5.35、起床。何時間睡眠か不明。本当によく寝た。30時間ぐらいずーっと寝続けた。背中が痛いのもだいぶ直ってきた。1リットル入りオレンジジエースの最後の一杯を呑み干した。
5.43、鳩が鳴き始める。結構早起きだ。ぐるっぽ、ぐるっぽ、ぐるぐるぐる。
5.53、体温を測った。36.7C。まだまだ本調子ではない。
<以上、T>
6.15、今日は早めの朝食にするべく起きあがる(鳩がうるさいな〜)。
6.30、仕度を始めることにする。
日曜日は、デパート関係と有名個人商店は軒並み休業状態となるので、買い物はできない。たとへ店が開いていたとしても、若い者向けの雑貨屋だったり、古着屋だったりする。独りでハムステッドの野っ原を歩くのも妙なので、今日は、日曜市の立つカムデン・パッセージとコヴェント・ガーデンのザ・マーケット周辺を攻略する。ついでに紅茶屋ウィッタードの場所を確認する。
9.30、再び単独で路上へ。ワン・デイ・トラベル・カードを買う。
11.00、コヴェント・ガーデンのザ・マーケット、店の半分ぐらいがまだ開店準備中なので、ぐるっとひとまわりする。どっかで弦楽四重奏の人々が演奏を始めたみたいだ。上手な人たちはすぐにお客が集まるので、小銭がすぐたまる。
11.15、
11.20、コヴェント・ガーデンから、チェルシーへ向かう。
<以上、M>
11.30、汗だく状態で目が醒める。37.3C。喉がカラカラなので紅茶をいれようと思う。昨日からいれっぱなしのティーポットは茶シブだらけですごい。カップにミルクを先に入れて茶シブがつかないようにするのは下層階級だという言い方があるらしいが、たしかに、一般庶民の知恵であるらし。茶シブを洗い流して、Mが買ってきて呉れたリプトンのアッサムを呑んでみる。水道水をくんでいれた。ドロっとしている。ウォーカーズのショートブレッドをお茶請けに食べる。
さっきから、BBC1は「おかあさんと一緒」の如き母子番組をやっている。
ベッドメイクのおばちゃんにTIP。
<以上、T>
11.30、サウス・ケンジントン着。町内を探検しながらフィジック・ガーデン方面を目指すも、道がぐねぐねして遠い。
フルハム・ロードの骨董屋アンティークォリアス発見、しかし本日休業。しかしっ! その向かいのウィッタード本店は営業中だ。紙パック入り紅茶を買う。よしよし。
11.50、チェルシー・フィジック・ガーデンにたどり着いたが、冬場は休園中みたいだ。対岸にバタシー・パークが見える。そろそろ歩き疲れたので、タクシーでもつかまえて繁華街へ戻ろうと試みるが、どれもこれも客が乗っていてつかまらない。しょーがないのでバスに乗ったら、変な下町の方へ向かっていくので一度下車する。
次のバスはフルハム・ロードを北上してサウス・ケンジントンへ向かう様子なので、それに乗る。このあたりは最寄りの地下鉄が一カ所しかないので、入り組んだ路地に入ったが最後、なかなか目的地に着くのに難儀するのだ。負けないぞ。
12.20、テレンス・コンラン・ショップの近くで下車。きっとコンランも本日休業だろうから、まっすぐ宿へ戻ってTの様子を看ることにする。
12.45、クイーンズ・ウェイ駅着。件の食料品屋で食料調達。
週刊誌「Big & Fat」発見。でもこれは買わない。
13.00、宿に着いたが、熱の下がった様子はない。明日になってもこのまま調子が戻らないようならば、あと2日は延泊して休まないと遠出はできないだろう。
<以上、M>
15.00、Mが買ってきて呉れたサンドイッチで昼食。
BBC1では、ローン・ボウリングをやっている。あまりにスローモーションなスポーツなので、観客はぢぢばばばかりだ。
<以上、T>
16.00、なんだか足腰がだるい。半日で、14954歩も歩いたせいだ。ちょっと横にでもなるべ、と思っていたら19.00頃から熱が出てきた。セキが出て、頭がぼーっとするけど、別に気持ち悪くならないのは有り難い。むしろ、車酔いの方が、数段たちが悪いのだ。19.00現在、37.8C。
<以上、M>