケードのある別な商店街。パチンコの開店を待つ人の列などこちらも活気がある。 |
 09:37 お福地蔵 商店街が終わり、国道とぶつかる交差点を少し右に入る。そこには文化文政時代に人々を癒した お福さんがいらっしゃる。 |
 09:41 旧道へ お福地蔵をお参りしてからR17にもどり、しばらく進む。斜め右に入る旧道パターンは上板橋宿入口。 |
 09:43 下頭橋通り 下頭橋通りと呼ばれるこの道は途中の公園の 案内板 によると上板橋宿の中宿付近であることを確認。 |
 09:56 下頭橋 15分ほどで石神井川にかかる下頭橋に到着。途中是非見たかった三春屋の建物を見つけられず(帰りに途中下車して 発見 ) |
 09:58 旧道は左 下頭橋を渡ったら左斜めに進む。下頭橋の由来は 諸説 あるらしい。この辺まで来ると商店も少なく人もぐっと減る。 |
 10:03 長命寺 環七とr254(現川越街道)の交差点の向こうには真言宗長命寺がある。お彼岸なので朝からお寺に向かう人も多い。 |
 10:17 斜め右へ 15分ほど東新町辺りのr254を歩き、またまた斜め右の旧道へと歩を進める。ここからまた商店街が始まる。 |
 10:23 五本欅 上板橋駅からの道で左折し、旧道をはずれたr254の中央分離帯にには昔この辺の村長の屋敷にあった欅が移植されている。 |
 10:25 子育地蔵尊 旧道に戻るとすぐ左手には小さなお地蔵様。軽く会釈して進むと、すごい人出の早朝セールのスーパーに出くわす。 |
 10:27 上板南口銀座 すぐにこの商店街は終了。この先は歩道も明確でなくそこそこ車も多いので注意して歩く必要がある。 |
 10:30 大欅 会社と個人の家を兼ねたこのお宅の欅には区の保存樹木の札が掛かっている。枝の先は向かいのマンションに接触。 |
 10:33 北一商店街 板橋区から練馬区に入ると今度は北一商店街。北町一丁目のこの辺からが下練馬宿に入るところだと思われる。 |
 10:43 北町商店街 10分も歩くと今度は北町商店街に変わる。今日は都内のせいか、商店街を随分と通過している。元気な町はいいものだ。 |
 10:43 浅間神社 北町商店街に変わる右手には浅間神社がある。品川神社と同じように境内には小さな富士山が作られている。 |
 10:47 北町観音堂 ここには1662年作の270cmもある北町聖観音座像(中央)や仁王像・馬頭観音などの石造物が残っている。 |
 11:13 鎌倉古道 再びr254に出て、国道歩きとなる。道の右側、地下鉄赤塚駅手前には「鎌倉古道 至かまくら 至はやせ」の武者像。 |
 11:21 R254 車の往来の激しいこの辺りは、標識によれば日本橋から17km。旧道の香りが余りないので早く国道からは抜けたいなあ。 |
 11:26 小治兵衛窪庚申尊 下り坂の先、交番近くに庚申尊がある。由緒についてはよく分からないので今度調べてみよう。 |
 11:33 旧道分岐 r254はそのまま下って行くが、旧川越街道は平行した右の細い道を行く。そろそろ東京都ともおさらばのはずである。 |
 11:38 八坂神社 細い坂道を下ると左手先には八坂神社と呼ばれる小さな神社。手前には道路工事の都合でまとめられた道祖神などがある。 |
 11:43 白子橋 和光市に入り白子川を渡る際、橋の欄干にはこの地に住んでいた童謡詩人の清水かつらの靴が鳴るの歌詞が書いてある。 |
 11:47 交差点左折 すぐの交差点は左折。この辺りが白子宿らしいが、あまり宿場の名残を残すものは見当たらない。 |
 11:49 白子郵便局 県道との交差点角には和光白子郵便局があり、その前の「白子宿通り」の看板で宿場を確認。 |
 11:49 大坂通り 県道を渡ると割と急な坂を登り始めるが、すぐの右手には雰囲気があり絵になる家がある。 |
 12:00 旧家 歩道橋を越えくらやみ坂通りを進んでいくと右手には蔵のある旧家が出現。議員の看板とこの家の表札の苗字は同じ。 |
 12:05 酒屋は左折 県道に出たら左に折れ、すぐ第三小学校歩道橋を渡る。しばらくは車とご一緒せざるを得ない。 |
 12:22 本町小学校 この交差点の先に斜め右に分かれる道に入っていく。ただしこの旧道はあっという間に元の道に戻る。 |
 12:44 ベビー用品店 今日は適当なトイレが無いと思っていたら、何と東海道の 四日市近くでトイレを借りた のと同じ店があり助かる。 |
 12:45 旧道は右へ ベビー洋品店の先を右の細い旧道へ入っていく。どうやら住所としては朝霞市に入ったらしい。 |
 12:48 膝折不動尊 細い道を進んで3分程進んで振り返ると膝折不動尊。しかし膝折とはおもしろい地名だ。 |
 12:52 脇本陣跡 街道沿いにひときわ重厚な建物があるが、資料によれば脇本陣だそうな。中に人がいたが、維持するのが大変そう。 |
 12:57 旧道は左 先の脇本陣から左に郵便局などを過ぎ、膝折宿町内会館という交差点に出たら左折して先に進む。 |
 13:02 マンション脇へ 黒目川という川を渡り、朝霞と新座の境目のようなマンション脇の細い坂を上っていく。 |
 13:07 住宅街 坂を上がり切ると細い住宅街の道となる。このまましばらく進むが、先には広い通りを行く車が見える。 |
 13:10 横町の六地蔵 またまた車の多い道に合流すると左手には6体のお地蔵さん。6通りの迷いから救ってくれるとか。 |
 13:15 野火止大門交差点 右にかやぶき屋根の家があるこの交差点から、しばし街道をはずれて平林寺に向かうことにする。 |
 13:35 平林寺 20分ほど歩くと武蔵野の名刹平林寺入口に到着。若い頃来た記憶があるが景色などは覚えていない。 |
 13:40 野火止用水 寺自体は室町時代の建立だが、広大な境内には野火止用水などもあり、ゆっくりと散策する。 |
 14:07 街道復帰 平林寺を後にし。畑の残るのどかな道を、先の野火止大門交差点まで戻って来る。 |
 14:15 武蔵野線ガード 県道を再び先に進むと武蔵野線のガードが見えてくる。本日終了予定地点は間もなくだ。 |
 14:24 新座駅前 ガードを左に折れ、その先をに右に曲がると新座駅に着く。水車などが見えるところで1枚パチリ。 |
 14:25 新座駅 JR新座駅に到着。街道歩きは1月末の日光・奥州街道の最終回以来8か月ぶりだがやはりイイね。 |