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Sun, 13/3/94 (第10日目)
やたらと人なつっこいエイ。
はれ、強風


7.00、起床。9時間睡眠。昨日の喰い過ぎがたたって、なかなか目がさめなかった。

8.30、今日もEnglish Breakfast責め。オレンジマーマレードは昨日の3分の1におさえた。

9.30、チェックアウト。

9.50、車をとってきて、荷物を積み込み、いざ出発。

10.00、ガソリンスタンドで給油。セルフなので緊張する。タンクからあふれてガソリンまみれになるのではないかと心配だ。が、ストッパが着いていたので、満タンになると自動的に止まる。売店のお姐さんに番号を告げて支払い。

150マイル走って17.4lだから、リッター約14キロってことで、結構燃費良いのだな。

12.00、もうブライトンは間近だ。なんせ、時速130キロ(80マイル)で流れる高速なもんだから、あっと云う間にここまで来てしまった。ガソリンスタンドの売店でアイスを買って、車の中で食べる。ふぅ〜っとひと息ついた。

12.45、ブライトン着。AAのBBで目を着けておいたB&Bの前の道路に車を横付けして、チェックイン。3つ星りクラスだと、こんな感じなのね。でも、Full English Breakfastだと云ってたしな〜。AAのBBに割引バウチャーがついていたので£1まけてもらった。シャワー、トイレ付き、ダブルの部屋で£34。ホテルの名前は、「Amblecriff Hotel」。ガイド本の最初の方からあたるので、Aのつくホテルになることが多い。

<以上、T>

13.30、まずひと息ついて、ブライトンの路上に出る。強風波高し、船舶は要注意。カモメが鳴く。これじゃワイト島行きフェリーも欠航だろう。

13.40、海岸ぺりを歩いてみるが、玉砂利がざらざらしていて歩きにくい。ものすごい風の中で、人々はフィッシュ&チップスを喰っている(この人達は口の中がジャリジャリしても平気なんだろうか?)。

13.45、波とたはむれる人々、きゃあきゃあ云ふ子供がサルの如し。

13.50、海の上に造られた桟橋の上に、なにかあるらしいので行ってみる。ゲートをくぐって100mぐらい進むと、なんと、巨大ゲーセンドームがあるではないか...。TAITOとNAMCOの百連発! をを! ここは近郷近在の人々が家族連れで来る行楽地なのだな。足元から波の渦が見えるのでMはびびる(海上の30mぐらいの高さがあるのに床は単なる「すのこ」でできている、こわいよ〜ん)。

14.10、巨大ゲーセンドームを退出し、市内のロイヤルパビリオンへ向かう。ものすごい趣味の建物だ。アラブの石油成金でも最近ではこうはできまい。

14.20、そろそろ歩き疲れてきた。

14.25、パブがあったらはいろう。

14.30、ロンドンと違ってなかなか見つからないなー。

14.30、細い路地発見。パブがある。「Bath Arms」と云う。

<以上、M>

はいってみる。

こんなおにーさんが店員さんだった
(美化しすぎてちょっと気持ち悪い^^;)

15.00、恒例のアナウンスがあった。

「Ladies & Gentlemenもう暖簾の時間です。」

初めて聞くことが出来たので何だかうれしい。

15.15、パブを後にして、街のにぎわっている方角に向かう。海辺の街であるからして、うまいシーフードが喰えることを密かに期待していたのだが、いろいろ料理屋が軒を連ねているところからすると、一軒ぐらいはまともなのがありそうだ。

15.30、夕メシまでの暇つぶしに、水族館へ行ってみた。結構どころか、かなり古い(1870年代築)水族館で、設備が古めかしい。「エイ」にさわってエサを与えられるコーナーが大人気。「エイ」もすっかりペット化していて、おなかを見せてエサをねだる。


水族館のエイなど

海底トンネルもどきも大にぎわいだ。でも、あまりのスケールの小ささが、これまた笑える(8mぐらいしかない)。効果音だけはしっかり鳴っているのが、侘びしさをいっそうかもしだしている。

16.15、「BARTONS」なるイタメシ屋で、少々早いがディナーにする。

安い、満足。店のおやじは、床の上にこぼしたカプチーノを タオルを敷いて足でぐりぐりやって拭いていた。

<以上、T>

メシ屋の中にいる人々を見ていると、フランス語で話していたり、イタリア風だったりしておもしろかった。ブライトンの街はあんまりイギリス臭くないので(まるで地中海のような)、パブの中にもゲーム機とかわけのわからん物があっても違和感がない。

17.30、海岸ぺりを歩いて宿へ戻る。鳥の大群がかたまって西の方角へ飛んでいくのが見える。街灯がちらほら点き始めたので夕暮れの街で記念撮影する。

これが こうなる

18.00、宿へ戻って茶を飲むべく湯を沸かす。テレビで犬のコンテストをやっているので見る。全長1mの巨大なプードルが登場した。まるで動く盆栽だ...。

<以上、M>

21.30、しばしの間、前頁までにいたるけつを(この旅行記のことです)を読み返して笑う。大笑いする。自分で書くのも何だが、あまりにおもしろい。というか、おマヌケ珍道中だ。そろそろシャワーを浴びて寝ることにしよう。

21.40、「Battle of the Shower Booth〜シャワーブースの戦い〜」。

シャワーブースがあまりに狭い。あちこちぶつかってあざだらけになりそうだ。ブースは標準サイズで人間がでかいだけかもしれない。あざで済めばよいが、物が壊れるのは感心できない。注意しないと。

22.15、そろそろ歯を磨いて本当に寝ることにしよう。今日は10299歩。よく歩いた。

<以上、T>


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