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東京都◆7.山草のみち 御獄駅→上日向バス停
 2004年09月11日(土) 曇り  所要時間:5時間58分
 距離:14.7km(推定)、区間歩数:23,163歩
 (参考)当日総歩数:26,707歩

行き 大森町駅発05:14(京急)、川崎駅05:32(南武線他)、御獄駅07:29
上養沢バス停07:31
コースタイム 御獄駅07:33→惣岳山08:58→岩茸石山09:38→逆川の丸10:52→黒山11:13
→ゴンジリ峠11:36→棒の嶺11:53→奥茶屋13:00→上日向バス停13:31
帰り 上日向バス停13:48、13:57川井駅14:03、15:45品川駅15:54、大森町駅16:11
コース軌跡 標高イメージ
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「関東ふれあいの道」東京都の最終コース第7回は、JR青梅線御獄駅からすぐ山に入っていく。天気に恵まれず、何度か延期した本日も雨または曇りの予報。惣岳山、岩茸石山から黒山、棒ノ嶺へといくつかのピークを抜けて上日向バス停へと向かうコースは6時間ほどかかるらしい。雨が降らないことを願いつつ、少し涼しくなった初秋の東京都最終回にチャレンジ。では、レッツ・ゴー!!
camera.gifは踏破証明の指定撮影ポイント

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07:32 御獄駅 ここで降りる人は思ったより少ない。何人かいたが、御岳山へのバスに向かう人がほとんどだ。まあ、いつものことで「関ふれ」のコースに向かう人はほとんどいない。今のところ雨も降っていないぞ。

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07:34 惣岳山入口 駅前の青梅街道に出てほんの少し戻ると、斜め左に入る道の案内があるので、それに従って進む。前回終了時に下見したときにはうまくみつけられなかったのだが、今日はすぐ発見。

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07:36 青梅線踏切 「玉川屋」とい茅葺きのそば屋の前を斜め左に登って行くと青梅線の踏切に出る。まわりにはハイカーや登山者らしき人はまったく見当たらない。

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07:37 慈恩寺 さらに進むと案内板が「慈恩寺」というお寺の中へ進むよう指示しているように見える。半信半疑だがそのまま行くと赤い装束のお地蔵さんの手前に左奥に進む道がある。

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07:50 登り坂 慈恩寺を巻くように裏側の小さな祠を左に見て、山道をさらに10分ほど登ると、最初の指導標。急だが歩きやすい土を踏みながら、植林帯の間の細い道を行く。

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07:52 鉄塔下1 ほどなく送電線の下に出る。ここは樹木が無いので両側の視野が開けている。左下には御獄駅近くが見えている。遠くには山々が見えているが残念ながら名前がわからない。

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08:01 猟友会 さらに10分ほどいくと、突然、ライフルを肩からぶら下げた男がいるでは無いか。スワ、犯人が山に逃げ込んだ?な、ことは無くて、有害鹿を駆除しているそうだ。でも撃つなよ!

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08:02 鉄塔下2 すぐにまた鉄塔が登場。ここの道沿いもさらに何人かの僚友会メンバーガがいる。「注意しているから大丈夫ですよ」と言うが当たり前だ。そう言えば遠くに猟犬の鳴き声も聞こえる。

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08:08 沢井への分岐 御獄の1つ手前、沢井駅から上がってくる道と合流。距離表示を見ると惣岳山へは半分弱来たことになる。と言っても全体から見ると十分の一くらいだろうけど。

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08:24 遠見の山桜 看板によれば皇太子様と雅子様が惣岳山に登られた時のお休み処だそうだ。ところで、ここで左にやや下る道と右に登る道があって悩む。登りを理由に右を選んで正解。

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08:37 しめつりの御神木 先の桜からさらに10分ほど登ると細いしめ縄が張ってある場所に着く。惣岳山の頂上には神社があるそうだが、ここからがその境内ということなのだろうか?

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08:46 高水山への分岐 今日行く予定の惣岳山、岩茸石山に今日は行かない高水山を会わせて高水三山と呼び手軽な人気登山コースだそうだ。ここは迷わず惣岳山に向かう。

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08:47 井戸窪 すぐ横には水の湧き出る祠がある。ここも神社の領域であることが看板から伺える。7月8月に比べれば暑さは和らいだが、汗がかなり出る。でも、もう間もなく頂上に着きそうなので、ひたすら登っていく。

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08:58 青渭(あおい)神社 井戸窪から約10分で惣岳山の頂上756mに到着。なぜか頂上の青渭神社は金網で囲われている。

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09:00 惣岳山指導標 まだ先は長いので、記念写真の後、ほんの一瞬水分補給もそこそこに先を急ぐ。案内板に従って、神主さんのいない神社の右手の細い道を降りていく。

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09:08 急な下り 一転して道とは言えない急激な下り坂(写真は下から振り返ったところ)。ここで長靴で登ってくる明らかに登山者で無い。妙な爺さんとすれ違う。時間を聞かれたがどうも口がきけないようだ。謎だ。

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09:10 惣岳山下 この写真で言うと左上から急坂を降りてきたことになる。苦労して降りている間に、おじさんはすいすいと登ってあっという間に消えた。やはり、謎だ。

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09:12 進行方向左手景色 急坂を降りて尾根道を歩き始めてすぐに左(西)側に大きな景色が見えてくる。木々の間を進むことが多いので、こういう景色が見えると何かホッとする。

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09:31 岩茸石山下 先の景色から20分ほどアップダウンを繰り返すと岩茸下山への下部に出る。看板には100mとあるが山では、特にこういう山頂への少しの登りはきついところが多い。

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09:38 岩茸石山 予想通り最後の急な登りを終えると素朴な手書き看板の岩茸石山の頂上793mに到着。ちょっとした広場で休憩できそうだが、ここには誰もいない。まだ早いので次へ歩を進めよう。

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09:45 嵐の跡? 黒山、棒ノ折山(棒ノ嶺)へ下る道はススキや草で足下もよく見えない。直後の急な坂を下ると、足場はある程度安定するが、歩く人がすくないのか倒木などがそこかしこにある。

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10:05 登り 地図に名坂峠というのがあるがよくわからないままアップダウンを繰り返し、また急な登り坂になる。坂の上には左に行くよう指示している指導標が見えるのでまずはあそこまで行こう。

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10:40 見晴し台? 植林帯の中を進む内、時々展望の開けるところがある。岩茸石山を出て約1時間。見晴し台というほどでは無いが木の柵があり、展望に見とれて下の谷底に落ちないようにしてある場所がある。

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10:52 逆川の丸 ここでも841mという手書きの看板が吊り下げられている。地図には無い地名だが高低差では岩茸石山から1時間ちょっとで50m位しか稼いでない。まどこの後がきついということ?

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11:11 黒山下 岩茸石山を出て約1時間半、やっと黒山の下にたどりついた。この間誰にも会わなかったなあ。そもそも惣岳山辺りまででも猟友会と謎の爺さん以外にはハイカーらしき人はいない。

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11:13 黒山 人に合わないなと思っていた直後、黒山の頂上ではガスバーナーで湯をわかし昼食の準備をしている人に出会う。聞くところによると同じコースだが30分ほど早く出発しているようだ。

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11:23 すれ違い 黒山を出て10分ほどのきつい登りに取りかかった頃向こうから下ってくる「本物」のハイカーに出会う。普通の人とすれ違いでほっとするのは何故?

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11:36 ゴンジリ峠 御獄駅を出発して約4時間、ようやくゴンジリ峠に到着。漢字では権次入峠と書く。ここは埼玉県の名栗湖方面からのコースと合流地点でもあり、ハイカーが何人かいる。

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11:41 木の階段 どこまで続くこの階段、という感じで目の前には最後の登りが待っている。向こうから来る人、前方を熊よけの鈴をつけて歩く人。まわりの様子はさまざまだがこちらは急坂をゆっくり登るしかない。

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11:50 棒ノ嶺 26秒


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11:53 棒ノ嶺 約10分の階段登りで棒ノ嶺に到着。

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12:00 下り道 ところで、これまでのコースに比べるとこの山頂には子供も含めどこから来たのというくらいの人がいる。と言っても10組くらいだが。さあ、また草の多い、人の少ない道の下り開始だ。

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12:09 指導標はあるが 植林帯の中の、道があるような、無いような急坂を降りる。ときどき道標はあり、木にリボンがついていたり迷うことは無さそうだが、道としてはイマイチ。

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12:13 歩きにくい 傾斜もあり、土の間にときどき岩が出ていたり、決して歩きやすい下りとは言い難い。棒ノ嶺の山頂にいた人たちはここを登ってきたのだろうか、それとも埼玉側から登ったのだろうか?

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12:32 下り階段 棒ノ嶺から30分ほどで木の階段が登場。しばらくは緩やかで、土が削れていることもなく歩きやすい。でも今度は「マムシ」に注意の看板だ。まあ、ゴルフ場にも良くあるけれどね。

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12:40 小さな祠 膝の笑いが増える中、沢の音が少しずつ聞こえ始める。ほどなく小さな祠の横に出る。本日の無事を感謝しつつ、道標に従ってさらに右方面に下っていく。

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12:44 沢の水 沢沿いの細い道に出ると、今度は「滑る」危険にさいなまれる。土、石、木、水と地面の表情が様々に変化するが、その度に「ツルッ」となるのである。木の橋は特に要注意。

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12:52 わさび畑 金網やシートで進入を防止したわさび畑の脇の人一人が通れる程度の細い道を滑らないように気をつけながらずんずん進む。わさびが育つということは水がきれいなのだろう。

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13:00 秋奥茶屋 棒ノ嶺からジャスト1時間、最後の木の橋を渡ると奥茶屋に到着。手許資料のコースタイムは40分とあるが、その時間ではちと難しい。脇の川では川遊びに興じる人達がいる。

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13:01 一般道へ 奥茶屋の脇を抜けると車の通る舗装道に出る。上日向を13:08に出るバスがあるが間に合いそうも無い。でも13:48にもう一本あるはずだからのんびり行っても大丈夫だろう。

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13:05 百軒茶屋 道路沿いには今度は百軒茶屋がある。歴史的な背景はわからないが、今は川遊びの休憩や宿泊に使われている。夏休みは終わったが、土曜日の今日は多くの子供達の声がする。

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13:08 川遊び 道の下には大丹波川が流れている。河原では家族連れや若者のグループがバーベキューをしている。こちらの足の疲れなどつゆ知らずでいかにも楽しそうだ。

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13:29 最後の案内板 奥茶屋から30分、本日のコース終了間際の最後の道標だ。川井駅まで3.3kmとあるから、もしバスが無くても45分くらいあれば歩けそうだ。

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13:31 上日向バス停 さーて、本日の歩きは終了。予定のバスは逃したが、次のもある し、良しとしよう。本日分が終了ということは東京都コースが無事終了ということ、パチパチパチ。

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13:36 本日の昼食 休憩するような場所は無いので、道端で昼食だ。立川駅調達おにぎり、魚肉ソーセージ、アテネ・オリンピックでも使われたアミノサプリにミネラルウォ−ターと定番だ。

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13:48 西東京バス ここは始発であるが、青梅線の川井駅経由奥多摩駅バスは定刻通りだ。でも乗車するのは地元のおばあさんと私のみ。今回のシリーズはどこでもバスの利用客が少なく経営は大変そうだ。

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13:59 川井駅 10分で川井駅に到着。その後のバスは無人だ。この駅は無人駅だが近くの多摩川で川遊びする人が結構いる。当然、下車時の精算は自己申告。しかしsuicaの機械はちゃんと置いてある。

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14:00 散策マップ 駅構内には近くのマップがある。御獄駅からの今日のコースを確認し、一人で「フムフム」などと納得。あの中央線と同じオレンジの電車にて帰途へ。はい、お疲れさん。
関連情報
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関東ふれあいの道 首都圏自然歩道(関東ふれあいの道)概要
上日向〜川井 西東京バス

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